【目次】
エアコンの除湿と冷房の違いとは?
夏場はジメジメしていて気温も高いため、1日中エアコンを付けっぱなしにしている人も多いのではないでしょうか。
気象庁によると、2025年夏(6〜8月)の日本の平均気温は基準値を2.36℃上回り、統計開始(1898年)以降でもっとも高くなりました。厳しい暑さが続くなかで、エアコンを上手に使うことはますます重要になっています。
そんなエアコンには、部屋を涼しくする機能として冷房と除湿があります。
どちらを使っても部屋が涼しくなるため、違いがわからず、上手に使い分けられていない人もいるかもしれません。
そこでまずは、除湿と冷房の違いを確認しましょう。
除湿と冷房の違い
除湿の目的は、「湿度」を下げることです。その名の通り、ジメジメした室内から水分を取り除いてくれる機能です。
一方、冷房は「温度」を下げることが目的の機能です。温かい空気を部屋から出して、冷えた空気を部屋に入れることで室内を涼しくします。
同じように感じる冷房と除湿ですが、このように下げる対象が異なります。
除湿の種類は2タイプある
実は除湿には2つの種類があることをご存知でしょうか?
2つの種類とは、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」です。
水分を室外に追い出す仕組みは同じですが、室内に戻す空気の温度に違いがあります。
弱冷房除湿
弱冷房除湿は、温度を一度下げてから水分を排出し、乾いた空気をそのまま部屋に戻す仕組みになっています。
空気を冷やしながら除湿するため、少し肌寒く感じることがあるのが特徴です。
再熱除湿
再熱除湿は、湿気を取り除くために下げた温度を、もう一度温め直して部屋に戻します。
そのため、部屋を冷やすことなく除湿できるというところが、弱冷房除湿との大きな違いです。
弱冷房除湿と再熱除湿の見分け方
これまで除湿に種類があることをご存知なかった方は、「自分のエアコンはどっちのタイプ?」と気になると思います。
自宅で使っているエアコンの除湿がどちらのタイプなのかは、メーカーのホームページや取扱説明書で確認することができます。
また、リモコンに「カラッと除湿」などのボタンがある場合、それは再熱除湿機能です。名称は各メーカーによって異なるので、詳細はやはりホームページや取扱説明書を確認しましょう。
エアコンの電気代はどれくらい?

除湿や冷房で夏に大活躍するエアコンですが、電気代が気になっている方が多いはずです。
ここではエアコンの電気代の計算方法をご紹介します。
電気代の計算方法
エアコンにかかる電気代は、消費電力から計算することができます。
計算方法は以下の通りです。
【エアコンの電気代の計算方法】
消費電力(kW)×1kWhあたりの電気代単価=1時間あたりの電気代
消費電力が800Wのエアコンを想定して、1ヵ月でどれくらいの電気代がかかるのか見てみましょう。
まずは、消費電力の単位を変換します。1kW=1,000Wなので、Wを1,000で割りましょう。
800 ÷ 1,000 = 0.8kW
そこに、1kWhあたりの電気代単価をかけます。電気代単価は電力会社や契約プランによって異なりますが、ここでは公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している目安単価31円/kWh(税込)を使います。
0.8kW × 31円/kWh = 24.8円/h
今回の例では、1時間あたりのエアコンの電気代は24.8円ということになります。
1ヵ月の電気代を計算したい場合は、1時間あたりのエアコンの電気代に、1日あたりの使用時間と1ヵ月の使用日数を掛けてください。
たとえば、1日に9時間、1ヵ月に30日使用した場合は、以下の通りです。
24.8円/h × 9h × 30日 = 6,696円 / 月
この場合、1ヶ月に6,696円かかるという計算になりました。
なおこれはエアコン1台分の電気代になるので、複数台使っているご家庭なら、使用している台数分の電気代を計算しましょう。
電気代は電力会社との契約内容によって変わる
電力会社の電気代は、「基本料金」や電気を使用した量に対してかかる「電力量料金」などで構成されています。
料金は一律ではなく、電力会社やプランによって様々です。中には、基本料金が0円のもの、夜間や週末の電気代が安くなるもの、ガスとセットで申し込めば割引があるものなどがあります。
除湿にかかる電気代はエアコンの機種によっても左右されますが、電力会社のプラン内容も非常に大きく影響します。
冷房・弱冷房除湿・再熱除湿でもっとも電気代が高いのは?
