除湿器の電気代はいくら?タイプ別の電気代を節約方法と共にご紹介

2023年08月12日

ジメっとした室内を快適にするためには除湿器が便利です。しかし、ずっと稼働させ続けると電気代が高額になってしまいます。この記事では、除湿器にかかる電気代や、電気代を節約する方法をご紹介します。

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『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

様々なライフスタイルに合わせた豊富なプランが特徴で、沖縄と一部離島を除く日本全国に電気をお届けしています。

また、初期費用、契約手数料、解約違約金がかからないため、気軽に申し込めるのも嬉しいポイントです。(※あるく・おトク・でんきを除く)

エバーグリーンの詳細はこちらからご覧いただけます。

除湿器の電気代は、以下の計算式で求めることができます。

消費電力(W)÷1,000 × 使用時間(h)× 使用日数 × 1kWhあたりの電力量単価(円)

※1,000で割っているのは、消費電力の単位をWからkWに変換するためです。

たとえば、消費電力が700Wの除湿器を、1日8時間、月に30日稼働させた場合、1ヶ月あたりの電気代は下記のようになります。

700W ÷1,000 × 8h × 30日 ×31円=5,208円/月

※電力量単価は目安単価の31円/kWhを使用

この計算式から、除湿器の電気代を安く抑えるためには、下記の3つの方法があることがわかります。

  • 消費電力を小さくする
  • 使用時間を短くする
  • 電力量単価を下げる

なお、先ほど電力量単価を31円/kWhとしましたが、実際の単価は電力会社やプランによって異なります。

ご家庭の電力量単価は電力会社のホームページや検針票などでご確認ください。

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除湿器には以下の3タイプがあります。

  • コンプレッサー方式
  • デシカント方式
  • ハイブリッド方式

ここではそれぞれの方式の特徴と共に、具体的な製品を例にあげながら電気代を見ていきましょう。

なお、各電気代は電力量単価を31円/kWhに設定して計算しています。

コンプレッサー方式の場合

コンプレッサー方式は、除湿機の内部で空気を冷やして結露を発生させることで除湿します。

気温が高くなる夏場に強く、また消費電力が低いところが魅力です。

ただし、寒い時期は除湿力が落ちます。また運転音が大きいというデメリットもあります。

『三菱電機』のコンプレッサー式除湿器「MJ-M100SX-W」の消費電力は245W(50Hz)です。

この除湿機を1時間連続で稼働させた場合にかかる電気代は、約7.6円となります。

デシカント方式の場合

デシカント方式の除湿器は、本体内部に搭載されたヒーターで空気を温めて除湿します。

空気を温めるため、寒い冬でもしっかり除湿できるのが最大のポイントです。

ただしヒーターを使う分、消費電力が多くかかり、電気代が高くなりがちです。

またデシカント方式の除湿器を使うと部屋の温度が高くなるので、夏には向いていません。

『アイリスオーヤマ』のデシカント式除湿機「IJDC-K80」の消費電力は720Wで、1時間連続で使った場合にかかる電気代は約22.3円です。

ハイブリッド方式の場合

上記の通り、コンプレッサー方式とデシカント方式にはそれぞれ良さがあります。

ハイブリッド方式は、その両方の良いところを融合させた方式です。

温度と湿度に応じてコンプレッサー方式とデシカント方式の運転比率を自動で判断し、年間を通してしっかりと除湿してくれます。

本体価格は高くなりがちですが、季節に左右されず快適に使用できるのがハイブリッド方式の魅力です。

パナソニックのハイブリッド式除湿機「F-YHUX120」を、運転モード「除湿・自動」で使用した場合、消費電力は220W(50Hz)で、1時間あたりの電気代は約6.8円です。

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上記のとおり、除湿機の電気代は1時間あたり約6〜20円です。

「除湿器を使いたいけど電気代が気になる……」というときには、以下のような方法を実践することで、電気代を低く抑えることが期待できます。

消費電力が大きい運転モードの使用回数を減らす

除湿器には様々な運転モードがあり、それぞれ消費電力が異なります。

たとえば先ほど例示したパナソニックのハイブリッド式除湿機「F-YHUX120」の場合、衣類乾燥モードの「標準」にかかる消費電力が225Wであるのに対して、「速乾」の場合は685Wと、大きな差があります。(いずれも50Hz条件)

