浴室暖房の電気代はいくら?上手に節約して冬場のお風呂を快適に楽しもう

2024年03月12日

寒い時期のバスタイムを快適にしてくれる浴室暖房。冬場のヒートショック対策にも役立つ便利な機能ですが、「電気代が高くなりそうで心配」という方も多いでしょう。実際、浴室暖房にかかる電気代はどれくらいなのでしょうか?手軽に実践できる節電方法とあわせてチェックしていきましょう。

浴室暖房とは、浴室暖房乾燥機に搭載されている暖房機能のこと。

冬場の冷え切った浴室を暖めてくれるので、寒い時期も快適にお風呂に入れるのがメリットです。また、高齢の家族がいるご家庭では、冬に発生しやすくなるヒートショック対策にも役立ちます。

そんな便利な浴室暖房は、1時間使用すると約34.1~40.3円の電気代がかかります

浴室暖房の消費電力は高い

具体的な電気代を計算するために、まずは浴室暖房の消費電力をチェックしましょう。

浴室暖房の消費電力は機種や運転モードによって異なりますが、一般的には約1.1~1.3kWです。

【浴室暖房にかかる消費電力】

浴室暖房の運転モード 消費電力
「弱」・「入浴中」 約1.1kW
「強」・「入浴前(または予備暖房)」 約1.3kW

※参照機種:TOTO「TYB3111GA型」、三菱「V-141BZ5タイプ」、東芝「DVB-18S4」

浴室暖房は、消費電力が大きい家電として知られるドライヤーやアイロン(消費電力約1.2kW)と同じくらいの電力を消費します

一般的に、家電にかかる電気代は、消費電力に使用時間と電気料金単価をかけて算出するため、消費電力が大きい家電・使用時間が長い家電ほど電気代がかさみやすくなります

【電気代の計算方法】
電気代 = 家電の消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電料金単価(円/kWh)

ドライヤーやアイロンを長時間使うことは基本的にありませんが、浴室暖房は1日に1~2時間使うようなケースも多いため、電気代に注意しましょう。

浴室暖房にかかる実際の電気代

浴室暖房には実際どのくらいの電気代がかかるのか計算してみましょう。

電気料金単価は目安単価である31円/kWhとして計算すると、浴室暖房を30分間・1時間使用したときの電気代は下記のようになります。

【浴室暖房を30分間・1時間使用したときの電気代】

浴室暖房の運転モード 30分間の電気代 1時間の電気代
「弱」・「入浴中」 約17.1円 約34.1円
「強」・「入浴前(または予備暖房)」 約20.2円 約40.3円

さらに、浴室暖房を毎日1時間使った場合、1ヶ月・1年間でどれくらい電気代がかかるのかも見てみましょう。

【浴室暖房にかかる1ヶ月・1年間の電気代】

浴室暖房の運転モード 1ヶ月にかかる電気代 1年間にかかる電気代
「弱」・「入浴中」 約1,023円 約4,092円
「強」・「入浴前(または予備暖房)」 約1,209円 約4,836円

※1ヶ月は30日として計算
※1年のうちの使用期間は冬季の4ヶ月(11月~2月)として計算

浴室暖房にかかる電気代は、1ヶ月で約1,000~1,200円、1年間で約4,000~4,800円です。

ただし、この金額はあくまで1日の使用時間を1時間と仮定した場合で、使用時間が増えればその分だけ電気代は高くなります

例えば、家族の人数が多くて1日2時間使用するなら、1ヶ月で約2,000円以上、1年間で8,000円以上の電気代がかかります。

同様に、寒冷地域で浴室暖房を使用する期間が長い場合なども、電気代がかさみやすいので注意しましょう。

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浴室暖房の電気代を抑えるには、浴室の温度低下を防ぐのがポイントです。

浴室の温度を下がりにくくするための対策には、次の5つがあります。

  • 浴室の窓に断熱シートを貼る
  • 浴室の換気は必要なときだけ行う
  • 入浴前に床・壁に熱めのお湯をかける
  • 浴室の床にマットを敷く
  • 入浴直前に浴槽のふたを外しておく

