つみたてNISAのメリット・デメリットは?リスクや資産運用のコツも解説

2022年03月31日

つみたてNISA(積立NISA)は、20年間の分配金や利益が非課税になる、少額から始められるなど、さまざまなメリットがあります。ただし投資である以上、デメリットもあるので注意が必要です。この記事では、つみたてNISAのメリット・デメリットを簡単に解説します。

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つみたてNISAとは、2018年1月からスタートした「少額投資非課税制度」のことです。

分かりやすく言うと、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための制度で、投資信託で得られる運用利益に税金がかかりません

つみたてNISAを上手に活用すれば、節税しながら効率良く資産形成を行えます。

投資対象商品は、金融庁の厳しい基準をクリアした公募株式投資信託やETF(上場投資信託)に限られます。そのため、投資初心者でも安心して挑戦できるでしょう。

【つみたてNISAの特徴】

  • 非課税期間は最長20年間
  • 非課税投資枠は40万円/年
  • 少額で積立可能
  • 自動積立で投資タイミングの判断が不要
  • 投資対象は低コストの投資信託やETF(上場投資信託)のみ
  • 日本在住の20歳以上の方が利用可能。1人1口座のみ

つみたてNISAは、「少額」で「長期にわたって」コツコツ投資したい方におすすめです。

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ここからは、つみたてNISAを始めるメリットをさらに詳しく解説します。

【つみたてNISAのメリット】

  • 運用による分配金や譲渡益が非課税になる
  • 少額から始められる
  • 自分で投資のタイミングを判断する必要がない

運用による分配金や譲渡益が非課税になる

一般的な投資による分配金や譲渡益には、本来20.315%の税金がかかります。

一方で、つみたてNISAは投資によって得られる分配金や譲渡益に対して、20年間は税金がかかりません。投資で得た分配金や譲渡益の全額をそのまま受け取ることができるのです。

たとえば、投資で10万円の譲渡益が出たとき、課税された場合の手取りは79,685円となりますが、つみたてNISAの場合では10万円全額を受け取ることができます。

課税の有無だけで20,315円もの差があり、どちらがおトクかは一目瞭然です。

また、非課税なので確定申告は不要です。仕事や育児に忙しい間でも気軽に投資にチャレンジできるでしょう。

少額から始められる

つみたてNISAは、少額から運用を始められるのも大きなメリットです。

最小取引額は利用する証券会社などによって異なりますが、毎月100円や1,000円など、少額から積み立てることができます

もちろん、手元の資金に余裕ができれば積立金額を増やしてもOKです。まずは無理のない少額からスタートし、慣れてきたら徐々に積立金額を増やしていくのも良いでしょう。

自分で投資のタイミングを判断する必要がない

「投資は売買のタイミングを判断するのが難しそう……」なんて思ってはいませんか?

つみたてNISAはあらかじめ決まった金額を定期的に購入する「積み立て」の投資なので、自分で売買のタイミングを決める必要はありません

証券会社などが用意している「投資コース」や「積立頻度」を設定しておけば、自動で買い付けて積み立ててくれます。

積立頻度は証券会社によって異なりますが、たとえばSBI証券の場合、「毎日コース」、「毎週コース」、「毎月コース」の3つから選ぶことが可能です。

ただし、積立頻度が高ければ必ず利益が増えるというわけではありません。自分の積立ペースに合わせて自由に設定すると良いでしょう。

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たくさんのメリットがある反面、投資である以上はデメリットも存在します。

つみたてNISAを始める前に押さえておくべきデメリットを見てみましょう。

【つみたてNISAのデメリット】

  • 元本割れのリスクがある
  • 限られた投資先にしか投資できない
  • 損益通算ができない

元本割れのリスクがある

つみたてNISAの対象商品は、金融庁の定める基準をクリアした投資信託やETFに限られます。

しかし、金融庁の基準を満たしているといっても、元本保証がされているわけではありません。そのため、運用中に値下がりして元本割れを起こす可能性があります。

つみたてNISAは、長期間にわたってコツコツと積み立てる投資です。20年間のうちに元本が減る可能性は誰にでもあります。

限られた投資先にしか投資できない

先ほどご紹介したように、つみたてNISAは金融庁の基準を満たす投資信託とETFしか購入できません。

国内株のインデックス投信の場合は信託報酬が0.5%以下と一定水準以下に限定されていたり、販売手数料はゼロ(ノーロード)であったりと、長期・積立・分散投資に適した低コストの投資信託に限られています。

安心感がある一方で、基準を満たさない金融商品は選ぶことができないため、選択肢の幅が狭く感じる人もいるかもしれません。

たとえば、国内・海外の個別株式や不動産投資信託(REIT)などには投資できないので注意しましょう。

もし国内外の個別株式や不動産投資信託に投資したい場合は、「一般NISA」の利用がおすすめです。

つみたてNISAと同じく、一般NISAでも運用益に税金はかかりません。しかし、非課税期間はつみたてNISAよりも短い最長5年間です。

少額でコツコツ投資したい方はつみたてNISA、投資先を自由に選んで短期的に投資したい方は一般NISAと、投資スタイルに合わせて使い分けるのが良いでしょう。

損益通算ができない

つみたてNISAに限らず、投資では多少なりともリスクがつきものです。

NISA口座で保有している金融商品が値下がりした後に売却するなどして、損失が出てしまった!なんてケースもあるでしょう。

通常の投資口座では、ほかの一般口座や特定口座で発生した利益と損失を合算して相殺する「損益通算」が可能です。これは投資の利益にかかる税負担の軽減に役立ちます。

一方で、つみたてNISAでは、売買損失はないものとされます。そのため、売買損失が発生しても損益通算はできません。

また、損失の繰越控除(3年間)もできませんので注意しましょう。

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先ほど解説した通り、つみたてNISAにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもあります。

特に、非課税投資枠は翌年に繰り越しできないため、無駄なく投資するには年間40万円までの非課税枠をなるべく年内に使いきることがポイントです。

とはいえ、「あまり投資にお金をかけられない……」という方も多いでしょう。そんな方は、まず家計の見直しから始めてみてはいかがでしょうか

家計の中で無駄が多いのは固定費です。毎月なんとなく払っている固定費は、見直してみると無駄な部分があるかもしれません。

見直しにおすすめの固定費は、以下の5つです。

  • 光熱費
  • 住居費
  • 保険料
  • 通信費
  • 車の維持費

特に、毎月高額な料金がかかる光熱費は、見直すことでグッと支出を抑えられるかもしれません。

電力会社・ガス会社の見直しや切り替えで、大幅に節約できる可能性があります

ご紹介したように、つみたてNISAにはデメリットがあります。しかし、最長20年間の長期にわたり、利益は非課税で投資できるのは強力なメリットです。

これから投資デビューを検討している方は、少額から投資できる低リスクのつみたてNISAから始めてみると良いでしょう。

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