除湿力の高いモードを使えば短時間で除湿できますが、その分電気代がかかります。

よほど湿度が高くて気になるとき以外は、消費電力が多いモードをあまり使わないことをおすすめします。

洗濯物が乾きやすいよう干し方に注意する

洗濯物を早く乾かすために除湿器を使うこともありますが、洗濯物の干し方を工夫することで効率的に除湿できます。

たとえば洗濯物同士の間隔をこぶし1個分ほど開けると、空気の通り道ができて、早く乾きやすくなります。

また、外側に長い衣類を吊るし、内側に連れて短い衣類を吊るしてアーチ型のように配置することも効果的です。

除湿効率が上がって短時間で洗濯物が乾けば、除湿器の稼働時間が短くなり、結果的に電気代が安く済みます。

除湿器を買い替える

もし持っている除湿器が古い型番のものであれば、買い替えてしまうのもひとつの手です。

除湿器に限ったことではありませんが、電化製品は省エネ性能が年々向上しています。

同じような除湿性能であっても、最新モデルのほうが消費電力を少なくできる可能性があるのです。

またハイブリッド方式であれば、温度や湿度に応じた、より省エネな除湿方法が自動的に選択され、電気代を安く抑えることにつながります。

もちろん本体の買い替えにかかるお金もありますので、家計と相談しながら検討してみるのも良いのではないでしょうか。

電気契約を見直す

電気代が高いと感じる場合、契約しているプランの電気代そのものが高いことも原因として考えられます。

先ほど説明した通り、除湿機の電気代は電力量単価によって大きく左右されます。

契約しているプランの電力量単価が高いと、いくら除湿機の使い方や洗濯物の干し方を工夫しても、大きな節約はできないかもしれません。

電力会社やプランを見直して電気料金が安くなれば、除湿機に限らず家庭のあらゆる電気代がまとめて安くなり、大きな節約効果が見込めます。

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電力会社はたくさんありますが、中でもおすすめしたいのが『エバーグリーン』です。

その理由は以下の通りです。

ユニークなプランに注目

エバーグリーンにはシンプルな通常プランに加えて、個性的なプランが揃っています。

CO₂フリープラン

「CO₂フリープラン」に加入すると、電力使用による二酸化炭素の排出量が実質ゼロになります。

このプランに申し込むことで一般的な家庭が削減できるCO₂排出量は、年間で1785kg-CO₂です。これを杉の木に換算すると、なんと約130本分にもなります。

※300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定

「CO₂フリープラン」の詳細はこちら

プレミアムポイントプラン

「プレミアムポイントプラン」は、電気料金に応じて「Tポイント」「dポイント」が貯まるプランです。契約年数に応じてポイント還元率が1%から最大3%まで上がっていくため、長く愛用する人は更におトクになっていきます。

「プレミアムポイントプラン(Tポイント)」の詳細はこちら

「プレミアムポイントプラン(dポイント)」の詳細はこちら

保険でんき

「保険でんき」は、電気と個人賠償責任保険がセットになったプランです。

一般的には電気と保険は別々に契約し、料金もそれぞれ個別に支払います。

しかしこのプランに申し込めば、電気も保険もまとめて加入でき、しかもかかる費用は電気代だけです。

さらに保険対象は家族全員で、一人ひとり個別に加入する必要がないのも嬉しいポイントです。

※ 個人賠償保険は、本人、配偶者、同居の親族・お子さま、別居の未婚のお子さまが対象になります。

「保険でんき」の詳細はこちら

あるく・おトク・でんき

「あるく・おトク・でんき」は、歩いた歩数によってポイントがたまっていき、そのポイントに応じて電気代が安くなるというユニークなプランです。

スポーツ好きの方や、普段からよく歩く方にピッタリです。

「あるく・おトク・でんき」の詳細はこちら

住環境によっては、除湿器がオールシーズンで稼働しているご家庭もあるでしょう。

洗濯物を乾かす際にも活躍する除湿器ですが、電気代が高額になりやすいというデメリットもあります。

今回の記事でご紹介した節約方法を実践して、おトクに除湿器を活用しましょう。

大きく節約したいなら電力会社の見直しがおすすめです。ぜひこの機会に検討してみてください。

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(出典)

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