自宅充電の場合の料金の目安
電気自動車(EV)を自宅で充電する場合の料金は、車の「バッテリー容量」とご家庭の「電気料金単価」によって決まります。ここでは、具体的な計算方法と車種ごとの料金目安をわかりやすく解説します。
充電料金の計算方法
自宅充電にかかる電気代(バッテリーが空の状態から満充電にする場合)は、以下の基本式で計算できます。
【満充電にかかる電気代の計算式】
満充電の電気代(円) = バッテリー容量(kWh) × 電気料金単価(円/kWh)
なお、この記事における電気料金単価には、全国家庭電気製品公正取引協議会が提示する目安単価の31円/kWh(税込)を採用しています。
また、100km走行距離あたりの料金は、満充電1回あたりの電気代を一充電走行距離(満充電から走れる距離)で割った値に100を掛けて算出します。
【100km走行あたりの電気代の計算式】
100km走行あたりの電気代(円) = (満充電の電気代(円) ÷ 一充電走行距離(km))×100
※記事内で算出している電気代はカタログ値をもとにした目安額です。実際の電気代は前後します
車種別に見る満充電1回あたりの充電料金の目安
空の状態から満充電にする電気代は、軽クラスで620円、普通乗用車クラスで1,705円が目安です。
| 車のクラス | バッテリー容量 | 一充電走行距離 | 満充電1回あたりの電気代 |
|---|---|---|---|
| 軽クラス(日産サクラ) | 20kWh | 180km | 620円 |
| 普通乗用車クラス(日産リーフ B5 S) | 55kWh | 521km | 1,705円 |
※電気料金の単価を31円/kWhとして計算。充電ロス、基本料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金などは含みません
※バッテリー容量・一充電走行距離はメーカー公表値(一充電走行距離はWLTCモード)
充電にかかる時間もあわせて確認しておきましょう。軽クラスの日産サクラ(バッテリー容量20kWh)の場合、200Vの普通充電器(3kW)で約8時間、100V電源では約20.5時間かかります(バッテリー残量警告灯点灯から満充電までのメーカー公表目安値)。
急速充電なら、30kW以上の充電器でバッテリー残量警告灯の点灯時から充電量80%まで約40分です。
走行100kmあたり・1ヶ月あたりの充電料金の目安
自宅充電の場合、走行100kmあたりの充電料金は約327円〜344円が目安です。
軽クラスは満充電620円で180km走れるため、100kmあたり約344円になります(620円÷180km×100)。普通乗用車クラスは満充電1,705円で521km走れるため、100kmあたり約327円です。
1ヶ月に1,000km走るご家庭なら、軽クラスで約3,400円、普通乗用車クラスで約3,300円が充電料金の目安になります。
自宅充電の料金は契約している電気料金の単価で決まる
自宅充電の電気代は家庭の使用電力量に含まれるため、契約中の電気料金プランに沿って請求されます。電力量料金だけでなく、契約先が定める料金項目も含めて実際の請求額を確認しましょう。
電力会社や料金プランを自由に選択できる現在、電気料金の単価を低く抑えられれば、それに伴って充電コストも削減できます。
夜間の駐車中に充電しておくことで、日々の走行に必要な電力を自宅充電でスムーズに賄いやすくなります。
外出先で充電する場合の料金の目安

外出先の急速充電には、充電した電力量に応じて支払うkWh課金と、充電した時間に応じて支払う時間課金の2つの方式があります。
充電サービスを全国に幅広く展開するe-Mobility Powerでは、ビジター利用の料金単価を下記のように定めています(2026年9月時点)。
| 課金方式 | 高速道路 | 一般道路 |
|---|---|---|
| kWh課金 | 143円/kWh | 110円/kWh |
| 時間課金(50kW以下) | 77円/分 | 55円/分 |
| 時間課金(50kW超〜100kW以下) | 99円/分 | 77円/分 |
| 時間課金(100kW超) | 121円/分 | 99円/分 |
※kWh課金と時間課金のどちらが適用されるかは、充電スポットごとに決められていま
※e-Mobility Powerの充電会員(eMP会員)が利用する場合は、会員価格が適用されます
一般道路のkWh課金110円/kWhは、目安単価31円/kWhと比べると約3.5倍です。10kWhぶん充電すると、自宅なら310円のところ外出先では1,100円かかります。
時間課金は充電器の最大出力によって単価が変わり、出力区分が高いほど1分あたりの単価も高くなります。
電気自動車の充電料金とガソリン代との比較

