自宅で簡単にできる節水方法10選 | 実践して節約に繋げよう

ライフスタイル
2022年3月31日

「節水しなきゃ」「少しでも水道代を抑えたい」と思ってはいるものの、なかなか取り組めずにいるという方も多いのではないでしょうか。節水は決して難しいことではなく、自宅で今すぐにでも始めることができます。この記事では、手軽にできて効果的なおすすめの節水方法を10個ご紹介します。

目次

日々の生活で節水を意識する上で、最も気になるのが「実際にいくら節約できるのか」という点ではないでしょうか。ここでは、まずご家庭の水道代の平均を確認し、その上で具体的な節水方法がどのくらいの節約に繋がるのかをシミュレーションで見ていきましょう。

家族構成別の水道代平均

まずは、一般的なご家庭で水道代が月にどのくらいかかっているのか見てみましょう。もちろん、お住まいの地域や季節によって水道料金は変動しますが、総務省の家計調査(2024年)によると、世帯人数別の平均的な上下水道料は以下のようになっています。

世帯人数1ヶ月あたりの平均水道代2ヶ月検針の場合の目安
1人暮らし2,282円約4,600円
2人暮らし4,248円約8,500円
3人暮らし5,358円約10,700円
4人暮らし6,026円約12,100円
5人暮らし6,846円約13,700円
6人以上8,409円約16,800円

出典:総務省統計局 e-Stat 家計調査(単身世帯)
出典:総務省統計局 e-Stat 家計調査(二人以上の世帯)

ご自身の請求額と比べていかがでしょうか。もし平均よりも高い場合は、節水を意識することで水道代を大きく節約できる可能性があります。

節水方法ごとの節約金額シミュレーション

では、実際に節水をするとどのくらいの節約効果が期待できるのでしょうか。ここでは、東京都水道局が公開しているデータを参考に、具体的な節約金額を見ていきましょう。

【シミュレーションの前提条件】
  • 3人家族での1ヶ月(30日)あたりの節約金額
  • 1リットルあたりの単価を0.24円として計算(下水道料金及び消費税を含む)
節水アクション節約金額(月あたり)補足(節水量・CO2削減量など)
お風呂の残り湯を洗濯などに使う約650円残り湯の半分(約90L)を毎日再利用した場合。
月間で約690gのCO₂を削減。
歯磨きの時にコップを使う約220円流しっぱなしと比較し、1回で約5Lの節水。朝晩2回実践した場合。
月間で約78gのCO₂を削減。
洗車はバケツに汲んで行う約30円ホースでの流し洗いと比較し、1回で約60Lの節水。月に2回洗車した場合。
月間で約30gのCO₂を削減。

出典:東京都水道局「くらしと水道」上手な使い方

このように、一つひとつの行動は小さくても、毎日続けることで着実に節約効果が生まれることがわかります。特に、お風呂の残り湯の活用は節約金額も大きく、環境への貢献度も高いので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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さっそくですが、自宅でできる節水方法をチェックしていきましょう。

今回ご紹介する節水方法は、以下の10個です。

  • 歯磨きをする時はコップを使う
  • 野菜や食器は「ため洗い」をする
  • お風呂は一緒に入るか続けて入る
  • 浴槽にペットボトルを沈めて水をかさましする
  • 節水機能付きのシャワーヘッドを使う
  • お風呂の残り湯を洗濯や掃除に使う
  • 洗濯の回数を減らす
  • トイレの大小レバーを使い分ける
  • 節水型機器に買い替える
  • 洗車はバケツを使う

どれもすぐに始められて、効果の高いものばかりです。一つずつ説明していきますので、できそうなものから取り組んでみてください。

歯磨きをする時はコップを使う

最初にご紹介するのは、歯磨きの際の水の使い方です。

歯磨き中に水を流しっぱなしにしていませんか?

