エアコンのドライ機能とは?冷房との違いや電気代について解説

2023年09月01日

エアコンの冷房機能とドライ機能の違いをご存知でしょうか。冷房とドライ機能を使い分けることで部屋中を快適にできますが、電気代が異なるので要注意です。今回は、冷房とドライの電気代の違いと節約方法をご紹介します。

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エアコンのドライ機能とは、部屋の「湿度」を下げることを最優先とした機能です

ドライ機能を使うことで、部屋のじめじめとした空気を追い出して、快適な室内環境を叶えます。

一方で、冷房機能とは部屋の「温度」を下げることを最優先とした機能です。暑い部屋から熱だけを追い出して部屋を涼しくします。

では、なぜドライ機能を使うと、室内のじめじめとした空気を追い出せるのでしょうか。

その秘密は、室内の「温度」にあります。

実は、空気中に含まれる水分量は、温度によって決まります。室内の温度が高いほど、空気がたくさんの水分をたくわえ、じめじめとした空気へと変わってしまうのです。

そこでドライ機能を使うと、エアコンが湿度の高いじめじめとした空気を吸い込みます

そして熱交換器で熱を奪って、まず室内の温度を冷ますのです。

室内の空気中にいられなくなった水分たちは、水滴となって熱交換器に付きます。

その水滴を集めてホースで室内外に放出する……これを繰り返すことで空気中の水分をどんどん外に追い出し、室内の湿度を下げます。

空気中の水分を集めて放出したあとは、さらさらの空気が部屋中に戻ります

これがエアコンのドライ機能の仕組みです。

ドライ機能の種類は大きく分けて2つ

ドライ機能の種類は、主に「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類に分けられます。

弱冷房除湿とは、じめじめとした空気を集めるために冷やした室内の空気を、湿度の低いさらさらの冷たい空気としてそのまま室内に戻すのが特徴です

通常通り冷房をかけたときよりも、室内の温度を下げるわけではありませんが、弱い冷房をかけているような状態になります。

そのため、場合によっては肌寒く感じたり、身体を冷やしてしまう可能性があるでしょう。

一方で、再熱除湿とは、いったん冷やした室内の空気を暖め直してから部屋に戻します。

弱冷房除湿と違うポイントは、部屋の温度を下げずに湿度だけを奪い、さらさらでちょうどいい温度の空気を排出することです

弱冷房除湿で「寒い」と感じる場合は、室内の温度を下げない再熱除湿を活用すると良いでしょう。

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暑い日は冷房機能ばかり使ってしまいがちですが、雨が多い時期など、特に湿度が高い日にはドライ機能を使うと良いでしょう。

ルームエアコンなどを手掛ける『ダイキン工業株式会社』の「熱中症の困りごとと解決法」によると、湿度が65%以上になると熱中症への警戒が必要になります

そうした特に湿度が高い日には、エアコンのドライ機能を活用して熱中症のリスクを下げましょう。

熱中症対策の目安としては、室温28℃・湿度40~60%を保つことが良いとされています

温度と湿度のバランスが分からない方は、温湿度計などを活用しましょう。

熱中症対策のためにも、エアコンの冷房機能とドライ機能を上手に使い分けながら、室内の温度と湿度のバランスを保つことが大切です

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冷房機能とドライ機能についてご紹介してきましたが、ここで気になるのが、冷房機能とドライ機能を使用したときの電気代の違いではないでしょうか

冷房機能とドライ機能の電気代を計算するには、そのときの室内の温度や湿度、設定温度と設定湿度によって電気代が異なります。

そのため、冷房とドライ機能の電気代の目安は、はっきりとは言えません。

ただし、冷房と弱冷房除湿、再熱除湿を電気代で比較した場合、一般的に最も安いのは弱冷房除湿で、最も高いのは再熱除湿です。

【電気代の順番】
弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿

なぜ、再熱除湿だと消費電力が多くなるかというと、室内に戻す空気を暖め直すのに多くの電気を使っているからです。

ちなみに、消費電力とはエアコンを動かすのにどのくらいの電力を使うのか、という意味です。

消費電力から電気代を計算したい場合は、W÷1000×1日の使用時間(h)×1kWhあたりの電力量料金で1日あたりの電気代を求めることができます。(消費電力がWで表示されている場合)

実際にどのくらいの電気代がかかっているのか目安を知りたい方は、お使いのエアコンの取り扱い説明書の消費電力量を参考のうえ、計算してみてはいかがでしょうか。

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熱中症を防いだり、快適な室内環境を保ったりするためにも、冷房機能とドライ機能を使い分けることが大切です。

しかし、ドライ機能は場合によって、冷房機能よりも電気代が高くなってしまう可能性があります。

特に、再熱除湿は消費電力が多いため、節約を考えて使用をためらってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

エアコンのドライ機能と冷房機能をあわせて活用しつつ、賢く光熱費を節約するためにはどうしたらよいのでしょうか。

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光熱費の節約をお考えの方は、電力会社の切り替えもひとつの手段です。

電力会社はたくさん存在しますが、新電力『エバーグリーン』は、さまざまなユニークなプランが揃っているのが特徴です

たとえば、でんきと保険がセットになった「保険でんき」、電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになる「CO₂フリープラン」など、さまざまなプランを選べます。

自分のライフスタイルや環境問題への関心にあわせて、お好きなプランを選べるのがメリットでしょう。

また、エバーグリーンは、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員です。親会社である『イーレックス』は1999年創業の老舗の新電力会社です。

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エアコンの冷房機能とドライ機能は、シーンによって使い分けることが大切です。じめじめとした梅雨の時期など、湿度が高い日は積極的にドライ機能を活用し、快適な空気を作りましょう。

温度と湿度の適切なコントロールは、熱中症の予防にも繋がります。賢くドライ機能を取り入れて、室内での熱中症対策にも役立てましょう。

ただし、ドライ機能を使うことで、場合によっては電気代が高くなってしまうかもしれません。そうした場合は電力会社の切り替えも視野に入れ、上手にドライ機能を活用しましょう。

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(出典)

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