窓用エアコンにかかる電気代はいくら?壁掛けエアコンとの比較や5つの節約方法を解説

2021年05月31日

設置工事が不要で、簡単に取り付けることができる窓用エアコン。賃貸などで壁に穴を開けられないなど、制約のある部屋でも使えて便利です。しかし、電気代が高くならないか心配という方も少なくないでしょう。この記事では、窓用エアコンにかかる電気代の相場や節約する方法をご紹介します。

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部屋の温度管理に欠かせないエアコンは、家の中で快適に過ごすために必要な家電製品のひとつです。

しかし、中にはエアコンを取り付けられない部屋もあると思います。

そんなときに活躍するのが窓用エアコンです。

窓用エアコンはその名の通り、窓に設置できるエアコンで、「ウィンドウクーラー」「ウィンドウエアコン」などと呼ばれることもあります。

壁掛けタイプのエアコンは室内機と室外機に分かれており、その2つをつなぐ配管を通すために壁に穴を開ける必要があります。

一方で窓用エアコンは、一般的に室内機と室外機が一体になっており、壁に穴を開ける必要がありません。

賃貸マンションなど、工事ができない場合などでも設置できる便利なアイテムなのです。

窓用エアコンを使う上で気になるのが電気代ではないでしょうか?

ここでは、窓用エアコンにかかる電気代の相場をご紹介します。

窓用エアコンにかかる電気代の計算方法

窓用エアコンの電気代は、「消費電力」と「電気代単価」から計算することができます。

消費電力は窓用エアコンのカタログや取扱説明書で、電気代単価は契約している電力会社のホームページや検針票などで確認してください。

窓用エアコンの電気代を計算する方法は、以下のとおりです。

消費電力(W)÷ 1,000 × 電気代単価(円/kWh) = 1時間あたりの電気代(円)

※1,000で割っているのは、消費電力の単位をWからkWに変換するためです。

上記の計算式に、窓用エアコンの消費電力と自分の家の電気代単価を当てはめれば、1時間あたりの電気代がわかります。

1ヵ月の電気代を知りたい場合は、1時間あたりの電気代に、1日の使用時間と1ヵ月あたりの使用日数をかけましょう。

窓用エアコンの1ヵ月あたりの電気代

それでは実際に、いくつかの窓用エアコンをピックアップして、上記の計算式を元に1ヵ月にかかる電気代を計算してみましょう。

今回は、窓用エアコンで人気の4メーカーからそれぞれ一つずつ商品を選出し、冷房にかかる料金の違いを比較しました。

メーカー名、型名 冷房時の消費電力 1ヵ月にかかる電気代
【トヨトミ】TIW-AS180L 575W(50Hz) / 674W(60Hz) 約3,209円(50Hz) / 約3,761円(60Hz)
【コロナ】CW-FA1821 605W(50Hz) / 705W(60Hz) 約3,376円(50Hz) / 約3,934円(60Hz)
【ハイアール】JA-18U 610W(50Hz) / 710W(60Hz) 約3,404円(50Hz) / 約3,962円(60Hz)
【コイズミ】KAW-1911/W 660W(50Hz) / 735W(60Hz) 約3,683円(50Hz) / 約4,101円(60Hz)

※1日6時間、月に30日使用した場合を想定。
※電気代単価は目安単価の31円/kWhで算出。

上記機種の場合、窓用エアコンの電気代は、1ヵ月あたり約3,209円~4,101円という結果になりました。

(出典:トヨトミ|TIW-AS180L)
(出典:コロナ|CW-FA1821)
(出典:ハイアール|JA-18U)
(出典:コイズミ|KAW-1911/W)

窓用エアコンと壁掛けエアコンでは、電気代に違いがあるのでしょうか?

ここでは、いくつかの壁掛けエアコンを例にして、1ヵ月にかかる電気代を確認してみましょう。

今回は窓用エアコンと同じくらいの冷房効果が期待できる、対応畳数が6〜9畳の壁掛けエアコンを例にします。

先ほどと同じく、1日6時間、月に30日間使用し、電力単価は31円/kWhとして計算します。

メーカー名、型名 冷房時の消費電力 1ヵ月にかかる電気代
【富士通ゼネラル】AS-X22K 405W 約2,260円
【ダイキン】 AN22YRS-W 425W 約2,372円
【日立】RAS-X22L 400W 約2,232円
【三菱】MSZ-X2221 450W 約2,511円
【パナソニック】CS-EX221D 520W 約2,902円

今回の例ですと、6〜9畳の部屋に適した壁掛けエアコンの冷房でかかる1ヵ月の電気代は、約2,232円~2,902円です。

上記で紹介した窓用エアコンの電気代と比べると、壁掛けエアコンの方が安くなります。

ただ、消費電力や電気代単価は機種や電力会社ごとに違いがあるため、今回の結果はあくまで目安として考えるようにしてください。

(出典:富士通ゼネラル|AS-X22K)
(出典:ダイキン|AN22YRS-W)
(出典:日立|RAS-X22L)
(出典:三菱|MSZ-X2221)
(出典:パナソニック|CS-EX221D)

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窓用エアコンには、メリットとデメリットの両方があります。

