こたつの電気代ってどのくらい?相場や節約方法をご紹介

2021年03月10日

今回はこたつの電気代の相場をご紹介します。また、エアコンとの電気代の比較や、電気代を節約する方法も解説しているので、ぜひご覧ください。

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「熱を扱う家電は電気代が高い」と、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際に、冬には家庭の電気代が跳ね上がりやすいので、暖房器具が電気代アップの原因と考えられがちです。

しかし実は、熱を扱う家電のすべてが電気をたくさん消費するわけではありません

なかには意外なほどに電気を必要としない家電も多く、その代表例が「こたつ」です。

たとえば『山善』が提供するスタンダードなこたつ「SEU-752」の電気代を見てみましょう。

このこたつの電気代は、強スイッチを使うと1時間あたり5円、弱スイッチなら2.5円しかかかりません。

(メーカー公表値。電力料単価は目安単価の31円/kWhで計算。)

このように、こたつの電気代は1時間あたり約2〜5円程度で、とても安いのが特徴です。

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それでは、こたつと同じく冬には欠かせない暖房器具である「エアコン」と電気代を比較した場合は、どちらがおトクなのでしょうか?

富士通の公式サイトによれば、6畳用のエアコン「AS-X22H」の場合、1時間当たりの暖房の電気代はおよそ「3.4円~46.5円」となっています。

つまり条件によっては、エアコンの方が9倍以上も高くなる計算です。

なお、エアコン(暖房時)の消費電力は、設定温度を1度下げるごとにおよそ10%減ります。

こたつに入っている間はできるだけエアコンの設定温度を下げるなど、なるべくこたつで暖を取るようにすると、家庭の電気代を抑えやすいです。

エアコンの電気代については、こちらの「エアコンの電気代を安くしたい!暖房・冷房・除湿の違いと、節約方法を伝授!」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

こたつの電気代はとても安く、料金面でのメリットがあることがわかりました。

しかし、こたつにはメリットばかりではなく、もちろんデメリットもあります。

ここではこたつのメリットとデメリットを確認しましょう。

メリット

こたつには、主に以下のようなメリットがあります。

  • 電気代が安い
  • 部屋の空気が乾燥しない
  • すぐに暖かくなる

まずはやはり電気代が安いことです。先ほどご紹介した通り、エアコンと比べると、こたつの方が電気代を抑えることができます。

また、部屋の空気が乾燥しないのもメリットの一つです。エアコンを使うと空気が乾燥しがちですが、こたつの場合はその心配がありません。

すぐに暖かくなるのもメリットでしょう。エアコンは部屋全体を暖めるため、心地よい温度になるまでに時間がかかりますが、こたつはすぐに暖かくなるので、寒い冬に外から帰ってきたときなどは重宝します。

デメリット

こたつのデメリットには以下のようなものがあります。

  • スペースを取る
  • 掃除がしづらい
  • 部屋全体を暖めることができない

こたつを設置するためにはある程度のスペースが必要です。さらに、オフシーズンには収納スペースも必要になるので、こたつは使用する時も使用しない時も場所を取るアイテムです。

また、設置後は部屋の掃除がしづらくなるのもデメリットとして考えられます。

こたつは手足を部分的に効率よく暖めることができますが、逆を返せば部屋全体を暖めることはできません。こたつに入っている時は良いのですが、出てしまうと寒さを感じる点はデメリットと言えるでしょう。

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そもそも電気代が安いこたつですが、さらに電気代を抑える方法があります。

ここではこたつの電気代を節約する方法をご紹介します。

  • 点けっぱなしにしない
  • 断熱シートなど、熱が逃げない工夫をする
  • 思い切って電力会社を切り替える

点けっぱなしにしない

電気代の節約においてもっとも大切なのは、不要なときにこたつを点けっぱなしにしないことです。

一度電源を切ると温度が下がるのがイヤで、ついついこたつを点けっぱなしにしている方も多いのではないでしょうか?

