室外機カバーに期待できる効果・メリット3つ
エアコンの室外機の日よけとして使う「室外機カバー」には、天板部分だけを覆うサンシェードタイプや、全体を覆うボックスタイプなどがあります。
強烈な直射日光を遮って夏の冷房効率を維持したり、雨・雪・ほこりといった外部の汚れから機器を守って経年劣化を防いだりする役割を担います。
ここでは、室外機カバーに期待できる3つの効果を詳しく見ていきましょう。
直射日光を遮って冷房の効率低下を抑える
室外機カバーの主な効果は、直射日光を遮って室外機のまわりの温度上昇を抑えることです。
日差しを遮ることでまわりの温度上昇を抑えやすくなり、冷房効率の低下や消費電力の増加を抑える効果が期待できます。
パナソニックが実施した試験では、外気温が30℃のときのエアコンの消費電力は、35℃のときと比べて約52%と半分近くまで抑えられました。
外気温が35℃以上になる猛暑日が続く時期や、西日が長時間当たる場所に室外機が置かれているご家庭では、取り入れるメリットが大きいと言えるでしょう。
雨風や砂ぼこりによる汚れから本体を守る
室外機カバーには、雨や風、雪による汚れや劣化を防ぐ効果も期待できます。
屋外に置かれた室外機は、雨や砂ぼこりを直接受け続けます。室外機が汚れると、冷暖房が効きにくくなったり、騒音が発生したりするといったトラブルが発生する可能性があります。こうした不具合を放置して使用し続けると、故障のリスクも高まるため注意が必要です。
ベランダや庭まわりの見た目を整える
エアコンの室外機は無機質で生活感が出やすいため、カバーを取り付けて周囲の外観になじませる目的で設置するご家庭もあります。
庭やベランダの景観を整える目的で導入する際には、室外機全体を覆うボックスタイプが選ばれがちです。しかし、ボックスタイプは室外機まわりの通気性が不足しやすく、かえって冷却効率を低下させる原因になることがあります。
室外機の周辺に熱がこもる状況は電気代の面でも好ましくないため、節電を目的とする場合はボックスタイプの使用は避けた方が良いでしょう。
室外機カバーが逆効果になる3つのケース

室外機カバーは、選び方や使い方を誤ると無駄な電力消費を招く可能性があります。室外機カバーが逆効果になりやすい3つのケースを解説します。
吹き出し口や吸い込み口をふさぐ構造になっている
室外機全体を覆うボックスタイプのように、吹き出し口や吸い込み口をカバーでふさいでしまうと、エアコンの冷却効率が著しく低下します。
吹き出し口がふさがれると、室外機のまわりに熱がこもりやすくなります。放出した熱風を再び吸い込んでしまうため、エアコンの熱交換効率が低下し、無駄な電力消費を招きます。
天板だけを覆うタイプでも、カバーのサイズが大きすぎて排気口をふさいでしまうと、通気性が悪化する原因になるため気をつけましょう。
室外機がもともと日陰に設置されている
すでに日陰へ置かれている室外機の場合、カバーを設置しても節電効果が得られない可能性があります。
日中の直射日光がほとんど当たらない場所であれば、日よけを取り付けても周囲の温度上昇を大きく抑える効果は見込めません。
室外機カバーを導入すべきかどうかは、まず日頃の日当たり状態をしっかりと把握したうえで決定しましょう。
冬の暖房運転時にカバーを設置する
冬の暖房運転時には、日よけによる節電効果は期待しにくくなります。
暖房使用時の室外機は、屋外の空気中から熱を吸収して室内へと送り込む役割を担っています。そのため、室外機カバーで日光を遮ってしまうと、かえって暖房効率が下がり、消費電力が増加する恐れがあります。
冬場に室外機カバーを導入する際は、節電目的ではなく、雨や雪による汚れ防止や外観を整える目的で活用するのが望ましいでしょう。
節電につなげる室外機カバーの選び方
室外機カバーによる節電効果をしっかりと得るには、日差しを遮りながら熱を逃がしやすい状態を保つことがポイントです。
室外機の周辺で十分な風通しを確保するには、上・下・前・後・左・右の6方向のうち、3方向以上を開放することが推奨されています。
天面のみを覆うタイプなどは、日よけできる範囲が限定的なものの、前面や背面などの通気路を妨げにくいメリットがあります。
一方で、全体を覆うボックスタイプは熱がこもりやすく通気性が悪くなりやすいため、節電目的であれば使用を控えるのが望ましいでしょう。あわせて、室外機の吹き出し口付近に植木鉢などの物を置かないことも重要です。
室外機カバー以外で電気代を抑える方法

エアコンの電気代を抑えるには、設定温度や使用時間など、普段の使い方を見直すことも大切です。
経済産業省資源エネルギー庁が示す節電アクションと節約額の目安は以下の通りです。
| 節電アクション | 年間の節約額の目安 | 削減できる電気量(年間) |
|---|---|---|
| 冷房の設定温度を27℃から28℃に上げる | 約940円 | 30.24kWh |
| 冷房の使用時間を1日1時間短くする | 約580円 | 18.78kWh |
| フィルターを月1〜2回清掃する | 約990円 | 31.95kWh |
| 暖房の設定温度を21℃から20℃に下げる | 約1,650円 | 53.08kWh |
| 暖房の使用時間を1日1時間短くする | 約1,260円 | 40.73kWh |
※出典:経済産業省資源エネルギー庁|無理のない省エネ節約 空調
室外機まわりを整えるのとあわせて、日々の使い方も見直してみましょう。
電気代の節約には電力会社の見直しもおすすめ
エアコンの電気代を根本から抑えるなら、電力会社の見直しが効果的です。
2016年4月にスタートした電力小売り全面自由化によって、現在では各家庭がライフスタイルに合った電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。
特にエアコンの使用頻度が高く電気使用量が増えがちなご家庭では、最適なプランへ切り替えることで電気代の大幅な節約が期待できます。
電力会社の切り替えによる節約効果は、こまめな節電努力とは異なり、一度手続きをするだけで手間なく効果が持続する点が大きな魅力です。
また、再生可能エネルギーを中心に供給する電力会社を選ぶことで、普段通りの暮らしを続けながら気軽に環境保全へ貢献することも可能です。
まずは、現在ご契約中の電力会社と料金プランの内容をチェックすることから始めてみましょう。
基本料金0円のスマートゼロプランで電気代を見直そう

