近年の物価高の現状
「以前と比べて月々の出費が増えている」と感じるご家庭も少なくないでしょう。公的な統計データを紐解きながら、近年の物価高の現状や、物価高が家計におよぼす影響を解説します。
消費者物価指数(CPI)で見る物価上昇の現状
物価の動きをつかむうえで参考になるのが、総務省が毎月公表している消費者物価指数(CPI:消費者が購入するモノやサービスの価格の動きを示す指標)です。
総務省統計局によると、2025年(年平均)の総合指数は111.9で、前年と比べて3.2%の上昇となりました。
天候などで振れやすい生鮮食品を除いた指数でも前年比3.1%、さらに生鮮食品とエネルギーを除いた指数でも前年比3.0%上昇しており、幅広い品目で値上がりが続いていることがわかります。
過去数年を見ても、総合指数の前年比は2022年が2.5%、2023年が3.2%、2024年が2.7%、そして2025年が3.2%と、数年にわたって高い水準で推移してきました。少しずつの値上げでも積み重なれば家計への負担は大きくなります。
食料・エネルギーなど生活必需品の値上がり
総務省統計局のデータによると、2025年(年平均)の食料は前年比で6.8%上昇し、生活必需品のなかでも特に大きく値上がりしています。
なかでも米などの穀類は前年比21.9%と大きく値上がりしています。菓子類や調理食品、外食なども軒並み上がっており、食卓まわりの支出が増えていることが伺えます。
光熱・水道も前年比3.6%の上昇で、そのうち電気代は前年比5.3%上がっています。食費や光熱費といった、どのご家庭でも欠かせない支出が揃って上昇しているため、家計全体の負担感が増していると言えます。
見直す前に知っておきたい!物価高に負けない家計の考え方

物価高対策の基本は、家計の支出を「見える化」し、一度見直せば節約効果が続く費目から優先的に手をつけることです。やみくもに我慢を重ねるのではなく、効果の出やすいところから取り組んでいきましょう。
まずは家計の支出を「見える化」する
家計を見直す第一歩は、毎月何にいくら使っているのかを正確に把握することです。支出を「見える化」することで、無駄な出費や削れる項目に気づきやすくなります。
最近では、レシートを撮影したり銀行口座やクレジットカードと連携したりするだけで、自動的に収支を記録できる家計簿アプリもあります。自分が続けやすい方法で、まずは1ヶ月分の支出を書き出してみましょう。
参考までに、総務省の家計調査によると、二人以上の世帯の消費支出は2025年で1ヶ月あたり31万4,001円でした。ご家庭の支出と平均を比べてみると、力を入れて見直すべき項目が見えてきます。
一度の見直しで節約効果が続く費目から着手する
家計の見直しは、電気代や通信費、保険料など一度見直せば節約効果がずっと続く費目から着手するのが、無理なく続けるコツです。
節約というと、まず食費や娯楽費などを切り詰めがちですが、我慢が続くと長続きしません。
一方で、契約や料金プランの見直しは、最初に手続きを済ませれば、特に意識しなくても節約効果が続きます。
まずは契約まわりの見直しで支出の土台を軽くし、毎日の工夫で積み重ねる節約は無理のない範囲で取り入れていきましょう。
物価高の対策として家庭で今すぐできること【費目別】

ここからは、物価高の対策として家庭で今すぐできることを、「水道・光熱費」「通信費」「保険料」「食費」などの費目別に紹介します。効果が続く契約の見直しから順に取り組んでみましょう。
水道・光熱費を見直す
水道・光熱費のなかでも電気代・ガス代は、契約する会社や料金プランの切り替えだけで見直せる費目です。電気代は2025年(年平均)で前年比5.3%上昇しており、家計への影響は小さくありません。
2016年4月の電力の小売全面自由化により、今はどのご家庭でも電力会社や料金プランを自由に選べます。これまで一度も電力会社を見直したことがないご家庭なら、自分の暮らし方にあったプランに変えるだけで、電気代を抑えられる可能性があります。
また、水道・光熱費は、毎日使う家電や水まわりの使い方を少し工夫することでも抑えられます。例えば、資源エネルギー庁で紹介されている節約術と節約額の目安は次の通りです。
| 節約術 | 節約額の目安(年間) |
|---|---|
| エアコンの冷房設定温度を27℃から1℃上げる | 約940円 |
| エアコンのフィルターを月に1〜2回清掃する | 約990円 |
| 暖房の設定温度を21℃から20℃にする | 約1,650円 |
| 冷蔵庫にものを詰め込みすぎず半分程度にする | 約1,360円 |
| 冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」にする | 約1,910円 |
| 食器を洗う際に給湯器の設定温度40℃から38℃にする | 約1,430円 |
どれも小さな金額ですが、毎日の積み重ねで着実に水道・光熱費を抑えられます。
通信費・サブスクリプションを見直す
通信費は、料金プランの見直しや乗り換えで今すぐ減らせる代表的な費目です。
総務省統計局のデータでも、2025年(年平均)の通信料(携帯電話)は前年比8.7%上昇しており、負担が増えています。大手キャリアを使っている場合は、格安SIMへの乗り換えやプランの変更を検討すると、毎月の通信費を抑えられる可能性があります。
あわせて、動画や音楽などのサブスクリプションサービスも見直しましょう。「初月無料で登録したまま使っていない」「加入していることを忘れていた」というサービスは、意外と多いものです。本当に使っているものだけを残すことで、毎月の固定費を確実に減らせます。
保険の契約内容を点検する
保険料は、保障の重複や過不足を点検することで無駄を減らせる費目です。生命保険や医療保険に加入してから一度も内容を見直していない場合は、点検してみましょう。
結婚や出産、子どもの独立といったライフステージの変化に伴って、必要な保障の内容や範囲も変わります。複数の保険に加入している場合は、補償が重複していないかも確認しましょう。重複している部分があると、無駄な保険料を払い続けることになります。
食費はまとめ買いと使い切りで抑える
値上がりが続く食費は、食材の買い方と使い方の工夫で負担を抑えられます。
資源エネルギー庁によると、家庭の生ごみの約4分の1は食べ残しや保存していたものです。あらかじめ献立を考えてから買い物に行き、使い切れない量を買わないようにすると、食費の無駄を減らせます。メモなどを活用して冷蔵庫内の在庫を把握しておくのもおすすめです。
キャッシュレス決済でポイントを活用する
日々の支払いをクレジットカードやスマートフォン決済などのキャッシュレス決済に切り替えると、ポイントが還元される分だけ実質的な支出を抑えられます。
貯まったポイントは買い物や生活費の支払いにあてられるほか、利用履歴が自動で記録されるので支出の把握にも役立ちます。ただし、使いすぎを防ぐために、こまめに利用状況を確認することが大切です。
電気代の節約には電力会社の見直しがおすすめ

