冷蔵庫の電気代は1ヶ月で数百円?節約する方法もご紹介

2021年02月26日

今回は冷蔵庫の電気代の相場や電気代を節約するコツをご紹介します。電気代の計算方法も解説していますので、実際にご家庭の冷蔵庫の電気代をチェックしてみてください。

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冷蔵庫の電気代の相場はいくら?

それでは早速、冷蔵庫の電気代の相場をチェックしていきましょう。

今回は、2011年にHITACHIから発売されたモデルを選び、電気料金は目安単価の27円/kWhとして算出しました。

【1~2人家族の相場(定格内容積:255リットル)】

  • モデル名:HITACHI R-26BA
  • 年間消費電力:360 kWh/年
  • 年間の電気代:9,720円
  • 1ヶ月あたりの電気代:810円

【2~3人家族の相場(定格内容積:365リットル)】

  • モデル名: HITACHI R-S37BMV
  • 年間消費電力:320kWh/年
  • 年間の電気代:8,640円
  • 1ヶ月あたりの電気代:720円

【4~5人家族の相場(定格内容積:470リットル)】

  • モデル名: HITACHI R-SL47BM
  • 年間消費電力:190 kWh/年
  • 年間の電気代:5,130円
  • 1ヶ月あたりの電気代:427.5円

※年間消費電力は当時の測定基準「JIS C 9801:2006」によるもの

上記の通り、冷蔵庫の電気代は、1ヶ月あたり400〜800円ほどです。

実は、冷蔵庫は大型になるほど消費電力が高くなるわけではありません

大型になると省エネ機能などを搭載する余裕があるため、小型の冷蔵庫に比べて消費電力が小さくなる逆転現象が起こりえます。

もし、4人以上など人数の多い家庭で小さい冷蔵庫を我慢して使っているのであれば、逆に電気代が高くなっているかもしれません。

冷蔵庫は家庭の電気代の14.2%を占めている

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冷蔵庫は一年中働き続けていますが、家庭の電気代のうち、どれだけの割合を占めているのか知っていますか?

資源エネルギー庁による調査によれば、冷蔵庫が家庭の電気代で占める割合は14.2%で、照明器具の13.4%を上回り最多でした。

電気消費量の多い家電のひとつが、冷蔵庫なのです。

光熱費を削減し、家計を改善したいのであれば、冷蔵庫の電気代は無視できません。

「毎月、光熱費が高いな…」と感じている方は、まずは冷蔵庫に目を向けてみましょう。

冷蔵庫の電気代の計算方法

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このあと冷蔵庫の電気代を節約する方法をご紹介しますが、その前に、自分の冷蔵庫の電気代を計算してみましょう。

手順は以下の通りです。

まずは冷蔵庫の「年間消費電力」をチェック

冷蔵庫の電気代を計算するために、まずは自分の使っている冷蔵庫の「年間消費電力」を確認しましょう。

年間消費電力とは、ある家電製品が特定条件下で1年間に消費するであろう電力を指します。

たとえば冷蔵庫が消費する電力は、ドアを何度も開けて庫内の温度を上げてしまう場合と、ほとんどドアを開けない場合では異なります。

このような条件の差が出ないように、特定の基準で測定しましょう、という試みが年間消費電力です。

自分の冷蔵庫の年間消費電力は、説明書に書かれています。

もし本体の型番が判明していれば、公式サイトなどでもチェックできます。

また機種によっては、冷蔵庫の扉の内側にシールで貼ってある場合もありますので、確認してみましょう。

電気料金プランの「1kWh」の単価を確認

次に必要な情報は、自分の契約している電気料金プランが「1kWh」で何円の契約かです。

先ほど説明した相場では1kWhあたり27円で算出しましたが、実際の電気代は契約会社やプランごとに異なります。

計算のためには、自分の電力単価を知らなければいけません。

電力単価の確認は簡単で、毎月送られてくる電力会社からの請求書や、電力会社の公式サイトなどでチェックできます。

実際に計算してみよう

冷蔵庫の年間消費電力と、1kWhあたりの電気料金がわかれば、実際に計算してみましょう。

計算式はとても簡単で、下の通りです。

冷蔵庫の年間電気代=冷蔵庫の年間消費電力×1kWhあたりの電力単価

たとえば年間消費電力が300kWh、単価が27円/kWhであれば、

300(kWh)×27(1kWhの単価)=8,100円(年間電気代)

