ガス代を節約しよう!誰でもできる節約ノウハウをポイント別に解説

2023年10月04日

ガス代は家計の中で大きな割合を占める支出項目です。「毎月、ガス代の請求が怖い」と思っている方も多いのではないでしょうか。今回はそんなガス代を少しでも安く抑えるための4つのポイントをご紹介します。

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家計支出のなかでも大きなウエイトを占めるのが水道光熱費です。

水道光熱費は水道・電気・ガスの使用料のことであり、一般的な生活を送っていくうえでゼロ円にすることは不可能と言っていいでしょう。

しかし、節約することは不可能ではありません。特にガスは使う場所が限られているので、細かな点に気を配れば大幅に節約することが可能です。

このあと具体的な節約方法をご紹介しますが、まずは節約を実践する前に知っておいてほしいことを2つ説明します。

ガス代の相場

まずはじめにガス代の相場を確認して、そもそも自分の家のガス代が高いかどうかをチェックしましょう。

政府の家計調査によると、1ヶ月あたりのガス代はそれぞれ下の通りです。

世帯人数 ガス代(1ヶ月)
1人 3,331円
2人 4,900円
3人 5,555円
4人 5,427円
5人 5,506円
6人以上 6,156円

(出典:政府統計|家計調査年報(家計収支編)2022年)

ひとり暮らしでは約3,300円、ふたり暮らしでは4,900円となっています。

それ以上の人数がいる世帯では大幅に増えることはなく、5,500円〜6,000円ほどが平均的なガス代と言えます。

あくまでこのガス代は平均値であるため、住む地域やガスの使い方によって異なりますが、参考にしてください。

プロパンガスは都市ガスより高い

私たちが利用しているガスには、「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があります。

都市ガスは、地下に通っているガス導管を通して各家庭に供給されるガスです。

プロパンガスは、液化されたガスをボンベに充填して各家庭に配るタイプのガスです。家の外に大きなガスボンベが設置されている場合は、プロパンガスになります。

プロパンガスは高火力が出しやすい反面、配送にかかる人件費などから価格が高くなる傾向にあります。

プロパンガスの金額は、都市ガスに比べて1.8〜2倍にもなることがあり、プロパンガス契約になっているだけで光熱費がかなり高くかかってしまいます。

「それなら都市ガスに切り替えれば」と思う方も多いでしょうが、実はそう簡単な話ではありません。

都市ガスとプロパンガスは構成成分が違うため、ガスコンロや給湯器など、ガスを使用した機器は取り換えが必須になります。

さらに、都市ガスを利用するためには地下の供給管からガスを引いてくる必要があるので、配管変更のための工事が発生するのです。都市ガス化工事の費用は高く、10~20万円ほどかかります。

また賃貸物件の場合は勝手に工事ができないため、自分の意思だけでは変更できません。

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それではここから、ガス代を節約する具体的な方法をポイント別に紹介していきます。

まずは契約関連の節約術から見ていきましょう。

都市ガス会社を変更する

電気と同様に、都市ガスも契約自由化が開始され、価格競争が起きています。そのため、これまで契約していたガス会社よりもお得なプランを打ち出しているガス会社があるかもしれません。

都市ガスは共通の配管を利用して供給されているため、ガス会社を変更したとしてもガスの質が落ちるようなことはないので安心してください。

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お風呂は温めたお湯を大量に使うため、水道光熱費が多くかかる場所です。

ガス給湯器を利用している家庭の場合、ガス代の大部分をお風呂が占めている可能性もあります。

ここではお風呂の使い方に関する節約方法を見ていきましょう。

  • 温度を少し下げる
  • 複数人なら湯船を利用、ひとりだけ入浴ならシャワー
  • シャワーを出しっぱなしにしない
  • 節水シャワーヘッドを利用
  • 追い焚きを減らす
  • 浴槽に蓋をする

温度を少し下げる

お湯の設定温度を高くし過ぎていませんか?

お湯の温度を高くするほど、多くのガスが消費されます。ガスをたくさん使うということは、その分ガス代がかかってしまいます。

特に冬はできるだけ暖かいお湯を使いたくなりますが、温度の上げすぎには注意しましょう。まずは1度だけでも下げられないか検討してみてください。

複数人なら湯船を利用、ひとりだけ入浴ならシャワー

一般的な浴槽にお湯を張ると、200L程度のお湯が必要になります。

この湯量は、ひとりが15分ほどシャワーを使っているのと同じ量です。

そのため、2人以上でシャワーを利用するのであれば、浴槽に湯を張って、そのお湯を利用するほうが節約になります。

一方、ひとりだけが入浴するのであれば、節水しやすいシャワーのほうが節約に向いていると言えます。

シャワーを出しっぱなしにしない

シャワーの利用時間が15分程度だったとしても、多くの時間は頭や体を洗うために使っていて、実際にお湯を浴びている時間は半分程度、という方が多いのではないでしょうか。

