自転車事故の事例｜知らなかったでは済まされない高額賠償も
2021年12月01日
この記事では、実際に起きた自転車事故の事例をご紹介します。自転車はトラブルを引き起こしやすい乗り物の一つです。実際に事故を引き起こしてしまうと、被害者の人生に多大な影響を与えてしまうだけでなく、損害賠償によって加害者家族の人生も破綻しかねません。ぜひ自転車事故の事例をチェックし、保険の加入を検討してください。
高額な賠償となった自転車事故の事例
それでは早速、実際に発生した自転車事故の事例を見ていきましょう。
以下のような高額賠償になった事例が存在します。
無灯火走行で被害者が死亡
15歳の男性が無灯火で歩道を走行中に、被害男性（62歳）と衝突しました。
被害者はこの事故によって亡くなってしまいます。
この事例では、3,000万円の損害賠償となりました。
減速せずに交差点へ侵入し歩行者を死亡させた
自転車に乗った男性が、ペットボトルを片手に持ちながら、減速せずに下り坂を駆け下りていき、そのまま交差点に進入しました。
その際、横断歩道を渡っていた女性（38歳）と衝突してしまいます。
被害者は脳挫傷などが原因で、事故から3日後に亡くなりました。
この事例の賠償額は、6,779万円です。
夜間に自転車で走行していた男子小学生が歩行者を意識不明の重体に
加害者となったのは、男子小学生です。
夜間、自転車で帰宅中、被害女性（62歳）と正面衝突しました。
被害者は頭蓋骨骨折などの傷害を負い、意識が戻らない状態になってしまいました。
この事例では、9,521万円の損害賠償となりました。
自転車同士の事故で被害者に言語障害が残る
自転車横断帯の手前から、車道を斜めに横断しようとした男子高校生が、対向車線側を直進していた自転車の被害男性（24歳）と衝突した事故です。
被害者は重大な後遺障害（言語機能の喪失など）を負うこととなってしまいました。
賠償額は、9,266万円です。
自転車事故で高額賠償になる要因
自転車事故で高額賠償となる可能性が高いのは、以下のようなケースです。
①加害者の運転に問題がある場合
夜間の無灯火運転や、安全を確保できないほどの高速移動、車線変更や車線横断時の確認不足など、危険な運転をしていたと判断されるような場合です。
こうしたケースでは「回避できたはずの事故が、加害者の過失で起きてしまった」と判断されることがあります。
②被害者の負ったケガの度合いが重大である場合
損害賠償の中には、精神的被害に対する慰謝料だけではなく、被害者が元の生活に戻るために必要な治療費・通院費が含まれます。
また、休業せざるを得なくなった場合には、得られるはずだった収入分の補填も求められます。
こうしたことから、治療に時間のかかる重大なケガを負わせてしまった場合や、日常生活に支障をきたすような後遺症が残ってしまった場合、そして被害者を死亡させてしまった場合などでは、損害賠償額は大きく跳ね上がるのです。
逆に、①に該当するようなとても危険な運転をしていたとしても、実際に被害者が受けた損害が軽微な場合、損害賠償額自体はそこまで高額にならないケースもあります。
(出典：チューリッヒ｜損害賠償とは。損害賠償請求権（保険金）の時効)
自転車事故に備える保険は大きく分けて3種類
自転車事故に備えることができる保険は、大きく分けて3種類あります。
- 自転車保険
- 個人賠償責任保険
- クレジットカードなどの付帯サービス
「自転車保険」は、自転車事故に特化した保険です。
月額300円程度から加入できるものもあり、補償額もそれなりに十分得られるというメリットがあります。
「個人賠償責任保険」は、自転車事故以外にも、各種の損害賠償に対して適用できる保険です。
自転車保険よりも補償の範囲が広いため、大きな安心を得られます。
クレジットカードの付帯サービスなどでも、損害賠償に対して補償を行ってくれるものがあります。
ただし、カード自体の年会費がかかるものが多く、弁護士特約などのさらに大きなサービスには対応していないケースも多いです。
これらの3つの中では、幅広く使えて補償額も大きな個人賠償責任保険がおすすめです。
エバーグリーンの「保険でんき」は自転車事故にも対応できる
自転車事故に備えてこれから保険に加入したいと思っている方は、エバーグリーンの「保険でんき」を検討してみませんか？
保険でんきは、電気と保険がセットになったユニークなプランです。
得られる補償は安心の最大1億円
「電気契約の付帯サービス」のように思われるかもしれませんが、保険でんきで受けられる補償は最大で1億円と、高額な損害賠償までカバーしてもらえます。
補償の対象は契約者本人だけでなく、家族全員（本人・配偶者・同居の親族・子ども・別居の未婚の子ども）なので安心です。
また、自転車事故はもちろんのこと、下記のようなトラブルについても補償されます。
- 子どもが友達と遊んでいてけがをさせてしまった
- 買い物中に誤って商品を壊してしまった
- ペットが他人に噛みついてけがをさせてしまった
電気代の支払いだけで保険に加入できる！
電気と個人損害賠償保険を別々に契約すると、通常はそれぞれの契約料金が必要となります。
しかし保険でんきなら、かかる費用は電気代だけです。
保険でんきについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。
自転車事故は高額賠償のリスクあり！保険でトラブルに備えよう
自転車事故は、最大1億円近い損害賠償になったケースも存在します。
実際にこの金額の損害賠償を保険なしで支払える人は、あまり多くないでしょう。
そのため、「もしも」に備えて保険への加入を検討することをおすすめします。
この機会にぜひご検討ください。