洗濯機を選ぶ際のポイントは?種類や特徴、電気代の違いを確認しよう

2021年05月06日

洗濯機を買い換えようと思うものの、種類が多くてどれを選んだら良いか迷う人も多いのではないでしょうか。洗濯機は種類ごとに特徴があり、かかる電気代も異なります。この記事では、洗濯機の選び方のポイントやそれぞれの種類の特徴、そして洗濯機の電気代を抑える方法をご紹介します。

洗濯機を選ぶ際のポイント

最初に、洗濯機を選ぶ際のポイントについて解説します。洗濯機を買い換える前にチェックしてみてください。

型を決める

洗濯機は、大きくドラム式と縦型の洗濯機の2種類に分けられます。

ドラム式洗濯機は、ドラムの回転で洗濯物を上から下に落とす「たたき洗い」と小刻みに衣類を動かす「もみ洗い」の組み合わせで洗浄します。洗濯物同士が絡みにくく、衣類へのダメージが少ない洗い方です。

ドラム式洗濯機は乾燥機能を持ち合わせている機種が多いという点も特徴のひとつです。

また使う水の量が少ないので、節約できる洗濯機を探している人にも適しています。

一方、縦型の洗濯機は、洗濯槽の底にある羽根の回転で水流を起こし、その水流で「もみ洗い」をして衣類の汚れを落とします。

水を大量に使って洗うので、一度にたくさんの衣類を洗ったり、頑固な汚れをしっかり落とせます。

また、縦型の洗濯機は、ドラム式より洗濯機本体がリーズナブルなことが多いのも特徴です。

【ドラム式洗濯機】
購入後の節水や衣類へのダメージ軽減を意識したい人におすすめ

【縦型洗濯機】
初期費用を抑えたい人、洗浄力を優先したい人におすすめ

(出典:Panasonic|洗濯機の縦型とドラム式を徹底比較!それぞれの違いと選び方)

機能に注目する

洗濯機を機能別で比較すると、大きく下記の3タイプに分けることができます。

  • 洗濯〜乾燥までを全自動で行う
  • 洗濯〜「簡易的な乾燥」までを全自動で行う
  • 洗濯〜脱水までを全自動で行う(乾燥なし)

洗濯物を干す手間を省きたい人には、乾燥機能付きの洗濯機が便利でおすすめです。

簡易乾燥機能付きのタイプは、部屋干しをしたり、乾燥機能が付いた浴室に洗濯物を干す家庭向きです。

乾燥機能の付いていないタイプは、外干しすることの多い家庭に適した洗濯機だと言えます。

乾燥方式には「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があります。

「ヒーター式」は、ヒーターの熱によって洗濯物を乾燥させる仕様になっているので、衣類が傷んだり縮みやすいデメリットがあります。

また、乾燥時間が長くなるので、「ヒートポンプ式」より多くの電気が必要です。

一方の「ヒートポンプ式」は、空気中の熱を利用して洗濯物を乾燥させます。効率良く熱エネルギーを確保できるので、ヒーター式よりも少ない消費電力で洗濯物を乾かすことが可能です。

乾燥スピードが速いため、衣類へのダメージが少なく、縮みも抑えられる利点があります。

(出典:Panasonic|洗濯機の縦型とドラム式を徹底比較!それぞれの違いと選び方)

洗濯機の電気代はどのくらいかかる?

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洗濯機のタイプ・機能によってどのくらい電気代が変わるのか気になるところです。

そこで、洗濯機の型と乾燥方式、そして乾燥機能の有無ごとに、それぞれどのくらい電気代がかかるのかを表にまとめました。

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上記の表を確認すると分かる通り、「洗濯~乾燥にかかる電気代」の方が「洗濯~脱水までにかかる電気代」よりも大幅に高くなります。つまり、電気代が最も大きくかかるのは、「乾燥」ということです。

特にヒーター方式による乾燥は、ヒートポンプ式より多くの電気を消費することが分かります。

毎日のように乾燥機能を使う家庭の場合は、ヒートポンプ式を選んだ方が電気代を節約できておトクです。

(出典:SHARP|ES-H10E)

(出典:SHARP|ES-WS13)

(出典:SHARP|ES-PW11E)

(出典:SHARP|ES-GW11E)

洗濯時の電気代を節約する方法

洗濯にかかる電気代は、少し工夫することで節約することが可能です。

ここでは、電気代を節約するおすすめの方法をご紹介します。

古い洗濯機を買い換える

家電は年々省エネ化しているので、洗濯機を買い換えるだけで光熱費を抑えられる可能性があります。

たとえば、同容量の2008年の縦型洗濯機「SHARP ES-TG820」と、2020年の縦型洗濯機「SHARP ES-PW8E」の消費電力を比較すると、以下の通りです。

【2008年発売の縦型洗濯機で1回洗濯した場合】
洗濯〜乾燥:1,980Wh

【2020年発売の縦型洗濯機で1回洗濯した場合】
洗濯〜乾燥:1,600Wh

12年前の洗濯機と最新の洗濯機を比較すると、洗濯から乾燥までの消費電力は、最新のものが380Wh低くなっています。

電気代は消費電力が小さいほど安くなるため、最新のものの方がそれだけおトクになるということです。

また、使う水の量に関しても2020年発売の洗濯機の方が1回あたり2L少ないため、その分水道代を節約することも可能です。

同じ洗濯機を長く使っている場合は、新しい洗濯機への買い替えを検討してみると良いでしょう。

(出典:SHARP|Ag+イオンコートタテ型洗濯乾燥機を発売 | ニュースリリース)

(出典:SHARP|ES-PW8E)

なるべく乾燥機能は使わない

洗濯乾燥機は、洗濯~脱水~乾燥の工程のうち、乾燥時に最も多くの電力を消費します。

つまり、なるべく乾燥機能は使わない方が電気代を節約できます。

乾燥機能を使うのは雨の日や忙しい日だけにして、晴れた日は外に干したり、日あたりの良い場所に部屋干しするなど、工夫してみましょう。

まとめて洗濯する

洗濯に使う電気代を節約したいなら、洗濯機を回す回数を減らすことを考えましょう。

洗濯物が少ない状態で毎日洗濯機を回すよりも、2~3日に1度まとめて洗う方が電気代も水道代も節約できます。

夏場のたくさん汗をかく時期などは毎日洗濯機を回したいと思うかもしれませんが、節約の観点からはできるだけまとめ洗いをすることをおすすめします。

洗濯物を詰め込みすぎない

まとめ洗いをおすすめしましたが、洗濯物をあまり無理して詰め込みすぎると、洗濯機を回転させるために多くの電気代がかかります。

また、洗剤が落ちにくくなったり、洗濯物が絡まって故障の原因になることもあるため、洗濯物の詰め込みすぎはNGです。

洗濯機は、容量の7、8割で洗う時が最も効率良く洗濯できます。

洗濯物をまとめて洗う方が節約できるからと言って、容量以上に詰め込みすぎないよう注意しましょう。

契約しているプランを見直す

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自分の家庭に適した電気プランに切り替えると、電気代そのものを安くし、大幅な節約ができるかもしれません。

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洗濯機の買い替えは電気代を節約する絶好のタイミング

この記事では洗濯機の選び方や種類、それぞれの電気代をご紹介しました。

洗濯にかかる電気代を抑える方法はいくつかありますが、大幅に電気代を節約するには、電気プランの見直しが効果的かもしれません。

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