長時間こたつから離れる際には必ず電源をオフにしたり、切り忘れがないようにタイマー機能を積極的に使うなど、節電を心がけましょう。

断熱シートなど、熱が逃げない工夫をする

市販されているこたつ用の断熱シートなどを用いて、こたつ内部から熱が逃げにくくするのも効果的です。

部屋が暖まったあとの暖房と同様に、内部が暖まった状態のこたつは消費電力が下がります。

床からの冷気を内部に入れず、内部の熱をできるだけ放出しないように工夫することが、こたつの消費電力を削減する秘訣です。

安価に販売されている専用の断熱シートがおすすめですが、手持ちの毛布などを床に引くだけでも一定の効果が見込めます。

思い切って電力会社を切り替える

上述の通り、こたつは電気代の安い家電なので、こたつ単体の節電ではそれほど大きな節約効果は期待できません。

そのため、もし目に見えて家庭の電気代を下げたいのなら、思い切って電力会社を切り替えるのもおすすめです。

電力会社を見直して電気料金そのものが下がれば、家庭全体の電気代がグッと安くなるかもしれません。

「電力会社の切り替え」と聞くと、少し面倒な印象を受ける方もいるでしょう。

しかし、WEBから5分で申し込みが完了する会社もあり、難しいものではありません。

今ではたくさんの会社が電力事業に取り組んでおり、それぞれの会社が独自の魅力的なプランを提供しています。

シンプルな通常プランだけでなく、下記のようなユニークな電気プランがあるのも魅力です。

CO₂フリープラン
電気使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン

プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン

プレミアムポイントプラン(dポイント)
電気料金に応じてdポイントがたまるプラン

保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン

あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が割引されるプラン

エバーグリーンは、東証プライム市場上場の『イーレックスグループ』の一員で、電力事業20年以上の実績があります。

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先ほど例として山善のこたつの電気代をご紹介しましたが、自分の使っているこたつの電気代が知りたいという方もいると思います。

ここではこたつの電気代を計算する方法を見ていきましょう。

こたつの消費電力量を確認する

こたつの電気代を計算する際に最初に行うべきことは、こたつの消費電力量の確認です。

消費電力は説明書やメーカーのホームページでチェックできます。「1時間当たり〇W(Wh)」などと記載されていますので、確認してみてください。

機種によっては、1時間当たりやスイッチごとの消費電力は書いておらず、こたつ全体の消費電力(600Wなど)しか記載されていないことがあります。

その場合は、そのままこたつ全体の消費電力を用いて計算しますが、実際の電気代は算出される金額より安くなると覚えておきましょう。

こたつは常にフルパワーで稼働しているわけではなく、ある程度暖まったあとは自然と消費電力も下がるためです。

自分の契約している「電力単価(kWh)」をチェック

こたつの消費電力を確認できたなら、次は自分が電力会社と契約している「電力単価(kWh)」をチェックしましょう。

先ほどの例では1kWh=31円で計算しましたが、実際の電力単価は家庭ごとに異なります。

自分の電力単価は、契約している電力会社の公式ページや月々の請求書から簡単に確認可能です。

実際に計算してみよう

こたつの消費電力と自分の電力単価が把握できれば、実際に計算してみましょう。

1ヶ月分の電気代が知りたい場合は、以下の計算式で求められます。

「自分の月々の使用時間(h)×こたつの1時間当たりの消費電力(W)÷1000(キロワットへの変換)×電力単価(kWh)」

たとえば、1時間あたり150Wの電力を消費するこたつを、毎日3時間×30日(90時間)使う場合、電力単価31円/kWhとすると、電気代は以下の通りです。

90(h)×150(W)÷1,000(キロワットへの変換)×31(円/kWh)= 418.5(円)

毎日3時間使っても約420円になる計算です。

毎日6時間使ったとしても以下の通りで、1,000円にも達しません。

180(h)×150(W)÷1,000(キロワットへの変換)×31(円/kWh)=837(円)

この結果を見ると、こたつは非常にコストパフォーマンスの良い暖房器具だということがわかります。

この記事では、こたつの電気代の相場や計算方法、電気代節約のためのポイントについてご紹介しました。

こたつの電気代は1時間当たり数円ほどと非常に安く、家計にそれほど影響を与えません。

もし家庭の電気代に不満があるのなら、ほかの家電や電力会社との契約プラン自体に問題がある可能性が高いです。

電力会社の切り替えなど、大きな効果の期待できる対策を試してみてはいかがでしょうか。

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(出典:山善|カジュアルこたつ取扱説明書 SEU-752)
(出典:富士通ゼネラル JP|1時間あたりの電気代はいくらですか?)
(出典:COOL CHOICE|みんなで節電アクション!)

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