となります。

ひと月あたりの金額を知りたい場合は、下のように12で割りましょう。

8,100(年間電気代)/12(ヶ月)=675円(月額電気代)

自分の冷蔵庫の電気代は、相場と比較していかがでしたか?

もし高すぎると感じたなら、これからご紹介する方法で節約に挑戦してみてください。

冷蔵庫の電気代を節約する5つの方法

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冷蔵庫の電気代を抑えるための方法を5つご紹介します。

できそうなものから積極的に取り入れて、家計にゆとりを生み出しましょう。

1. 冷蔵庫の置き場所を工夫する

冷蔵庫は放熱がとても重要な家電です。

内部を冷やすために外部へ熱を放出しており、この放熱が上手くいかなければ庫内の温度がなかなか下がらず、電気代がかさんでしまいます。

冷蔵庫の周りにはできるだけスペースを開け、食器棚などを密着させて囲まないようにしましょう。また、なるべく直射日光に当てないことも大切です。

2. 限界まで物を詰め込まない

冷蔵庫内に物をたくさん入れすぎるのも避けるべきです。

限界まで物を詰め込めば、庫内を冷やすためにより多くのパワーが必要となり、電気代の上昇につながります。

不便を感じるほど物を減らす必要はありませんが、ギッシリ詰め込んでしまわないように少しだけ意識しましょう。

また、温かいものを冷める前に入れてしまうのも、同様に負担がかかるためNGです。

3. 設定温度を見直す

寒い冬には、冷蔵庫の設定温度を見直すのもおすすめです。

設置したときから「強」設定のまま放置されているケースが多いのですが、「強」から「中」にするだけでも、節約につながります。

4. 冷蔵庫を買い替える

古い冷蔵庫を使っているのであれば、思い切って買い替えるのも良いでしょう。

「省エネ」の重要性が世界的に注目されていることもあり、最近の冷蔵庫は一昔前に比べて非常に電気代が低いです。

たとえば、相場例でご紹介した2011年発売の4人~5人家族用の冷蔵庫「HITACHI R-SL47BM」を、同じサイズの最新冷蔵庫「HITACHI R-HWS47K-XN」に買い替えると、年間の電気代を4,080~5,160円(27円/kWh計算)も削減できます。

もし古い冷蔵庫を我慢して使っているのなら、買い替えも視野に入れましょう。

5. 電力会社を切り替える

そのほか、「冷蔵庫を買い替えるほどのお金はないけど、電気代を節約したい」という方には、電力会社の切り替えで電気単価を下げるのもおすすめです。

上で説明したように、冷蔵庫の電気代は、冷蔵庫の年間消費電力とご家庭の電気単価により決まります。

自分にぴったりの電力会社やプランを選ぶことができれば、今より電気代が安くなるかもしれません。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

冷蔵庫の電気代を抑えて、家計にゆとりを

この記事では冷蔵庫の電気代について、相場や計算方法、節約するためのポイントをご紹介しました。

家庭の電気代において冷蔵庫の占める割合は多く、うまく節約できれば生活にゆとりが生まれます。

自分の電気代を計算してみて、もし高いと感じたならば、ご紹介した対策をぜひ取り入れてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会)
(出典:HITACHI|冷凍冷蔵庫:2ドア 定格内容積255L (R-26BA))
(出典:HITACHI|冷凍冷蔵庫:3ドア 定格内容積365L (R-S37BMV))
(出典:HITACHI|冷凍冷蔵庫:5ドア 定格内容積470L (R-SL47BM))
(出典:COOL CHOICE|省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」)

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