浴室の窓に断熱シートを貼る

浴室の窓は基本的に1枚造りのため、外気の影響を受けやすいのが特徴です。

寒い時期には窓から冷気が入り込むうえに、浴室内の暖かい空気が窓から外へ逃げてしまうため、窓の断熱対策をして浴室内の暖かさをできるだけキープしましょう。

窓の断熱対策には、市販されている窓用の断熱シートを利用する他にも、安く手に入るプチプチやプラスチックダンボールを両面テープで窓に貼り付ける方法などがあります

また、耐水性・断熱性・軽量性に優れた断熱材「スタイロフォーム」を窓にはめ込むのも効果的です。

ただし、断熱シートやプチプチなどを窓に貼りっぱなしにすると、カビが生えやすくなります。家族全員の入浴が済んだら、窓から取り外してしっかり乾燥させましょう。

浴室の換気は必要なときだけ行う

浴室の温度低下を防ぐために、換気は必要なときだけ行うようにします。特に、入浴前・入浴中の換気は避けましょう

ただし、換気をしないとカビが発生しやすくなるので、入浴後はしっかり換気を行うことが大切です。

入浴前に床・壁に熱めのお湯をかける

入浴前に冷えた床や壁にシャワーでお湯をかけておくと、浴室内の寒さを軽減できます。入浴直前のタイミングで行うとより効果的です。

服を着たまま入浴前にサッと行える手軽な方法なので、ぜひ試してみてください。

浴室の床にマットを敷く

浴室の床がタイルなどの冷えやすい素材の場合は、マットを敷くことで床からの冷えを軽減できます

マットは滑り止めにもなるので、浴室内での転倒防止に役立つのも◎。

浴室マットはさまざまな素材のものがありますが、保温性を重視するならポリプロピレン素材のものがおすすめです。

入浴後は、マットに付いた皮脂や石鹸カスを冷水シャワーでよく洗い流し、しっかりと乾燥させてカビを防ぎましょう。

入浴直前に浴槽のふたを外しておく

入浴する直前にふたを浴槽から外しておくと、蒸気で浴室内を暖められます

その場合、浴槽にためるお湯の温度は少し高めにするのがおすすめです。

ただし、お湯の温度を高くすると、給湯器にかかるガス代(オール電化住宅の場合は電気代)が高くなる点には注意する必要があります。

給湯温度を上げることによって光熱費が高くなるのが心配な場合は、浴槽の湯量を見直す・追い炊きの回数を減らす・シャワーの時間を短くするなどの対策もあわせて行うと良いでしょう。

「浴室暖房の電気代をもっと手軽に節約したい」という場合は、電力会社の切り替えがおすすめです。

今よりも安いプランのある電力会社に切り替えることで、節電を意識しなくても浴室暖房の電気代を安く抑えられる可能性があります。

また、浴室暖房に限らず、家庭内で使用する家電の電気代がまとめて安くなる点も魅力です。

冬場にかさみやすいエアコンや電気ストーブなどの暖房器具にかかる電気代や、冷蔵庫・洗濯乾燥機など毎日使う家電の電気代も削減できるので、家計の負担軽減に役立ちます。

いったん電気代が安くなれば、節電効果はその後もずっと続くため、毎月の電気代を手間なく継続的に削減したい方は、ぜひ電力会社の切り替えを検討してみましょう。

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「電力会社を見直したいけど、どの会社を選べば良いのか分からない」という場合は、ぜひ『エバーグリーン』を検討してみてください。

エバーグリーンは、東証プライム市場上場の「イーレックスグループ」の一員で、20年以上の実績を誇る老舗の電力会社です。

沖縄・一部離島を除く日本全国に電気を供給しているため、地方にお住まいの方もお気軽にお申し込みいただけます。

エバーグリーンの特徴やメリットを見てみましょう。

CO₂フリーのエコな電気をお届け

イーレックスグループでは、全国5ヶ所でバイオマス発電所を運営するなど、環境に配慮した再生可能エネルギーの普及に積極的に取り組んでいます。

グループの一員であるエバーグリーンでも、実質再エネ100%の「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています

エバーグリーンに切り替えることで、電力使用によるCO₂排出量がゼロになるため、エコな電気に興味がある方は、ぜひこの機会にエバーグリーンへの切り替えを検討してみてください。

ライフスタイルやニーズに合わせて選べるさまざまなプラン

エバーグリーンでは、シンプルな通常プランの他にも、お客さまのライフスタイルやニーズに合わせて選べるユニークなプランをご用意しています。

【エバーグリーンの電気料金プラン】

あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が割引されるプラン。健康の維持にも電気代の節約にも役立ちます。普段からよく歩く方はもちろん、歩く習慣をつけたい方にもおすすめ。

保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン。電気料金の支払いのみで、自治体による自転車保険の義務化にも対応できるおトクなプランです。

気になるプランの詳細については、ぜひエバーグリーンのホームページでチェックしてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

なお、電気代のお支払い方法は「クレジットカード払い」「口座振替」の2種類から、お客さまのご都合・ニーズに合わせてお選びいただけます。

※エバーグリーンのホームページからお申し込みの場合、選択できるのはクレジットカード決済のみとなります

電気に安心・便利をプラスするサービス

エバーグリーンでは、毎日使う電気に安心や便利をプラスするサービスもご用意しています。

「でんきレスキュー」サービス

「でんきレスキュー」サービスは、万が一の電気トラブル時にご利用いただける無料の駆け付けサービスです。

「急に電気がつかなくなった」「ブレーカーが頻繁に落ちて困る」などの急な電気トラブルが発生した際に、お電話1本でご自宅にお伺いして、点検・応急処置などを実施します。

エバーグリーンの低圧電気サービス(従量電灯、低圧電力プラン)をご契約いただいたお客さまなら誰でも気軽にご利用いただけます。

「LINEで電気料金お知らせ」サービス

「LINEで電気料金お知らせ」サービスにお申し込みいただくと、毎月の電気代のお知らせをLINEで受け取れます

LINEを開くついでに手軽に電気代をチェックできることに加えて、毎月の電気料金が50円割引(年間で600円割引)になるのも嬉しいメリットです。

紙の検針票を処分する手間も省けるので、ぜひご活用ください。

Webから5分程度で簡単申し込み

エバーグリーンへの切り替え申し込みは、Webから5分ほどで簡単に完了します

お申し込みの際には、現在の電気のご契約内容が分かるもの(検針票)をお手元にご用意いただくとスムーズです。

なお、現在ご契約中の電力会社からの切り替え手続きはエバーグリーンが行うため、お客さまから電力会社へご連絡いただく必要はありません。

この機会にぜひエバーグリーンへの切り替えをご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

冬のバスタイムを快適にしてくれる浴室暖房ですが、便利な機能である反面、使用時間が長いと電気代が高くなってしまうので注意が必要です。

浴室暖房を使う際の電気代が気になる場合は、電力会社の切り替えもぜひ検討してみましょう。

エバーグリーンでは、通常プランだけでなく、お客さまのニーズに合わせたプランもご用意しています。

エコな電気をお届けしているエバーグリーンなら、地球環境に配慮できるのも嬉しいメリットです。

興味のある方は、ぜひエバーグリーンのホームページをチェックしてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

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エバーグリーンは「グリーンがもっと当たり前の社会」を目指し、CO2フリーな電気を提供しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。