化石燃料とは?名前の由来から問題点までわかりやすく紹介

2021年09月30日

地球温暖化などのワードと一緒に、「化石燃料」という単語が頻繁に使われます。ですが、改めて「化石燃料」と言われても、何のことかピンとこない人も少なくないでしょう。この記事では、化石燃料とはどんなものなのかわかりやすく解説します。

環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

化石燃料とは、大昔に存在していた動物や植物が、長い年月をかけて変化してできた燃料です。

具体的には、石油や石炭、天然ガスなどが該当し、それぞれ以下のようにして生成されたといわれています。

  • 石油:プランクトンなどが高圧にさらされて変化したもの
  • 石炭:数百万年以上前に存在していた植物が、地中に埋没して炭になったもの
  • 天然ガス:古代に生息していた動植物が、土の中に堆積して作られたもの

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化石燃料は、現代社会を生み出すのに必要なエネルギーでした。

私たちは化石燃料から下記のような恩恵を受けています。

蒸気機関車を誕生させた石炭

石炭火力を用いた蒸気機関の発明によって、産業革命が大きく前進しました。

それまでは馬や牛の力を借りて移動をしていた中で蒸気機関車が登場し、移動速度が従来よりもはるかに改善しました。

また、さまざまなものの生産効率が爆発的に向上し、今日の社会へと続いています。

自動車・船・飛行機などの巨大な乗り物を動かす石油

現代においては、自動車や船、飛行機など、人間や貨物を載せて動く巨大な原動力の多くが、ガソリンや重油に頼っています。

ガソリンも重油も、いずれも石油を精製して作ったものです。

遠く離れた産地から近所のスーパーマーケットに食材が届くのは、化石燃料のおかげであるといっても過言ではありません。

液化天然ガスは火力発電所や家庭用ガスエネルギーとして利用される

2020年時点で日本の発電量の約75%を占めているのが、化石燃料による「火力発電」です。

火力発電は、燃料を燃やして水を蒸発させ、その蒸気でタービンを動かしています。

その際に燃料として使われるのは、主に石油、石炭、天然ガスの化石燃料です。

火力発電については、こちらの「火力発電のメリット・デメリットは?特徴をわかりやすく解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

また、家庭に供給されている都市ガスも、液化天然ガスを使用しています。

このように、日常的に使用しているライフラインは、化石燃料に大きく依存しているといえるでしょう。

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現在の私たちの生活を支えている化石燃料ですが、何も考えずに使い続けて良いものではありません。

以下のような問題があるからです。

  • いつかは枯渇する
  • 採掘・使用に伴う環境汚染
  • 二酸化炭素が排出される

いつかは枯渇する

先ほど説明した通り、化石燃料は大昔に存在していた植物や動物から生まれたものです。

ですから、その量には限りがあります。

現状のペースで化石燃料を使い続けると、約50年後には石油や天然ガスが枯渇する可能性が指摘されています。

化石燃料がなくなってしまうことを考えると、発電方法を現在主力の火力発電から変更していかなければ、これまでと同じ発電量はまかなえません。

そこで注目されているのが、再生可能エネルギーです。

再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・バイオマスなどのエネルギーで、資源が枯渇しないという特徴があります。

バイオマス発電については、こちらの「バイオマス発電のメリットとは?仕組みや特徴をわかりやすく解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

採掘・使用に伴う環境汚染

化石燃料は地下深くに眠っている資源ですので、採掘するために土地を掘らなくてはならず、その影響で周囲の自然環境を破壊してしまう危険性があります。

また、燃料輸送の際に大型タンカーが座礁するなどのトラブルが起こると、海に重油が漏れ出し、これもまた自然環境を破壊します。

貴重な生物資源が失われるだけではなく、人間の生活にも影響を及ぼしかねません。

海洋汚染については、こちらの「海洋汚染の原因とは|現状や影響、私たちにできることまで解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

二酸化炭素が排出される

化石燃料を燃やすと、大気中に二酸化炭素が放出されてしまいます。

二酸化炭素は温室効果ガスの一種であり、大気中の二酸化炭素濃度が高まることで、地球温暖化や気候変動が加速する可能性が高いと考えられているのです。

先ほど、再生可能エネルギーは資源が枯渇しないと説明しましたが、二酸化炭素を含む温室効果ガスを排出せず(もしくは増加させず)に発電できるという特徴もあり、この観点からも世界中で注目されています。

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上記の通り、化石燃料には多くの課題があります。

いずれは枯渇してしまう可能性もある化石燃料に依存せず生活する方法を考えなければいけません。

個人で取り組めることのひとつに、先ほども紹介した再生可能エネルギーを選ぶという選択肢があります。

今ではさまざまな電力会社があり、積極的に再生可能エネルギーを扱っている会社も登場しています。

そのような会社に切り替えるだけでも、温室効果ガスの削減につながるでしょう。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」でエコな生活を実現

新電力『エバーグリーン』には「CO₂フリープラン」というエコな電気プランがあります。

エバーグリーンは、東証プライム市場上場のイーレックスグループの電力会社です。

電力事業は20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を超えました。

エバーグリーンにはユニークなプランが揃っていますが、そのうちのひとつが「CO₂フリープラン」です。

CO₂フリープランは、実質的に再生可能エネルギー100%で電気を調達しており、このプランに切り替えると、電力を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

このプランで削減できる年間CO₂排出量は1785kg-CO₂で、これは杉の木約130本が1年間に吸収する量に相当します。

※ 300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

CO₂フリープランについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

持続可能な地球環境のことを考えると、今のペースで化石燃料を使用し続けることはできません。

しかし、いきなりすべての化石燃料を使わないようにするというのは、これもまた非現実的な話です。

そのため、まずはできるところから見直していくことが必要でしょう。

発電方法であれば、火力発電から再生可能エネルギーを利用した発電へ転換していくことが重要です。

エバーグリーンのCO₂フリープランなら、再生可能エネルギー由来の電力を使用できます。

ぜひこの機会にご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

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