電気自動車の充電料金がガソリン代とどのくらい違うのか、走行100kmあたりの燃料代で比べてみましょう。ガソリン価格は170.0円/L(2026年9月7日調査の全国平均)として計算します。
軽自動車クラスで比べた場合の差
軽自動車クラスでは、走行100kmあたりの差は約336円です。
| 項目 | 電気自動車(自宅充電) | ガソリン車 | 電気自動車とガソリン車の差額 |
|---|---|---|---|
| 走行100kmあたり | 約344円 | 約680円 | 約336円 |
| 1ヶ月1,000km走行 | 約3,400円 | 約6,800円 | 約3,400円 |
※電気自動車は電気料金の単価31円/kWh、バッテリー容量20kWh・一充電走行距離180kmとして計算
※ガソリン車は燃費25km/L、ガソリン価格170.0円/Lとして計算
燃費25km/Lのガソリン車が100km走る場合、消費するガソリンは4Lのため、燃料代は約680円になります。自宅充電の約344円と比べると、1ヶ月に1,000km走るご家庭では約3,400円の差が生まれます。
普通乗用車クラスで比べた場合の差
普通乗用車クラスでは、走行100kmあたりの差が約523円まで広がります。
| 項目 | 電気自動車(自宅充電) | ガソリン車 | 電気自動車とガソリン車の差額 |
|---|---|---|---|
| 走行100kmあたり | 約327円 | 約850円 | 約523円 |
| 1ヶ月1,000km走行 | 約3,270円 | 約8,500円 | 約5,230円 |
※電気自動車は電気料金の単価31円/kWh、バッテリー容量55kWh・一充電走行距離521kmとして計算
※ガソリン車は燃費20km/L、ガソリン価格170.0円/Lとして計算
燃費20km/Lのガソリン車が100km走る場合のガソリン消費量は5Lのため、燃料代は約850円です。1ヶ月に1,000km走ると、充電料金とガソリン代の差は約5,230円になります。
ただし、燃費・電費は車種や走り方で大きく変わります。また、電気自動車では、外出先のビジター利用(一般道路のkWh課金110円/kWh)で満充電まで充電した場合、100kmあたり約1,160円となり、ガソリン代を上回ります。
充電料金を抑える方法

充電料金は「どこで充電するか」「どの単価や課金方式で充電するか」「どれだけ電力を使うか」で決まります。充電料金を抑える4つの方法を、順番に見ていきましょう。
日常の充電は自宅を基本にする
電気自動車は「自宅充電」を基本にすると、充電料金を抑えやすくなります。
外出先でビジター利用をする場合は、一般道路のkWh課金であっても110円/kWhと、自宅での充電(目安単価31円/kWh)より割高な単価設定になっています。
そのため、外出先の充電スポットの利用は、遠出の際など不足分を補う用途に限定して活用し、普段は自宅充電を基本とすることが、充電コスト全体を抑えるコツです。
まずは1ヶ月の走行距離を確認し、夜間の駐車時間を利用した普通充電で日々の走行電力を十分カバーできるか確認してみましょう。
充電カードのプランを走り方に合わせて見直す
充電カードは、外出先で実際に使っている回数と時間に合わせて選び直すと無駄が減ります。
まずは1ヶ月に外出先で何回・何分充電しているかを書き出し、月会費と使った分の料金を比べてみましょう。外出先の充電が少ない月が続いているなら、都度払いのプランに切り替えるほうが負担が軽くなる場合があります。
反対に、外出先の急速充電を頻繁に使う場合は、月額会員プランを含めて総額を比較しましょう。
電費を意識した運転を心がける
電気1kWhで走れる距離を表す「電費」は、運転の仕方や空調の使い方によって変わります。
電気自動車の消費電力を抑えて航続距離を延ばすには、急発進や急加速を避けてアクセルをゆっくり踏み込み、高速道路では速度を控えめにしてアクセル操作量を一定に保つことがポイントです。
減速・停止時は早めにアクセルを離して回生ブレーキを活用しましょう。空調は送風量をこまめに調整し、暖房時には消費電力の少ないシートヒーターやステアリングヒーターを使う方法もあります。
充電料金を根本から見直すなら電力会社の切り替えがおすすめ

自宅充電にかかる費用は電気料金の単価に直結するため、ご家庭の電力会社や契約プランを見直すことで、充電料金を効果的に抑えられる可能性があります。
2016年4月1日に始まった電力小売全面自由化により、一般家庭でも自由に電力会社や料金プランを選べるようになりました。
電気代の契約内容を根本から見直せば、日頃の節電を強く意識せずとも、自然と充電費用を抑えやすくなります。
あわせて再生可能エネルギー由来のプランを選択すれば、電気自動車の走行に必要な電気そのものを環境配慮型へとシフトできます。家計の負担を軽減しながら、環境に配慮した暮らしを実践できる点が大きなメリットです。
電気自動車を使うご家庭には基本料金0円のスマートゼロプランがおすすめ

