グリーン住宅ポイントとは?内容や特徴をわかりやすく解説

2021年08月30日

「グリーン住宅ポイント」をご存知でしょうか?一定の基準をクリアした住宅の新築やリフォームを行うことでポイントが付与される制度です。この記事では、グリーン住宅ポイントについて、ポイントが発行される対象や、発行されたポイントの使い方など、制度の中身をご紹介します。

環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

グリーン住宅ポイントとは?

グリーン住宅ポイントとは、省エネ性能など一定の基準をクリアした住宅の新築やリフォームを行うと、特定の商品との交換や住宅の追加工事の代金として使えるポイントがもらえる制度です。

この制度は、住宅を通して、新型コロナウィルス感染症の影響によって停滞した経済を取り戻すこと、そしてグリーン社会を実現することを目的に創設されました。

グリーン社会とは、温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」などを実現した、地球に優しい社会のことです。

次の項目から、グリーン住宅ポイントがもらえる対象など、中身について見ていきましょう。

グリーン住宅ポイントがもらえる対象は4つ

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グリーン住宅ポイントがもらえる対象は、下記の4つです。

  • 1.
    新築住宅の建築・購入
  • 2.
    既存住宅の購入
  • 3.
    リフォーム工事
  • 4.
    賃貸住宅の建築

それぞれの詳細を確認していきましょう。

なお、上記のどれであっても、2020年12月15日以降に工事請負契約または不動産売買契約が行われたものが対象となります。

1. 新築住宅の建築・購入

新築とは、建築から1年以内で、契約以前に誰も住んでいなかった住居のことを指します。

下記の2つのうち、どちらかの省エネ機能を満たす住宅が対象です。

1. 高い省エネ性能等を有する住宅(下記のいずれかに該当)

  • 認定長期優良住宅
  • 性能向上計画認定住宅
  • 認定低炭素建築物
  • ZEH

2.一定の省エネ性能を有する住宅
日本住宅性能表示基準で定める断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅

  • 上記の条件を満たし、さらに購入者が自分で住む住宅でないと認められません。

2. 既存住宅の購入

既存住宅とは、2019年12月14日以前に建てられた住宅のことを指します。

売買代金が100万円以上で、購入した人が自分で住む住宅が対象です。

申請は入居後に行う必要があります。

注意点は、同じ住宅に対して1度しか申請できないところです。

自分が購入する前に他の人が申請してすでにポイントをもらっている場合は、申請できません。

3. リフォーム工事

下記のリフォーム工事が、ポイント発行の対象です。

  • 1.
    エコ住宅設備の設置
  • 2.
    開口部の断熱改修
  • 3.
    外壁、屋根・天井または床の断熱改修

また、上記1〜3と併せて下記の工事を実施すると、これらも対象となります。

  • 4.
    バリアフリー改修
  • 5.
    耐震改修
  • 6.
    リフォーム瑕疵保険等への加入
  • 7.
    既存住宅購入加算

この7つであればどんな工事でも良いというわけではなく、それぞれに対して基準が設けられています。

たとえば、「1. エコ住宅設備の設置」で高断熱の浴槽を設置する場合、「JIS A5532に規定する高断熱浴槽と同等以上の性能を有すること」が基準となっています。

4. 賃貸住宅の建築

床面積40㎡以上の賃貸住宅が対象で、全戸がトップランナー基準を満たしている必要があります。

トップランナー基準とは、住宅の省エネ性能を向上させることを目的に作られた制度で、断熱性能の確保や効率性の良い冷暖房などについて基準が設けられています。

賃貸住宅でグリーン住宅ポイントをもらうには、部屋単位ではなく棟単位での申請が必要です。

また、店舗などとの併用住宅は対象外です。

グリーン住宅でもらえるポイント数は?

付与されるグリーン住宅ポイントは、上記の対象や中身によって異なります。

たとえば「新築住宅の建築・購入」の場合は30万〜100万ポイント、「既存住宅の購入」の場合は15万〜45万ポイントです。

「リフォーム工事」では、工事内容ごとに発行されるポイントが決められています。

太陽熱利用システムを導入した場合は24,000ポイント、節水型トイレの場合は16,000ポイント×設置台数、といった具合です。

なお、リフォーム工事については、合計ポイントが50,000ポイントを上回らないと申請できません。

上記の例を用いると、太陽熱利用システムと節水型トイレ2台を設置すると合計56,000ポイントとなるため、申請可能です。

「賃貸住宅の建築」で付与されるポイントは、1戸あたり100,000ポイント×総戸数です。

グリーン住宅ポイントの使い方は?

