サーキュレーターとは?扇風機との違いや効率的な使い方を紹介

ライフスタイル
2022年1月27日

サーキュレーターは、風を送る仕組みや見た目などが扇風機と似ているため、「どのような違いがあるのだろう?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか?そこでこの記事では、サーキュレーターの特徴や扇風機との違い、使い方などをご紹介します。

目次

サーキュレーターとは?

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サーキュレーター(Circulator)とは、日本語に直訳すると、「循環装置」という意味になります。

強力な風を一直線に送ることができ、その名の通り、部屋の空気を循環させることを目的とした製品です。

サーキュレーターを使えば、部屋の中の温度差を均一に近づけたり、空気の換気を効率的に行えます。

サーキュレーターと扇風機の違い

どちらも「風を送る」家電製品のため、サーキュレーターも扇風機も同じように思えますが、どのような違いがあるのでしょうか。

サーキュレーターと扇風機の大きな違いは、用途です。

扇風機は、涼をとるための製品です。広い範囲に穏やかな風を送るイメージで作られており、人に直接風を当てて冷却します。

一方、サーキュレーターの目的は、先ほども少し触れた通り、部屋の空気を循環させることです。狭い範囲に強い風を送るように作られており、その点が扇風機と異なります。

サーキュレーターの使い方

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サーキュレーターは空気を循環させるために使うものですが、どのように使えばいいのか迷う方も少なくないでしょう。

ここでは、サーキュレーターの一般的な使い方をご紹介します。

エアコンと併用する

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動するという性質があります。

そのため、エアコンを使っても部屋の中の温度にムラが生じやすく、なかなか冷暖房の効果が感じられないという経験がある人もいるのではないでしょうか。

そこで活用したいのが、サーキュレーターです。

サーキュレーターを使って風を送ると、空気が循環して、部屋の温度が均一に近づきます。

そうすると、冷房なら少し高めの温度に、暖房なら少し低めの温度に設定しても、快適に過ごせるようになります。

冷房は低めに、暖房は高めに温度を設定することで、エアコンの消費電力を抑えることが可能です。

結果的に電気代の節約につながるので、ぜひ試してみてください。

部屋干しするときにサーキュレーターを使う

特に梅雨の時期など、洗濯物を部屋干しするとなかなか乾かず、生乾きのニオイなどに悩まされる方も多いと思います。

そんな方は、ぜひサーキュレーターを使ってみてください。サーキュレーターの風を洗濯物に当てると、乾きやすくなります。

浴室乾燥機を使っている家庭なら、サーキュレーターを使った部屋干しに切り替えることで、電気代の節約が見込めるでしょう。

サーキュレーターの電気代はいくら?AC・DCモーターの違いも解説

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サーキュレーターはエアコンとの併用で節電効果が期待できる便利な家電ですが、それ自体の電気代はどれくらいかかるのでしょうか。

ここでは、モーターの種類(DC/AC)ごとに実際の製品を例にあげて、電気代の目安を見ていきましょう。

【機種別】サーキュレーターの電気代一覧

製品をいくつかピックアップして1ヵ月にかかる電気代を算出したところ、以下のようになりました。

モーター 製品 消費電力 1ヵ月にかかる電気代
DCモーター YCL-D1536EFR (ユアサプライムス) 15W 約112円
PCF-SDCC15T-W (アイリスオーヤマ) 25W 186円
YAR-CD20ES (山善) 18W 約134円
ACモーター PCF-BC15T-W (アイリスオーヤマ) 31W 約231円
FF-CS2515AC-W (オーム電機) 25W 186円
YGT-CL158F (ユアサプライムス) 32W 約238円

※電気代は「消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)」で計算
※1日8時間、月に30日間使用した場合を想定
※電気料金単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)を使用
※ACモーターの消費電力は50Hzでの最大値を参照

上記の通り、同じサーキュレーターでも、ACモーターよりDCモーターを搭載したタイプの方が電気代は安くなる傾向にあります。

ACモーターとDCモーター、どっちを選ぶべき?