電力会社の切り替え先としておすすめなのが、『エバーグリーン』です。
エバーグリーンは、国内有数のバイオマス発電事業者であるイーレックスと東京電力エナジーパートナーの共同出資により設立された電力会社で、累計20万件の契約実績があります(2026年6月末時点)。
エバーグリーンのプランのなかでも、エアコンの電気代が気になるご家庭におすすめなのが基本料金0円の『スマートゼロプラン』です。
基本料金0円で電力量料金の単価も一律
スマートゼロプランの最大の特徴は、毎月必ず発生する基本料金が0円であることです。
契約アンペア数に関係なく基本料金がかからず、使った分だけお支払いいただくシンプルな料金プランのため、毎月の電気代負担を無理なく抑えられます。
さらに、どれだけ電気を使っても料金単価は一律です。冷房や暖房で電気の使用量が増える季節も、料金の見通しを立てやすくなります。長期の旅行や帰省で家を空ける月でも固定費がかからないのも嬉しいポイントです。
Webからのお申し込みでAmazonギフトカード5,000円分がもらえる
今ならスマートゼロプランへの新規お申し込みで、Amazonギフトカード5,000円分がもらえるキャンペーンを実施しています。
切り替えの手続きはWebから約5分で完了します。現在お使いの電力会社への解約連絡も不要なので、室外機まわりを整えるタイミングに合わせて手続きを進められます。
※Amazonギフトカード提供の適用条件はエバーグリーン公式サイトをご確認ください
再生可能エネルギー100%で環境にも配慮できる
エバーグリーンでは、スマートゼロプランを含むすべてのプランで再生可能エネルギー100%のエコな電気を提供しています。
ご家庭で発生するCO₂排出量のうち、およそ半分は電気の消費に起因しています。
電力会社をエバーグリーンへ切り替えることで、日常の電気使用に伴うCO₂排出量を実質ゼロに抑えることが可能です。大がかりな設備の導入や複雑な作業は不要で、ご家庭におけるCO₂排出量を手軽に大きく削減できる点が魅力です。
エアコンの電気代の悩みと環境への配慮を一度に叶える毎日を、ぜひエバーグリーンで始めてみてください。
公式アプリ「マイエバーグリーン」で電気代を手軽に管理
エバーグリーンの電気をご契約中の方は、公式アプリ『マイエバーグリーン』を無料で利用できます。アプリを開くだけで、毎月の電気料金や使用量をいつでも確認できるため、家計管理や節電に役立ちます。
電気使用量ビンゴや毎日引けるポみくじなどで、アプリ限定ポイント『エバポ』を貯められるのも特長です。貯まったエバポは1ポイント=1円として電気料金の値引きに使えるほか、商品やサービスとの交換にも利用できます。
室外機カバーは通気性を確保して正しく使おう
室外機カバーを正しく使うことで、直射日光による冷房効率の低下を防ぎ、本体の汚れや傷みを抑える効果が期待できます。
一方で、空気の吹き出し口や吸い込み口をふさいでしまうと熱の出入りが妨げられ、余計な電気代がかかる原因になるため注意が必要です。
節電を目的に取り入れるなら、風通しの良いつくりのカバーを選び、あわせてエアコンの使い方自体も見直すのがおすすめです。
さらに電力会社の見直しもあわせて行うことで、夏の電気代をより効果的に抑えられます。電気代を気にせずエアコンを使いたい方は、基本料金0円のスマートゼロプランをぜひチェックしてみてください。
室外機カバーの効果についてのよくある質問(Q&A)
室外機カバーを付けるだけで電気代は安くなりますか?
日差しをしっかり遮って室外機のまわりの温度上昇を抑えられれば、電気代を安くできる可能性があります。ただし、カバーの形や付け方によっては風通しが悪くなり、かえって無駄な電気を使ってしまうこともあるため注意が必要です。
室外機カバーは冬も節電効果を期待できますか?
冬の暖房を使っているときは、室外機が外の空気から熱を集めて部屋に送っています。冷房運転時とは働きが異なるため、日差しを遮っても夏のような節電効果は期待しにくくなります。
どんなタイプの室外機カバーを選べばよいですか?
前・後・左・右・上・下の6方向のうち、少なくとも3方向が空いている形を選ぶのが目安です。天面だけを覆うタイプは、日よけできる範囲は限られますが、風の通り道を確保しやすいメリットがあります。ただし、サイズが大きすぎて換気口をふさいでしまうものは避けましょう。
室外機カバー以外に試したほうがよい節電方法はありますか?
エアコンの設定温度を見直したり、フィルターをこまめに掃除したりするのがおすすめです。たとえば、夏の冷房温度を27℃から28℃に上げると年間で約940円、フィルターを月に1〜2回掃除すると年間で約990円の節約につながります。また、電力会社を切り替えることで電気代を根本から見直せます。