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取得したポイントは、1ポイントあたり1円換算で大きく分けて2種類の使い方ができます。

  • 1.
    商品と交換する
  • 2.
    追加工事の代金として使う

商品と交換する

発行されたグリーン住宅ポイントを、下記のジャンルに該当する商品と交換することができます。

  • 「新たな日常」に役立つ商品
  • 省エネ・環境配慮に優れた商品
  • 防災関連商品
  • 健康関連商品
  • 家事負担軽減に役立つ商品
  • 子育て関連商品
  • 地域振興に役立つ商品

具体的には、炊飯器や冷蔵庫などの家電製品、肉や魚介類などの食品などです。

商品数は食品だけでも2万件以上あり、とても豊富です。

各商品ごとに必要なポイント数が決まっています。

追加工事の代金として使う

下記に該当する追加工事の代金としてポイントを利用できます。

1. 「新たな日常」に役立つ追加工事

  • ワークスペース設置工事
  • 音環境を向上させる工事
  • 空気環境を向上させる工事
  • 菌・ウイルスの拡散を防止する工事
  • 家事負担軽減に役立つ工事

2. 防災に役立つ追加工事

1ポイント=1円相当、1,000ポイント単位で利用可能です。

住宅以外でできる地球に優しい選択とは?

グリーン住宅ポイントの目的のひとつが、グリーン社会の実現です。

省エネ性能の高い住宅や暮らしをサポートし、環境負荷を小さくする社会を目指しています。

環境に配慮した行動や取り組みは、住宅の建築やリフォーム以外でもたくさん行えます。

使っていない照明をこまめに消したり、エアコンの設定温度を適切に保つなど、無駄な電気を消費しないよう心がけることも、環境負荷を下げる立派な行動です。

また、再生可能エネルギーを使ったエコな電気に切り替えることも、地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出削減につながります。

再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・バイオマスなどのエネルギーを指します。

温室効果ガスを排出せず(もしくは増加させず)に発電でき、資源が枯渇しないことから、世界中で注目されているエネルギーです。

電力自由化がスタートして以来、今ではさまざまな電力会社があります。

再生可能エネルギーを積極的に扱っている会社も登場しているため、そのような会社に切り替えるだけでも、温室効果ガスの排出削減に貢献できるでしょう。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」なら環境に配慮できる

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地球に優しい選択をしたいという方におすすめなのが、『エバーグリーン』「CO₂フリープラン」です。

『エバーグリーン』は東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員です。

親会社である『イーレックス』は、国内トップクラスのバイオマス発電事業者として、エコな電気の供給に取り組んでいます。

エバーグリーンは、そんなイーレックスグループの一員として、電気の小売りをしている会社です。

イーレックスのバイオマス発電所などから、安定した電力調達を実現しています。

電力事業は20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を超えました。

沖縄と一部離島を除く日本全国の家庭に電気をお届けしています。

CO₂の排出量が実質ゼロに

エバーグリーンにはユニークなプランが揃っていますが、そのうちのひとつが「CO₂フリープラン」です。

CO₂フリープランに申し込むと、電力を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

このプランで削減できる年間CO₂排出量は1785kg-CO₂で、これは杉の木約130本が1年間に吸収する量に相当します。

※ 300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

CO₂フリープランについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンのホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

環境に優しい選択をしよう

グリーン住宅ポイントは、省エネ性能などの基準をクリアした住宅の新築やリフォームを行うことでポイントがもらえる制度です。

省エネ性能の高い住宅を建てたりリフォームすることで、地球にも優しく、また商品との交換などに使えるポイントも発行されます。

家計の負担も減らすことができるかもしれませんので、ぜひ活用してください。

また、エコな電気を選ぶことも環境に配慮した選択のひとつです。

ぜひこの機会に、CO₂フリープランをご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:グリーン住宅ポイント)
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(出典:グリーン住宅ポイント|新築住宅の建築・購入)
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