電気代に差が生まれるACモーターとDCモーターですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらが良いかは、何を重視するかによって変わります。

【DCモーターの特徴】

メリット

  • 省エネ性能が高い: 消費電力が少なく、ランニングコスト(電気代)を抑えられる。
  • 運転音が静か: 静音性に優れた製品が多く、寝室や静かなオフィスでの使用にも向いている。
  • 風量の細かな調整が可能: 微風から強風まで、多段階で細かく風量を設定できるモデルが多い。

デメリット

  • 本体価格が高め: 高機能な分、ACモーターの製品に比べて価格が高い傾向にある。

【ACモーターの特徴】

メリット

  • 本体価格が安い: シンプルな構造のため、手頃な価格の製品が多い。
  • 操作がシンプル: 風量調節が「強・中・弱」など段階が少なく、直感的に操作できる。

デメリット

  • 消費電力が大きい: DCモーターに比べて電気代が高くなる傾向がある。
  • 運転音が大きめ: 「ブーン」というモーター音が気になる場合がある。
  • 風量調整が大まか: 細かい風量設定ができない。

【結論】

  • ランニングコストと静音性を重視するなら → DCモーター
  • 初期費用(本体価格)の安さを重視するなら → ACモーター

長時間使うことが多い方や、就寝中に使用したい方は、初期費用が高くてもDCモーター搭載モデルを選ぶと、長い目で見てお得で快適だと言えるでしょう。

扇風機や除湿機との電気代比較

サーキュレーターの電気代は、他の季節家電と比べてどうなのでしょうか。一般的な消費電力から、電気代の目安を比較してみましょう。

家電の種類 消費電力の目安 1ヵ月あたりの電気代(目安)
サーキュレーター(DC) 約18W 約134円
サーキュレーター(AC) 約31W 約231円
扇風機(AC) 約40W 約298円
除湿機(コンプレッサー式) 約200W 約1,488円

※上記はあくまで目安です。製品の性能や使用状況によって電気代は変動します。
※計算条件はサーキュレーターの表と同じです。

このように、特に除湿機はサーキュレーターに比べて消費電力が大きいことが分かります。梅雨の時期に洗濯物を乾かす際、除湿機とサーキュレーターを併用すれば、空気の循環が促されて効率よく乾燥できます。結果として除湿機の運転時間を短縮でき、電気代の節約に繋がります。

電気代を節約したいなら電力会社の切り替えが効果的!

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サーキュレーターを使うと電気代の節約につながりますが、さらに電気代を節約したいなら電力会社を切り替えるのもおすすめです。

電力会社を切り替えて電気料金そのものが安くなれば、サーキュレーターやエアコンの電気代だけでなく、家全体の電気代がまとめて安くなります。

電力自由化によって、今ではさまざまな電力会社が登場しています。

もし「どの電力会社が良いかわからない」という場合は、新電力『エバーグリーン』を候補に入れてみませんか?

エバーグリーンは下記のような電力会社です。

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サーキュレーターを上手に使って電気代を節約しよう

今回は、サーキュレーターとは何か、そして扇風機との違いや電気代について解説しました。

サーキュレーターを上手に使うと、電気代を節約することができます。

エアコンとの併用や洗濯物を乾かす時など、ぜひ活用してみてください。

電気代が気になる方は、電力会社の切り替えもおすすめです。

電気料金そのものが安くなれば、家全体の電気代が下がり、家計の負担を減らせるかもしれません。

この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:ユアサプライムス|YCL-D1536EFR)
(出典:アイリスオーヤマ|PCF-SDCC15T-W)
(出典:山善|YAR-CD20ES)
(出典:アイリスオーヤマ|PCF-BC15T-W)
(出典:オーム電機|FF-CS2515AC-W)
(出典:ユアサプライムス|YGT-CL158F)

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