コンセントに差しっぱなしにしていると電気代がかさむ?節約方法や注意点も解説

2021年05月31日

この記事では、コンセントに電化製品を差しっぱなしにした場合の電気代について解説します。また、コンセントに差しっぱなしにする際の注意点や、電気代を節約する方法などもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

「電化製品はコンセントにプラグを差しているだけで電気代がかかる」と聞いたことがある人も多いと思いますが、なぜ使っていないのに電気代がかかるのでしょうか?

たとえばテレビの場合、使っていないときでもリモコンからの信号をいつでも受けることができる状態を作っています。そのために電気を使う必要があります。

また電化製品の中には液晶画面に時間などを表示するものがありますが、これらの製品も、使っているかいないかに関わらず、液晶画面を表示するために電気が必要です。

このように、電化製品を使っていないときに生じる電力のことを、「待機電力」といいます。

待機電力は、一世帯当たりの全消費電力量に対して、1年で約6%を占めているといわれています

平均的な家庭の消費電力量は1ヶ月あたり約400kWhほどなので、待機電力によってかかる電気代は年間で約8,900円ということになります。(電気代単価は、目安単価である31円/kWhで計算)

何も使っていないのに年間で約8,900円も電気代がかかっていると考えると、決して見逃せないコストと言えるでしょう。

(参照:資源エネルギー庁|「待機時消費電力を減らしましょう。」)
(参照:資源エネルギー庁|ひと月の電気代が10万円超え!?オール電化住宅の電気代を考える)

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上述の通り、プラグをコンセントに差しっぱなしにすると待機電力が発生する電化製品があり、待機電力が生じると電気代がかかります。

しかし電気代を節約したいからと言って、何でもかんでも電化製品のプラグをコンセントから抜けば良いというわけではありません。

コンセントを使用する際の注意点がいくつかありますのでご紹介します。

コンセントに差しっぱなしにした方が良い家電もある

常に動作させる必要がある家電は、コンセントをむやみに抜くとかえって不便になる可能性があります

たとえばWi-Fiルーターはインターネットを使用するために作動させる必要があるので、頻繁にコンセントから抜いていると利便性が落ちます。

テレビの場合であれば、コンセントから抜いてしまうと録画機能やタイマー機能などが使えなくなることがあり、こちらも不便でしょう。

【関連記事】テレビの電気代は高い?サイズ・画質別の電気代や節約ポイントをご紹介

タップの使い方や配線、手入れを誤ると火災のリスクがある

コンセントを差しっぱなしにした方が良い家電もあるとお伝えしましたが、使い方や手入れを誤ると火災が発生する可能性があるため要注意です。

たとえば下記のような状態で使用すると、発火する恐れがあります。

  • 電源タップの許容量以上の電気を使う
  • コードを束ねたまま使用する
  • 本体やコードにひび割れや傷がある

また、コンセント付近にたまったホコリも火災の原因のひとつです。

ホコリが湿気を帯びると発火する危険があるので、定期的に手入れをしてホコリを溜めないようにしましょう。

(出典:サンワサプライ|電源タップは消耗品です!定期的に買い替えて安全に使おう)
(出典:サンワサプライ|トラッキング火災対策におすすめの製品のご案内)

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次にコンセント周りでできる電気代の節約方法をご紹介します。

長期間使わない家電はコンセントから抜く

エアコンや扇風機、ホットカーペットなど、使用する季節がある程度決まっている家電をそのままコンセントに差した状態にしていませんか?

無駄な待機電力が発生するので、使わない期間はコンセントからプラグを抜いておきましょう。

節電タップを活用する

節電タップとは、プラグの差し込み口一つひとつにスイッチがついており、個別に電源のオン・オフを切り替えられるアイテムです。

電力を使いたくないときに対象のスイッチをオフにすれば、コンセントからわざわざ抜かなくても通電を止められるのが便利なポイントです

手軽に節約に取り組めるので、まだお持ちでない方はぜひお試しください。

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電気代を節約するなら、コンセント周りでできる節約法だけでなく、電気料金そのものを見直すのもおすすめです。

電力会社を切り替えて、ライフスタイルに合った電力プランを利用すれば、電気代を大きく節約できる可能性があります。

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電化製品をコンセントに差しっぱなしにしていると待機電力が発生します。

待機電力は一般家庭の年間消費電力の6%も占めていると言われているので、決して見逃せません。

ただ、電気代を節約したいからといって、すべての電化製品をコンセントから抜けば良いというわけではなく、テレビやインターネット機器など差しっぱなしにすべきものもあるので注意しましょう。

電気代を大きく節約したいなら、電力会社の切り替えが効果的です。

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