ご挨拶

高付加価値の再生可能エネルギーが、より身近なものになる社会を目指して

再生可能エネルギーに対する社会的な期待が、かつてないほど高まっています。

2018年に政府が策定した「第5次エネルギー基本計画」では、2030年に向けたエネルギーミックスの確実な実現と、2050年に向けた「エネルギー転換」「脱炭素化」への方針が打ち出されました。RE100企業といった環境意識の高い企業も世界的に増えており、国際的な観点からも再生可能エネルギーの重要性は高まっていくことが見込まれます。

そうした背景に加えて、日本国内では2016年に電力小売が全面自由化され、市場に多くの企業が参入したことで、競争が激化している現状もございます。電力を購入するお客さまにとっては、より多くの選択肢の中から電力会社を選ぶことができるようになった一方で、私たち提供者側はどのような「価値」をお客さまに提供できるのか、あらためて考えなければいけない局面に差しかかっていると言えるでしょう。

我々エバーグリーン・マーケティング株式会社は、老舗の新電力会社イーレックス株式会社と、東京電力エナジーパートナー株式会社が共同で立ち上げた会社です。

イーレックスは1999年の創業以来、バイオマス発電のリーディングカンパニーとして、お客さまのさまざまなニーズにお応えする小売体制を確立し、全国に販売ネットワークを拡充してまいりました。自社発電所も各地に保有しており、再生可能エネルギーの調達と供給、そこにおけるノウハウと付加価値の提供には確かな実績がございます。

東京電力エナジーパートナーは、小売電気事業にて培ってきた大規模なサービス開発力と、その提供にまつわる深い知見、加えて省エネ・省コストを実現するための柔軟かつ多彩な提案力に高い評価を受けている会社です。

これら2つの企業のノウハウと強みを融合させることで、我々エバーグリーン・マーケティングは、高付加価値の再生可能エネルギーをお客さまに提供して参ります。2社がこれまでに蓄積してきた知見を統合し、それを十二分に発揮することで、コスト面にメリットがあるプランから、より環境面に配慮したプランまで幅広く対応できるご提案体制を整え、お客さまのあらゆるニーズに全力でお応えいたします。

私たちが事業を通じて目指しているのは、再生可能エネルギーが特別なものではなく、もっと身近なものとして私たちの暮らしの中に存在する社会の実現です。そうしたビジョンを実現するためにも、さまざまなパートナーやステークホルダーの皆様と協力し、「共創」をモットーとしながら、より価値の高い再生可能エネルギーをお客さまにご提供できるよう、未来に向けて邁進して参ります。

エバーグリーン・マーケティング株式会社
代表取締役社長 田中稔道