冷房と弱冷房除湿、再熱除湿を電気代で比較した場合、一般的にもっとも安いのは弱冷房除湿で、もっとも高いのは再熱除湿です。
【電気代の順番】
弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿
先ほど触れた通り、再熱除湿は除湿をするために一度下げた温度を温め直しているため、消費電力が多くなります。その分、他の機能と比べて電気代が高くなります。
ダイキン工業も、消費電力は弱冷房除湿がもっとも少なく、再熱除湿は冷房より多くなるという比較の目安を公表しています。ただし、使用環境や設定温度・設定湿度によって電気代は変わる点には注意しましょう。
なお、最近のエアコンには、除湿した空気に部屋の空気を混ぜて吹き出す「ハイブリッド方式」の除湿を搭載した機種もあります。消費電力が冷房より少なく、部屋が冷えすぎにくいのが特徴です。
除湿と冷房は気温や湿度に合わせて使い分けるのがベスト
電気代を一番安く抑えられるのは弱冷房除湿ということがわかりました。では、冷房や再熱除湿ではなく、常に弱冷房除湿を使った方が良いのでしょうか。
確かに電気代の観点から見ると弱冷房除湿は魅力的ですが、弱冷房除湿は湿度だけでなく、部屋の温度も下がるのが特徴です。温度が下がりすぎると体を冷やして体調を崩してしまうかもしれません。
また、弱冷房除湿の主な目的はあくまで「湿度を下げること」なので、気温が非常に高い夏であれば冷房の方が効率よく温度を下げられます。
このように、各機能にはそれぞれ一長一短があるので、記録的な猛暑が続く近年の夏は特に、シーンによって上手に使い分けましょう。
除湿(エアコン)の電気代を抑える4つの方法
除湿(エアコン)の電気代は、使い方次第で節約することが可能です。
ここでは、エアコンの電気代を抑える方法を4つご紹介します。
1. 風量は自動運転にする
エアコンの電気代を抑えたいなら、風量を自動運転にするのがおすすめです。
エアコンの風量を「弱」に設定した方が、電気代がかからないと思うかもしれません。しかし、弱を使うと室内の温度が設定温度になるまで時間がかかり、逆に電気代が高くなるケースがあります。
自動運転を使うと、部屋が冷えるまでは強風運転してくれ、ちょうどいいタイミングで微風運転に切り替えてくれます。効率よく稼働するので、電気代が無駄にかかることがありません。
また風量の設定を頻繁に変更すると、そのたびに無駄な電力を消費するため、電気代が高くなってしまうという側面もあります。電気代を節約したいなら風量設定を変えず、やはり自動運転を使うようにするのが良いでしょう。
2. 短時間の外出ならつけっぱなしにする
短時間の外出であれば、エアコンをつけたままにした方が電気代を抑えられる場合があります。
エアコンは外気温と設定温度の差が大きくなるほど、電力を多く消費します。夏にエアコンを切ると室温が高くなるため、再度電源を入れたときに多くの電力が必要になります。
ちょっとした外出の場合は、エアコンを付けっぱなしにすることをおすすめします。
3. 室内機のフィルターをキレイに保つ
エアコンのフィルターにゴミやホコリが溜まると、運転効率が低下して余計な電力がかかります。消費電力が増えれば、もちろん電気代も高くなります。
資源エネルギー庁によると、フィルターを月に1回か2回清掃すると、目詰まりしたエアコン(2.2kW)と比べて年間約990円の節約になります。
2週間に1度を目安にフィルターを掃除し、綺麗に保つことを心がけましょう。
4. 室外機も忘れずに掃除する
エアコンの室外機は、部屋の中の熱を外へ逃がすなどの役割を担う大切な設備です。
室外機も室内機のフィルターと同じように、ゴミやホコリが溜まると運転効率が低下します。
余計な電力を使わないようにするために、適度に掃除をするようにしましょう。
また、室外機の吹き出し口の周りに物を置くと冷房の効果が下がるため、室外機の設置環境にも注意が必要です。
除湿(エアコン)の電気代が気になるなら電力会社の切り替えも

除湿や冷房を使っていて、エアコンの電気代が高いと感じるなら、契約している電力会社のプランが合っていないのかもしれません。
2016年にスタートした「電力の小売全面自由化」により、今では多くの会社が電力事業に取り組んでいます。
各社からさまざまなプランが提供されており、電力会社を切り替えることで電気代が安くなる可能性があります。
さらに、再生可能エネルギー100%の電気を選べば、電気代の見直しと同時にCO₂の削減にも貢献できます。エアコンを多く使用する夏場も、環境に配慮しながら快適に過ごせます。