それぞれ見ていきましょう。

窓用エアコンのメリット

窓用エアコンのメリットは、主に以下の3つです。

  • 賃貸でも取り付け可能
  • 取り付けが簡単
  • 室外機を置くスペースが不要

壁掛けエアコンを設置する場合、室内機と室外機をつなぐ配管用に壁に穴を開ける必要がありますが、賃貸物件では勝手に穴を開けることはできず、エアコンの設置を諦めた経験がある人もいるのではないでしょうか。

しかし、窓用エアコンなら壁に穴を開ける必要がなく、設置条件を満たす窓さえあれば取り付け可能です。

また窓用エアコンの取り付けは簡単なものが多く、取扱説明書などを見れば素人でも設置できます。工事を依頼する必要がなく、設置工賃がかからないのも嬉しいポイントです。

窓用エアコンは室内機と室外機が一体となっているため、室外機の設置場所を考える必要がないのもメリットのひとつです。ベランダや庭のスペースを圧迫せずに済みますし、室外機のメンテナンスも不要になります。

窓用エアコンのデメリット

窓用エアコンのデメリットは、以下の2つです。

  • 大きい部屋には適していない
  • 窓の大きさによっては取り付けができない

窓用エアコンの対応畳数は、一般的に4畳~8畳ほどです。そのため大きい部屋には向いておらず、利用できる場所が限られる可能性があります。

さらに窓の大きさによっては、窓用エアコンが取り付けられないこともあります。

設置するために最低限必要な窓の大きさが製品毎に決まっており、その条件を満たさないと設置できないのです。

購入前に取り付けができるかしっかりと確認しておきましょう。

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電気代が高くなりがちな窓用エアコンですが、使い方によって節約することができます。

ここでは窓用エアコンの電気代を節約する5つの方法をご紹介します。

1. サーキュレーターを併用する

窓用エアコンを使う場合は、サーキュレーターを併用することで冷暖房の効率が良くなります。

空気には、冷気は下に、暖気は上に溜まる性質があるのですが、サーキュレーターで風を送ることで空気が混ざり、部屋の温度が均一に近づきます。

部屋の中の温度差が小さくなると、たとえば夏場は冷房の温度を少し上げても十分涼しく感じるようになり、設定温度を上げることで電気代の節約につながるのです。

2. こまめに掃除する

窓用エアコンの電気代を節約したいなら、フィルターや吹き出し口などをこまめに掃除することも重要なポイントです。

ホコリや汚れが溜まってしまうと目詰まりを起こし、運転効率が下がるため余計な電力を消費して電気代が無駄にかかってしまいます。

製品ごとに推奨されるお手入れのペースに従って、定期的にホコリや汚れを取り除くようにしましょう。

3. 窓用エアコン本体に直射日光が当たらないようにする

窓用エアコンは窓に取り付けるため直射日光が当たりやすく、エアコン本体や周辺の温度が高くなりがちです。

エアコン本体の温度が高くなると熱交換の効率が下がり、電気代が多くかかってしまう可能性があります。

すだれなどを使ってエアコンに直射日光が当たらないようにすれば節電効果を期待できます。

4. 日差しが強い時にはカーテンを閉める

面積の大きい窓は、窓から入る日差しが多くなるため、特に夏は部屋に日光がたくさん入って室内の温度が高くなります。

そのため、日差しが強い時にはカーテンを閉めるのがおすすめです。

カーテンを閉めると日差しを遮られ、部屋の温度が下がりやすくなり、エアコンの効きが良くなります。

5. 電力会社を見直す

窓用エアコンの使い方を工夫することで電気代を節約することもできますが、電力会社の見直しも電気代を大きく削減できる方法のひとつです。

2016年4月から始まった電力自由化によって、今ではさまざまな企業が電力事業に参入し、それぞれが魅力的なプランを提供しています。

私たちはその中から自由に電力会社を選ぶことができるようになりました。

自分のライフスタイルに合った電力会社やプランを選べば、電気代を大幅に節約できる可能性があります。

電力会社の切り替えには、電力事業20年以上の実績を持つ新電力『エバーグリーン』がおすすめです。

エバーグリーンは東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電気契約数は全国で20万件を突破しました。

色々なライフスタイルに応じたユニークなプランを取り揃えていることがエバーグリーンの特徴のひとつです。

電力会社の切り替えは、手続きが難しいイメージがあるかもしれません。しかし実は簡単で、電話やWebからたったの5分で完了します。

またエバーグリーンでは、初期費用や契約手数料、解約違約金などはかかりません。※あるく・おトク・でんきを除く。

まずは公式ホームページをチェックして、エバーグリーンの多様なプランから自分に合った料金プランを探してみてください。

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窓用エアコンは工事不要で比較的簡単に取り付けることができる便利なアイテムです。

しかし電気代は壁掛けエアコンに比べて少し高くなりがちです。サーキュレーターを併用するなど、この記事でご紹介した節約方法を実践して、電気代を抑えながら上手に活用しましょう。

また電力会社を見直すことで、さらに大きく電気代を節約できる可能性があります。

窓用エアコンだけでなく、家計の電気代全体の削減にもつながるので、ぜひこの機会に検討してみてください。

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(出典)

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