電気代の負担を減らすには、一度変更すれば継続的な節約が見込める電力会社の見直しが効果的です。
日々の細かな節電を意識し続けるのは負担になりますが、契約自体の切り替えであれば最初の一回の手続きで完了します。
ご家庭の利用状況に合った最適な料金プランへ変更することで、毎日のやりくりに悩むことなく、月々の電気代をスマートに削減できます。物価高への備えとして、まずは現在の電気契約の確認・見直しから始めてみましょう。
エバーグリーンの電気で家計にも環境にも優しい暮らしを

電力会社の切り替えを検討するなら、『エバーグリーン』がおすすめです。
エバーグリーンは25年以上の実績がある老舗の電力会社で、累計契約件数は19万件を突破しています(2025年9月末時点)。
国内有数のバイオマス発電事業者であるイーレックスと東京電力エナジーパートナーの共同出資により設立された電力会社のため、安心してご利用いただけます。
エバーグリーンのプランのなかでも、物価高が気になるご家庭におすすめなのが『スマートゼロプラン』です。
基本料金0円&単価一律のシンプルな料金設計
スマートゼロプランの最大の特徴は、毎月必ず発生する「基本料金」が0円であることです。電気を使った分だけ支払う仕組みのため、旅行などで長期間家を空けるときも無駄な固定費がかかりません。
また、電気をどれだけ使っても料金単価は一律なので、冷暖房で電気を多く使う季節でも料金が跳ね上がる心配がありません。家計の見通しが立てやすいのが、大きな魅力です。
新規お申し込みでAmazonギフトカード5,000円分がもらえる
今ならスマートゼロプランへの新規お申し込みで、Amazonギフトカード5,000円分がもらえるキャンペーンを実施中です。
お申し込みはWebサイトから約5分で完了します。現在の電力会社への解約連絡もエバーグリーンが代行するため、手間なく切り替えられます。
物価高で家計への負担が気になる方は、ぜひ検討してみてください。
※Amazonギフトカード提供の適用条件はエバーグリーン公式サイトをご確認ください。
再エネ電気だからCO₂排出量を実質ゼロにできる
エバーグリーンの電気は、家計だけでなく環境にも優しいのが魅力です。
家庭から排出されるCO₂のうち、約半分は電気の使用によるものです。エバーグリーンでは、スマートゼロプランをはじめとするすべてのプランで、再生可能エネルギー100%のエコな電気を提供しています。
そのため、エバーグリーンに切り替えるだけで、毎日の電気の使用に伴うCO₂排出量を実質ゼロにできます。家計を見直しながら、無理なく環境に優しい暮らしを始められるのもメリットです。
物価高の対策は固定費の見直しから始めよう
物価高対策は、家計の支出を「見える化」し、効果が継続する費目の見直しから始めることが重要です。電気代や通信費、保険料などは一度契約を見直せば、特に日々の生活で意識しなくても節約効果がずっと続きます。
特に電力会社の見直しは、毎日の細かな節約に頼らずに電気代を効率よく削減できる方法です。賢く支出を整えて、物価高の時代でも家計に余裕のある暮らしを目指しましょう。
物価高の対策として家庭でできることについてのよくある質問(Q&A)
物価高の対策として家庭でまず何をすればいいですか?
まずは家計簿アプリなどを使って毎月の支出を「見える化」し、費目ごとに整理することがおすすめです。そのうえで、一度見直せば効果が続く通信費・保険料・電気代などの契約まわりから着手すると、無理なく家計の負担を減らせます。
物価はどのくらい上がっていますか?
総務省統計局によると、2025年(年平均)の消費者物価指数の総合指数は前年比3.2%の上昇でした。特に生活必需品である食料は前年比6.8%、電気代は前年比5.3%上がっており、暮らしに直結する品目の値上がりが家計の負担増加につながっています。
節約はどの費目から見直すべきですか?
一度の手続きで長く節約効果が続く、電気代・通信費・保険料などの契約まわりから見直すのがおすすめです。食費のように毎日の我慢が必要な節約は長続きしにくい一方、契約の見直しは手続きさえ済ませれば毎月の負担を無理なく減らせます。
電気代を効率よく抑えるにはどうすればいいですか?
電気代は2025年(年平均)で前年比5.3%上昇しています。エアコンの設定温度の調整やフィルター清掃といった日々の工夫に加えて、料金の条件があう電力会社やプランに切り替えることで、毎日の手間を増やさずに電気代を抑えられます。
