500Wの電気代はいくら?計算方法や対象の家電製品、節約方法まで解説

2024年03月09日

日常生活に欠かせない電気ですが、家電製品を使うと、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか?今回は、500Wを使用した場合の電気代を求める計算方法をご紹介します。500Wの家電製品や節約方法も解説するので、合わせてご確認ください。

電化製品には、その製品を稼働するために必要な電力である「消費電力」が記載されています。消費電力は電化製品によって異なり、かかる電気代が変わるのです。

さて、電気代は以下の計算式で求めることができます。

1時間当たりの消費電力(kW)×使用時間(h)×1kWh当たりの電気料金(円)

ただし、家電製品などに表示されている1時間当たりの消費電力はkWではなくWです。そのためWをkWに変換する必要があります。kWを求める計算式は以下の通りです。

1時間当たりの消費電力(W)÷1000

1kWh当たりの電気料金は、契約している電力会社やプランによって異なりますが、ここでは目安単価の31円として計算を行います。

そのため、500Wの電化製品を1時間使用した場合の電気代は、下記の通りです。

500(W)÷1000=0.5(kW)
0.5(kW)×1(h)×31(円)=15.5(円)

例えば、1日8時間使用した場合の電気代は、15.5(円)×8(h)=124(円)、1日8時間を1ヶ月(30日)使用した場合の電気代は、124(円)×30(日)=3,720(円)です。

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500Wの家電製品には、以下のようなものがあります。

  • エアコン(6畳用など)
  • 縦型洗濯機(12㎏用など)
  • ホットカーペット
  • こたつ
  • プラズマテレビ
  • 布団乾燥機
  • コーヒーメーカー

ご家庭にある身近な家電製品が500Wで稼働していることが分かるでしょう。ただし、エアコンなどの暖房器具は、設定温度や風量によって消費電力が変化するため注意が必要です。

ここで、「電子レンジは500Wの家電製品ではないの?」と疑問を持たれる方もいるかもしれません。電子レンジのレンジ機能には500Wや600Wといった設定ができるためです。

結論から言うと、電子レンジの消費電力は500Wではありません。500Wでレンジを使用しても、実際は1000W近くの電力を消費しています。

電子レンジの500Wという表示は「その食べ物を温めているエネルギー」を示しています。電子レンジを動かすエネルギーなどが余分にかかるため、実際は1000W近くの電力が必要なのです。

先ほど計算したように、500Wの電化製品を1時間使用した場合の電気代は15.5円ほどです。この電気代に「安さ」を感じる方も多いでしょう。ところが、家電製品を複数使用することで電気代は増加し、1ヶ月使い続ければ予想以上に電気代が高くなってしまうものです。

そこで、500Wの家電製品の電気代を節約する方法をご紹介します。今回は、ホットカーペット、プラズマテレビ、コーヒーメーカーの3アイテムについて確認していきましょう。

ホットカーペットの電気代節約術

ホットカーペットは熱が逃げやすい家電製品です。暖房器具を使用する冬の季節は床も冷えるため、ホットカーペットの熱が冷たい床に吸収されてしまいます。

そこで、ホットカーペットの電気代を節約するならホットカーペットの下に断熱シートを敷く方法がおすすめです。熱が逃げにくくなるので、低い温度設定でホットカーペットを使用しても暖かさが維持されるでしょう。

また、ホットカーペットを購入する際は、あらかじめ必要な大きさを確認することもポイントです。必要な面積だけを暖めることで、無駄な電力を消費せずに済みます。最近では、温める面積を切り替えられるホットカーペットも商品化されています。

プラズマテレビの電気代節約術

プラズマテレビは一般的な液晶テレビと比較して消費電力が大きいことで知られています。現在、プラズマテレビの多くは生産が中止となっていますが、買い替えを検討する場合は液晶テレビを購入することで電気代を節約できるでしょう。

また、プラズマテレビを使用する場合は、音量を下げたり明るさを落としたりすることで電気代を節約することができます。ただし、あまり画面を暗くし過ぎると視力の低下につながるため、適度な明るさ調節が大切です。

コーヒーメーカーの電気代節約術

コーヒー好きなら、コーヒーメーカーをご家庭に常備している方も多いのではないでしょうか。コーヒーの豆挽きからドリップまでの時間は短いですが、コンセントに差しっ放しにしていると消費電力が発生してしまいます。

コーヒーメーカーを使用しない時はコンセントから抜き、待機電力を抑えることで電気代を節約することが可能です。また、保温機能も電力を消費するため、できるだけ保温機能を使用しないことで節電につながります。

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500Wの家電製品を工夫して使用すれば、電気代を節約することができます。それでも「電気代が高いな・・・」と感じる場合は、電力会社の切り替えがおすすめです。

ご家庭ごとに電力会社を選べる現代では、電気料金の見直しを行うことでおトクに電気を使用することが可能になりました。

現在契約している電気プランを確認し、よりおトクなプランを展開する電力会社がないかチェックしてみましょう。

ユニークなプランを展開するエバーグリーン

『エバーグリーン』は東証プライム市場上場のイーレックスグループの電力会社です。

エバーグリーンの大きな特徴の一つが、エコです。エバーグリーンは実質再生可能エネルギー100%の、二酸化炭素排出の無い電力を皆さまに供給しています。

エバーグリーンの電気プランへの切替により削減できる年間のCO₂排出量は、一般的な家庭で1,562kg-CO₂/年。これは杉の木約112本が一年間に吸収する量に相当します。

※300kWh/月×12か月×0.434kg-CO₂/kWh(令和3年度全国平均係数)より算出
※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

また、ユニークなプランもあります。例えば、歩いたポイントで電気料金がおトクになる「あるく・おトク・でんき」、電気と保険がひとつになった「保険でんき」などです。

エバーグリーンでは、沖縄県と一部の離島を除く全国の皆さまの元へ電気をお届けいたします。ご検討時からアフターフォローまで充実しているので、電力会社の切り替えが初めての方もどうぞご安心ください。

お申し込みはWEBから5分程度で完了し、面倒なことは必要ありません。詳しい電気プランの内容やお申し込みの流れに興味のある方は、エバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

今回は、500Wの電気代の求め方や対象となる家電製品、節約術についてご紹介してきました。

500Wを1時間使用した場合の電気料金は15.5円と安く感じますが、複数の家電製品を使用したり、毎日使い続けたりすることで高額な電気代になる恐れがあります。

ホットカーペットやプラズマテレビ、コーヒーメーカーなど身の周りの家電製品を工夫して使用することで、電気代の節約につながるでしょう。節約してもなかなか安くならない場合は、電力会社を切り替えることでおトクに電気を使用できるかもしれません。

『エバーグリーン』では、お客様のニーズに合わせてユニークなプランを展開しています。電力会社の切り替えを検討されている方は、ぜひエバーグリーンの公式ホームページをチェックしてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

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