環境保全とは?世界や日本で行われている取り組みと個人でできること

2023年07月27日

世界中で環境保全のためのさまざまな取り組みが行われています。国家レベルでの取り組みに限らず、個人でも環境保全の取り組みを行うことは可能です。この記事では、世界や日本で行われている環境保全の取り組みと、私たちが日常生活でできる具体的な方法について解説します。

環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

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環境保全は、地球上の自然環境や生態系を保護し、持続可能な状態を維持するための取り組みのことです。

環境保全の目的は、自然資源の持続可能な利用や再生、生物多様性の保全、大気や水の浄化、エネルギーの効率的な利用などです。

これらにより、地球上の生態系のバランスを保ち、将来の世代に美しい環境を受け継ぐことができます。

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環境保全の取り組みは、国家レベルから個人レベルまでさまざまです。

国家レベルで行われている取り組みとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 気候変動枠組条約
  • グリーン成長戦略
  • オゾン層保護のためのウィーン条約
  • 生物多様性条約
  • 環境保全型農業

気候変動枠組条約

気候変動枠組条約は、地球温暖化や気候変動に関する国際的な合意を確立するために1994年に採択された枠組みです。

この条約は、地球温暖化や気候変動の主要な原因となる温室効果ガスの濃度の安定化を目的としています。

加盟国は、自国の温室効果ガスの排出量を監視し、削減目標を設定することが求められます。

グリーン成長戦略

グリーン成長戦略は、経済の成長を追求しながら環境への負荷を最小限に抑える「持続可能な経済発展」を実現するための戦略です。

地球温暖化に対する対策は、経済成長を阻害する要因になったり、コストがかかると考えられてきました。

しかし、その発想を転換して、積極的な対策によって産業構造や社会経済の変革を起こし、大きな成長につなげていくという考え方がグリーン成長戦略です。

まずは2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、エネルギー関連産業など、成長が期待される14の分野に対して、目標が設定されています。

オゾン層保護のためのウィーン条約

「オゾン層の保護のためのウィーン条約」は、1985年3月に国連環境計画(UNEP)が中心として定められました。

この条約では、締約国がオゾン層を保護する取り組みとして、以下の3つが求められています。

  • オゾン層の変化により生ずる悪影響から人の健康および環境を保護するために適当な措置をとること
  • オゾン層保護のための研究および組織的観測などに協力すること
  • 法律や科学および技術などに関する情報を交換すること

生物多様性条約

生物多様性条約は、1992年に開催された「リオ地球サミット」で採択されました。

私たちは食品や医薬品をはじめ、生物の恩恵を受けて生活しています。

しかし近年、生態系の破壊が進んでおり、生物の減少が危惧されています。

そんな中採択されたのが生物多様性条約です。

この条約の目標は、以下の3つです。

  • 生物の多様性の保全
  • 生物資源の持続可能な利用
  • 遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分

環境保全型農業

環境保全型農業は、環境への負荷を最小限に抑え、生態系の保護や持続可能な資源利用を追求する農業の手法やアプローチのことです。

従来の生産方法に比べて環境への影響を軽減し、生態系の健全性や生物多様性の保全を重視します。

例えば、土づくりを行って化学肥料や農薬の使用を減らすなどの取り組みが行われています。

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国家レベルでの取り組みに限らず、個人レベルでも環境保全の取り組みを行うことは可能です。