たとえば30秒間水を流しっぱなしにしながら歯磨きをした場合、1回でおよそ6リットルもの水を使うと言われています。

歯磨きでの節水方法として、コップを使うことをおすすめします。

コップを使わずに手で水をすくう場合、すくったあとは蛇口の水を止めにくく、無駄な水が多く流れてしまいがちです。

一方、コップを使えば、必要な量だけ水を入れることができ、また口をゆすぐ時にもしっかり蛇口を閉めることができるので、節水が可能です。

野菜や食器は「ため洗い」をする

野菜や食器を洗う場合は、「ため洗い」を心がけましょう。

ため洗いとは、桶などに水をためて洗う方法です。

蛇口から水を流しながら野菜や食器を洗うと、必要以上に水を使ってしまいます。

ため洗いをすれば、無駄な水が流れず、水の無駄遣いを減らすことが可能です。

お風呂は一緒に入るか続けて入る

湯船にお湯を溜めてお風呂に入るときは、家族一緒に入るか続けて入ることで節水が可能です。

一人ずつ入ると、あとに入る人のときにはお湯が減ってしまい、足し湯が必要になります。

また時間が経ってから入ろうとすると、お湯の温度が下がってしまい、先ほどと同様に足し湯や追い焚きが必要になって、水だけでなく、ガスも消費することになります。

できるだけまとめて入るか、もしくはあまり時間を空けずに連続して入ることで、上記の問題を少し解消することが可能です。

浴槽にペットボトルを沈めて水をかさましする

浴槽にお湯を張る際、どのくらいの量を溜めているでしょうか?

当然ですが、浴槽いっぱいにお湯を溜めると、その分水の使用量が多くなるので、節水したい場合は少しでもお湯の量を減らせないか検討しましょう。

どうしてもたっぷりのお湯に浸かりたいという方は、水を入れたペットボトルを浴槽に数本沈めてみてください。

そうすることで水位が上がって、少ないお湯の量でも浴槽をいっぱいにすることが可能です。

節水機能付きのシャワーヘッドを使う

シャワーはついつい流しっぱなしにしがちで、節水をするなら見逃せないポイントです。

まずは、頭や体を洗っている時など、必要ない時にこまめに止める習慣をつけましょう。

さらに、シャワーヘッドを節水機能付きのものに変えるのもおすすめです。

節水機能付きのシャワーヘッドを使えば、簡単に水の使用量を減らすことができます。

またシャワーヘッド以外にも、蛇口内部に取り付ける節水コマや、蛇口先端に取り付ける節水アダプターなど、節水アイテムはたくさん販売されています。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

お風呂の残り湯を洗濯や掃除に使う

一般的な大きさのバスタブにお湯を溜めると、約180Lほどの量になります。

お風呂に入るとその量は減りますが、それでも多くのお湯が残ると思います。

そのまま流し捨ててしまうと勿体無いので、できればお風呂の残り湯を洗濯や掃除に活用しましょう。

残り湯の汚れが洗濯物につくのが気になるという方は、すすぎの際に水道のキレイな水を使うと汚れをすっきり洗い流すことが可能です。

洗濯の回数を減らす

洗濯物はまとめ洗いをする方が、水を節約できます。

たとえば、パナソニックのドラム洗濯機「NA-LX129AL/R」の場合、1回の洗濯で使用する水の量は約83Lです。

毎日洗濯した場合、単純計算で一ヶ月あたり約2,490Lもの水を使うことになりますが、まとめ洗いを実践して洗濯の頻度を2日に1回にできれば、使用する水の量は約1,245Lとなり、大幅な節水になります。