基本料金0円!エバーグリーンのスマートゼロプランがおすすめ
電力会社の切り替えを検討している方に、ぜひ候補に入れていただきたいのが、新電力の『エバーグリーン』です。
エバーグリーンは、国内有数のバイオマス発電事業者であるイーレックスと東京電力エナジーパートナーの共同出資により設立された電力会社で、累計契約件数は19万件を突破しています(2025年9月末時点)。
エバーグリーンのプランのなかでも特におすすめなのが、基本料金0円の『スマートゼロプラン』です。ここからは、スマートゼロプランの特徴を3つご紹介します。
基本料金0円・料金単価一律で使った分だけ支払い
スマートゼロプランは、契約アンペア数に関係なく毎月の基本料金が0円のシンプルな料金体系です。
お支払いは実際に使った分だけなので、旅行などで長期間不在にする月も、無駄な固定費がかかりません。
さらに、電気をどれだけ使っても料金単価は一律です。使用量が増えても単価が段階的に上がらないため、除湿や冷房でエアコンをフル稼働させる夏も安心して電気を使えます。
Webからのお申し込みでAmazonギフトカード5,000円分プレゼント
エバーグリーンでは、Webサイトから新規でお申し込みの場合、Amazonギフトカード5,000円分がもらえるキャンペーンを実施しています。
切り替えの手続きはWebから約5分で完了し、今お使いの電力会社への解約連絡も不要です。
※Amazonギフトカード提供の適用条件はエバーグリーン公式サイトをご確認ください
再生可能エネルギー100%で環境にも優しい電気
エバーグリーンは、すべてのプランで再生可能エネルギー100%のエコな電気を提供しています。そのため、切り替えるだけでご家庭の電気使用に伴うCO₂排出量を実質ゼロにできます。
ご家庭の電力会社をエバーグリーンに切り替えると、一般的なファミリー世帯では1ヶ月あたり約127kgものCO₂排出量を削減できます。これは、杉の木およそ9本分の植林効果に相当します。
※CO₂排出量は令和5年度全国平均係数(0.423kg-CO₂/kWh)をもとに計算
※植林効果は「森林の二酸化炭素吸収力」(関東森林管理局/林野庁)をもとに、杉の木1本当たりの年間CO₂吸収量を14kgとして計算
除湿や冷房の電気代を賢く抑えながら、環境にも優しい毎日を、ぜひエバーグリーンで始めてみてください。
環境にも家計にも優しいエバーグリーン。WEB CMも公開中!
除湿と冷房を使い分けて電気代を抑えよう
除湿と冷房では目的が違うため、気温や湿度に合わせて使い分けるのがおすすめです。
また、自動運転にしたり、定期的にフィルターや室外機を掃除したりすることで、エアコンの電気代を抑えることができます。
さらに電気代を節約したい場合は、電力会社の切り替えが効果的です。エバーグリーンでは、基本料金0円・料金単価一律のスマートゼロプランを提供しています。切り替えは簡単ですので、ぜひ一度検討してみてください。
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除湿(エアコン)の電気代についてのよくある質問(Q&A)
Q. エアコンの除湿と冷房では、どちらの電気代が高いですか?
一般的に、電気代が安い順に「弱冷房除湿<冷房<再熱除湿」とされています。ただし、使用環境や設定温度・設定湿度によって電気代は変わるため、湿度を下げたいときは除湿、温度を下げたいときは冷房と使い分けるのがおすすめです。
Q. 除湿(エアコン)の電気代は1時間あたりいくらですか?
「消費電力(kW)×電気代単価(目安31円/kWh)」で計算できます。たとえば消費電力が800Wのエアコンなら、1時間あたり約24.8円です。実際の電気代は、機種や電力会社の契約プランによって変わります。
Q. 自宅のエアコンの除湿が弱冷房除湿か再熱除湿かを見分けるには?
メーカーのホームページや取扱説明書で確認できます。また、リモコンに「カラッと除湿」などのボタンがある場合は再熱除湿機能です。名称はメーカーによって異なるため、詳細は取扱説明書を確認しましょう。
Q. 電力会社の切り替えで除湿の電気代を抑えられますか?
抑えられる可能性があります。エバーグリーンのスマートゼロプランは、基本料金0円・料金単価一律のプランです。実際に電気を使った分だけお支払いいただく仕組みのため、電気料金を抑えやすいのが特長です。エアコンの除湿にかかる電気代を節約して夏を賢く快適に過ごしたい方は、ぜひ一度ご検討ください。