個人でできることには、下記のようなものがあります。

  • ゴミを減らす
  • 自然環境に配慮した製品を選ぶ
  • 省エネを心がける
  • 再生可能エネルギーを選ぶ

ゴミを減らす

私たちは日々の生活を送る中で多くのゴミを排出しています。ゴミを減らすためには、以下のような取り組みが有効です。

食品ロスを減らす
買い物リストを作成して必要な分だけを購入し、食品の賞味期限や保存方法に注意して無駄なく使い切る。

リサイクルと分別
自治体のルールに従い、プラスチックや紙、缶などを適切に分別してリサイクルに回すことで、廃棄物の削減が可能です。

コンポストを利用する
家庭で簡易的なコンポストを作り、野菜の皮や果物のかすなどを堆肥化させることができます。

プラスチックの使用を減らす
エコバッグやマイボトルの活用、プラスチックストローの代わりに再利用可能なストローを使用するなどの取り組みが有効です。

自然環境に配慮した製品を選ぶ

買い物をする際は、製品のラベルや説明文を確認し、環境に配慮したものを選ぶことで、環境保全に貢献できます。

海のエコラベルのついた製品
「海のエコラベル」と言われている「MSC認証」と「ASC認証」というものがあります。MSC認証は、海洋環境に配慮した漁業で獲れた水産物に与えられる認証、ASC認証は、海洋環境や地域社会に配慮した「養殖業」で生産した水産物に与えられる認証です。これらの商品を買うことで、日々の買い物から海洋環境に配慮することが可能です。

FSC認証のエコラベルのついた製品
FSC(森林管理協議会)は、森林の持続可能な管理を推進する国際的な組織です。FSC認証は、森林が持続可能に管理され、環境への影響を最小限に抑えながら木材や木製製品が生産されていることを示しています。

省エネを心がける

私たちの生活に欠かせない電力などのエネルギーは、使い方や製品の選び方を少し変えることで、無駄を排除することができます。

省エネに繋がる取り組みとしては、以下のようなものがあります。

照明をLEDに替える
従来の白熱電球や蛍光灯に比べて、LED電球に交換することで、同じ明るさを確保しながら消費電力を削減することができます。また、LEDは寿命も長く、交換の頻度も少ないため、ランニングコストも低く抑えられます。

家電製品を省エネ型に買い替える
省エネ型の家電に買い替えることで、これまでと同じように使用しても、消費電力を削減することができます。

空調の温度設定を見直す
夏季には冷房の温度を少し上げ、冬季には暖房の温度を少し下げることで、省エネが可能です。また、空調の使用範囲を限定し、冷暖房を使用しないようにすることも有効です。

待機電力を減らす
家電製品の中には、使用しなくても待機電力を消費するものがあります。使用しない時や長時間放置する場合は、コンセントをプラグから抜いて、待機電力を減らしましょう。

再生可能エネルギーを選ぶ

再生可能エネルギーとは、石油や石炭、天然ガスなどの限りがある化石燃料でなく、太陽光や風、バイオマス燃料などをエネルギー源とするエネルギーです。

どこにでも存在していて枯渇しない資源で、かつ、温室効果ガスの排出がない(または増加させない)のが大きな特徴です。

再生可能エネルギーには下記のような種類があります。

  • 太陽光発電
  • 風力発電
  • 水力発電
  • バイオマス発電

今では再生可能エネルギーを積極的に取り扱っている電力会社もあります。そのような会社と契約すれば、個人でも再生可能エネルギーを選ぶことが可能です。

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環境に優しい電力を選びたい方におすすめなのが、新電力の「エバーグリーン」です。エバーグリーンは電力事業20年以上の実績がある新電力会社です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」を契約すると、家庭での電気使用による二酸化炭素の排出を実質ゼロにできます。

一般的な家庭がこのプランで削減できる二酸化炭素の排出量は、年間1,785kg-CO₂ほどです。

なんとこれは、約130本もの杉の木が1年に吸収する量に相当します。

※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定
※300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出

「エバーグリーンが気になる」という方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

今回は世界や日本で行われている環境保全の取り組みや、私たちが日常生活でできることについて解説しました。

個人レベルで環境保全を行う方法としては、ゴミを減らしたり、自然環境に配慮した製品を選ぶことなどがあります。

また、環境に優しい電気を選ぶこともおすすめです。

「エバーグリーン」の「CO₂フリープラン」に切り替えれば、家庭の電力使用によるCO₂排出量を実質ゼロにすることができます。

環境保全に関心のある方は、環境に優しい「エバーグリーン」への切り替えを検討してみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

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