お湯を出しっぱなしにすると、もちろんその分だけガスと水が無駄になっています。

もしお湯を出している時間が半分になると、ガスの利用も半分程度に抑えられるため、かなりの節約になります。

シャワーを浴びるときは出しっぱなしにしないことを心がけましょう。

節水シャワーヘッドを利用

節水シャワーヘッドを利用した場合、1分で使用するお湯の量を約半分に抑えることができます。

お湯の使用量が半分になるということは、温めなければいけないお湯の量も半分になるということです。

つまり、節水シャワーヘッドを導入するだけで、シャワーの使用時間を半分にした場合と同じ効果が期待できるのです。

ガス代が大きく節約できるため、ぜひ試してみてください。

追い焚きを減らす

ガス代を節約したいなら、追い焚きの回数が減るように心掛けましょう。

資源エネルギー庁によると、4.5℃下がった200Lのお湯を追い焚きする場合、1回あたり約17円のコストがかかります。

もし1年間追い焚きしなかった場合、約6,190円もの節約になります。

浴槽に蓋をする

お湯の保温には、お風呂の蓋が効果的です。

お湯の温度が下がらなければ、追い焚きの回数を減らすことができます。

蓋は最初の購入コストがかかるものの、そのあとは特に費用がかからないため、長い目で見ると節約になるでしょう。

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お風呂場に次いでガスの使用量が多くなるのは、キッチンです。

キッチンでは、調理と洗い物でガスを使っています。

ここにもひと工夫を加えて、なるべくガス代が安く済むように気を付けてみてください。

  • お湯の使用は最小限に
  • 長時間の煮込み料理は保温調理を
  • 高火力が必要な調理に注意する

お湯の使用は最小限に

食器を洗う場合にお湯を利用している人は多いと思います。

ただし、お風呂と違ってお皿洗いには過度に温かいお湯は不要です。そのため設定温度はグッと下げておいて問題ないでしょう。

もしお風呂場と給湯器が一緒になっており、同じ温度にしか設定できないのであれば、入浴時間にキッチンでお湯を使うことは避け、入浴が終わってから給湯温度を下げてお湯を使うことをおすすめします。

また、お湯を使わなくてもいいときは、水を使うように心がけましょう。

たとえば炊飯釜に水を張って米粒をふやかす場合、お湯のほうが効率は良いのですが、長時間付け置くのであれば冷水でも大差はありません。

長時間の煮込み料理は保温調理を

調理の過程でガス代を節約するためには、なるべく火にかけている時間を短くする、というのが重要な考え方です。

長時間の煮込み料理では、火にかけておく時間の分だけガスの使用量が増えていきます。

煮込み料理にかかるガス代を節約するためには、下の2つが効果的です。

・圧力鍋などの利用による時短調理
・保温性の高い鍋を使った保温調理

お肉や根菜類を短時間でホロホロに煮込むのであれば圧力鍋、長い時間をかけて食材に味を染み込ませたり、煮崩れを防ぎながら調理することを重視するのであれば保温調理器具の利用がおすすめです。

どちらも、1時間かかるような煮込み料理を半分以下の加熱時間で作ることができます。

圧力鍋などの購入費用を含めると節約効果は薄くなってしまいますが、保温調理は火からおろした鍋にタオルを巻くだけでも実践可能なので、まずはできるところから始めてみてもいいのではないでしょうか。

高火力が必要な調理に注意する

中華の炒め物や揚げ物をしようとすると、どうしても高火力を長時間使用する必要があり、ガスの使用量が増えがちです。

また、油汚れがつくため、食器やキッチン用具を洗う手間も増えます。洗い物の時にもお湯を使用すればさらにガス代が増えやすく、また労力も多く必要になります。

高い火力が必要になる調理方法の料理は極力控えるようにするだけでも、ガス代を大きく節約することができます。

揚げ物料理を週1回から月1回に減らすなど工夫しましょう。

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これまでガス代の節約を一切考えていなかった家庭であれば、これまでご紹介した節約方法を実践することで、大きな節約が可能になるのではないでしょうか。

ここでさらに支払方法を一緒に見直すと、ガス代がよりお得になります。

クレジットカードにはポイント機能が付いているものが少なくありません。中には公共料金の支払いであってもポイントが貯まるカードもあります。

こうしたカードでガス代を支払うことで、実質的に節約したと考えることが出来ます。

例えば、1%のポイント還元があるクレジットカードを利用することで、ガス代が1%分安くなった、と言えます。

さらに、ガス会社が提携している銀行口座やクレジットカードから決済することで、ガス料金が割引になるところもあります。

これはガス会社によって対応が異なるため、各社の比較を行って、トータルで最もおトクに利用できる会社を探していく必要があるでしょう。

ガス代節約のポイントを4つの項目に分けてご紹介してきました。

最初に説明したガス代の相場よりも高い金額がかかっているご家庭であれば、ガス代を節約できるポイントがたくさんあったのではないでしょうか。

特に、沸かしたお湯を大量に使用するお風呂周りのガス代は非常に高くなります。

お風呂場でのお湯の使い方を家族一丸となって見直すことで、ガス代を少しでも安く抑えることができます。ぜひ力を合わせて取り組んでください。

また、ガス代を安く抑えるためにはガス会社の見直しはもちろん、電力会社の見直し、高還元率のクレジットカード選びなども重要です。

トータルの光熱費を抑える、という意識で、ガス代だけではなく電気代も安く抑えていくことで、家計にゆとりを持たせていきましょう。

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(出典)

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