電力会社の切り替え先としておすすめなのが、『エバーグリーン』です。国内有数のバイオマス発電事業者であるイーレックスと東京電力エナジーパートナーの共同出資により設立された電力会社です。
累計契約件数は20万件に達し(2026年6月末時点)、多くのご家庭に選ばれています。
エバーグリーンのプランのなかでも、電気自動車を使うご家庭におすすめなのが基本料金0円の『スマートゼロプラン』です。
基本料金0円で料金単価も一律のシンプルな料金設計
スマートゼロプランの最大の特徴は、毎月必ず発生する基本料金が0円であることです。
契約アンペア数に関係なく基本料金がかからず、使った分だけお支払いいただくシンプルな料金プランのため、毎月の電気代負担を無理なく抑えられます。
さらに、どれだけ電気を使っても料金単価は一律です。充電で電気の使用量が増える月も、料金の見通しを立てやすくなります。
長期の旅行などで車も家もほとんど電気を使わない月に固定費がかからないのも、嬉しいポイントです。
新規お申し込みでAmazonギフトカード5,000円分がもらえる
現在、スマートゼロプランへの新規お申し込みを対象に、5,000円分のAmazonギフトカードをプレゼントするキャンペーンを行っています。
Web上の簡単な手続きにより約5分でお申し込みが完了します。現在ご契約中の電力会社への解約手続きも必要ないため、引っ越しや乗り換えなどの忙しい時期でも負担なくスムーズに切り替え可能です。
おトクに切り替えられるこの機会に、ぜひスマートゼロプランを検討してみてください。
※Amazonギフトカード提供の適用条件はエバーグリーン公式サイトをご確認ください
再生可能エネルギー100%の電気で環境にも配慮できる
エバーグリーンでは、スマートゼロプランを含むすべてのプランで再生可能エネルギー100%のエコな電気を提供しています。
電力会社をエバーグリーンへ切り替えるだけで、ご家庭の電気使用に伴うCO₂排出量を実質ゼロに抑えることが可能です。
電気自動車の充電に多くの電力を使用するからこそ、日々の生活で使う電気を再生可能エネルギー由来へと切り替えることは、大きな環境貢献につながります。
電気自動車の充電コストを節約しながら環境配慮も両立できる快適な暮らしを、ぜひエバーグリーンでスタートさせてみませんか。
公式アプリ「マイエバーグリーン」で電気代を手軽に管理
エバーグリーンの電気をご利用中のお客さまは、専用の公式アプリ『マイエバーグリーン』を無料でお使いいただけます。
アプリから毎月の電気使用量やご請求額をいつでもスムーズに確認できるため、EV充電をはじめとするご家庭の電力使用状況の見える化・管理に役立ちます。
さらに、アプリ限定のコンテンツも充実しており、毎日引ける『ポみくじ』や『電気使用量ビンゴ』などを通じて、オリジナルポイント『エバポ』を獲得できます。
貯めたエバポは1ポイント=1円相当として毎月の電気料金のお支払いに充当できるほか、商品・サービスとの交換にもご活用いただけます。
スマートゼロプランで電気自動車の充電料金を賢く節約しよう

電気自動車の充電料金は、自宅充電なら満充電1回あたり約620円〜1,705円が目安です。外出先の急速充電は自宅より単価が高くなるため、日常の充電は自宅を基本にすると負担を抑えやすくなります。
そのうえで契約している電力会社と料金プランを見直せば、走るたびにかかる充電料金を無理なく減らせます。電気自動車のある暮らしに合った電力会社・プランを、この機会に選び直してみましょう。
電気自動車の充電料金についてのよくある質問(Q&A)
電気自動車の充電料金は1回いくらですか?
自宅で空の状態から満充電にする場合、電気料金の単価を31円/kWhとすると、バッテリー容量20kWhの軽クラスで620円、バッテリー容量55kWhの普通乗用車クラスで1,705円が目安です。充電のロスや走り方によって実際の電気代は前後するため、あくまで計算上の目安として考えましょう。
自宅充電と外出先の充電はどちらが安いですか?
この記事で比較した料金例では、自宅充電のほうが安くなります。たとえば、e-Mobility Powerのビジター利用では一般道路のkWh課金が110円/kWh、高速道路が143円/kWhと自宅充電の約3.5倍〜4.6倍の単価になるため、日常の充電は自宅を基本にして、外出先は足りない分を補う使い方がおすすめです。
電気自動車の充電料金はガソリン代より安くなりますか?
この記事の試算条件では、自宅充電のほうが安くなります。ガソリン価格170.0円/L・燃費20km/Lの普通乗用車と比べると、100kmあたりの燃料代は約850円に対し、自宅充電の充電料金は約327円で約523円の差になります。ただしe-Mobility Powerのビジター利用(一般道路のkWh課金110円/kWh)だけで充電した場合は100kmあたり約1,160円となり、ガソリン代を上回ります。
充電料金を抑えるには何から始めればいいですか?
日常の充電を自宅中心にしたうえで、外出先で実際に使っている回数と時間に合わせて充電カードのプランを選び直すのが基本です。加えて、2016年4月の電力の小売全面自由化以降は家庭も電力会社や料金メニューを自由に選べるため、契約している電力会社と料金プランも検討してみましょう。