もちろん洗濯機が一度に洗濯できる量には限りがあるため、容量以上の洗濯物を無理矢理詰め込むのは避けるべきですが、できる限りまとめ洗いするよう心がけてみてください。

トイレの大小レバーを使い分ける

トイレレバーは「大」「小」で分かれていますが、使い分けていない人も多いのではないでしょうか。

メーカーによって違いはありますが、大と小で使用する水の量には、1Lほどの差があります。

必要もないのに毎回「大」ばかり使用していると、水の無駄遣いになります。

節約をするなら、「大」と「小」はしっかり使い分けたいところです。

節水型機器に買い替える

近年は節水や節電など、省エネな製品が増えています。そのため、洗濯機や食洗機などの家電を最新のものに買い替えるだけで節水につながります。

購入する際の初期費用はかかりますが、節水効果が高いほどランニングコストが小さくなるため、長い目で見ると十分に元を取れるケースも多々あります。

家電製品を買う際は、ぜひ節水効果に着目してみてください。

洗車はバケツを使う

車を洗うときに、ホースを使って水を流しながら洗う人も多いのではないでしょうか。

確かにホースを使うと効率がよく楽に洗車できますが、無駄な水がたくさん流れてしまいます。

水を流しっぱなしにしながら車を洗った場合、約90Lもの水を使用するという試算も出ているのです。

歯磨きの際にコップを使うのと同様に、洗車をする時も水を流しっぱなしにするのではなく、バケツに水をためてから流すようにすると、無駄を省けます。

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ここまでおすすめの節水方法をご紹介してきましたが、家庭では電気も多く使用します。

家庭の水道光熱費の内訳を見ると、電気代が多くを占めており、家計の節約には節電も大切です。

また、電気代を下げたい場合は、電力会社の切り替えが効果的です。

今は電力自由化によって、各家庭が好きな電力会社を選べる時代になりました。

自分の家庭にあった会社を選べば、電気代を大幅に削減することも可能です。

特にこれまで一度も電力会社を変えたことがない場合は、契約先を変えるだけで大きな効果を得ることができるかもしれません。

電力会社でおすすめなのは新電力の『エバーグリーン』

リーズナブルな電力会社をお探しの方におすすめなのが、『エバーグリーン』です。

エバーグリーンは、以下のような電力会社です。

  • 東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員
  • 電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力
  • 沖縄と一部離島を除く、日本全国に電気を供給
  • 初期費用、契約手数料、解約違約金がかからない ※あるく・おトク・でんきを除く

また、シンプルな通常プランに加えて、以下のようなユニークなプランが揃っています。

  • ライフスタイルプラン
    毎月の電気料金が一定の使用量まで定額になるプラン。使用量に合わせて5段階の定額範囲から、自分のライフスタイルに合うものを選べます。
  • 保険でんき
    電気の契約に、日常生活での万が一に備える個人賠償責任保険が付帯するプラン。CO₂排出量実質ゼロの電気を使いながら、暮らしの安心もプラスできるのが特徴です。
  • あるく・おトク・でんき
    歩くことで電気料金が割引になる、健康志向の方におすすめのプラン。健康増進を図りつつ、環境に優しい電気を使えるのが魅力です。

エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

 

今回は自宅で気軽に始められる節水方法について解説しました。今すぐにでも始められるものばかりなので、ぜひできそうなものから取り入れてみてください。

電気代の節約も実現したいという方は、電力会社を切り替えてみてはいかがでしょうか?

電力会社を切り替えるとなると、ハードルが高く感じる方もいるかと思いますが、今ではWEBから5分程度で申し込める会社もあるなど、そんなに難しい作業ではありません。

ぜひ、この機会にご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:資源エネルギー庁|省エネポータルサイト)
(出典:Panasonic|ドラム式と縦型 電気代・水道代の違い)

エバーグリーンは
環境に配慮した電気を
供給することで
皆さまの暮らしを支えます

  • Point
    1

    CO₂排出量が実質ゼロの電気

    実は、家庭から排出されるCO₂の約半数は電気の使用によるもの。エバーグリーンの電気をご利用いただくと、これを実質ゼロに抑えることができます!

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    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

  • Point
    3

    充実のサポート体制

    電気のトラブル時に迅速に駆け付ける「でんきレスキュー」 サービスなど、万が一の際もご安心いただけるサポート体制を整えています。

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