ホットプレートの電気代は高い?1時間あたりの料金からガス・IHとの比較、節約術まで解説

ライフスタイル
2025年11月26日

パーティーなどで活躍するホットプレート。フライパン代わりにもなる便利な調理家電ですが、使用する際に気になるのが「電気代」です。この記事では、ホットプレートの1時間あたりの電気代から、ガスコンロやIHとの料金比較、効果的な節約術まで詳しく解説します。賢い使い方を知って、ホットプレート料理を気軽に楽しみましょう。

目次

ホットプレートの電気代は1時間あたりいくら?

ホットプレートで肉と野菜を焼く様子。家庭で手軽に楽しめる電気グリル調理のイメージ。

ここでは、ホットプレートの電気代がいくらかかるのか、まずは具体的な計算方法と目安金額を見ていきましょう。

お持ちの製品の消費電力(W)がわかれば、ご家庭での電気代も簡単に計算できます。ぜひ参考にしてください。

電気代の計算方法と消費電力(W)ごとの料金一覧

ホットプレートの電気代は、以下の計算式で求められます。

電気代(円) = 消費電力(W) ÷ 1,000 × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)

ホットプレートの消費電力は、1,200W~1,400Wが一般的です。少人数向けのコンパクトな機種だと、700W~800W程度の場合もあります。

この消費電力をもとに、ホットプレートを1時間使用したときの電気代を計算すると以下のようになります。ご家庭のホットプレートの消費電力に合わせて確認してみてください。

【ホットプレートの電気代】

消費電力1時間あたりの電気代(目安)
700W約21.7円
800W約24.8円
1000W約31.0円
1,200W約37.2円
1,400W約43.4円

※電気料金単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安単価の31円/kWh(税込)で計算

温度設定(保温・低温~高温)による電気代の違い

ホットプレートの電気代は、調理するときの温度設定によっても大きく変わります。

製品の取扱説明書などに書かれている消費電力は、一般的に「定格消費電力」といい、もっとも電力を消費するときの数値です。

しかし、実際の調理では常に最大パワーで使うわけではなく、料理に合わせて火力を調整したり、保温機能を使ったりします。

一例として、温度別の消費電力と1時間あたりの電気代目安は以下の通りです。

温度設定(目安)消費電力(目安)1時間あたりの電気代(目安)
強火(約250度)1,400W約43.4円
弱火(約140度)150W約4.7円
保温(約90度)75W約2.3円

例えば、強火(1,400W)で30分調理したあと、保温(75W)で2時間テーブルに置いておく場合の電気代を計算してみましょう。

  • 調理(30分): 1,400(W) ÷ 1,000 × 0.5(h) × 31(円/kWh) = 約21.7円
  • 保温(2時間): 75(W) ÷ 1,000 × 2(h) × 31(円/kWh) = 約4.65円
  • 合計:約21.7円 + 約4.65円 = 約26.4円

このように、調理と保温を組み合わせることで、実際の電気代が変わることも覚えておきましょう。

シーン別で見るホットプレートの電気代

ホットプレートでたこ焼きを焼く人の手元。家庭で楽しむ電気調理や省エネクッキングのイメージ。

では、実際に家族や友人とホットプレートを囲むとき、電気代はどのくらいかかるのでしょうか。調理と保温を組み合わせた、3つのシーンで電気代を計算してみましょう。

  • たこ焼きパーティー(2時間)
    最初の1時間は強火(1,400W)で焼き、残りの1時間は保温(75W)で温かいまま楽しむ場合。
    合計:約45.7円
  • おうち焼肉(1時間半)
    最初の1時間は強火(1,400W)で一気に焼き、残りの30分は中火(700Wと仮定)でゆっくり楽しむ場合。
    合計:約54.3円
  • 週末のお好み焼きランチ(1時間)
    最初の30分は強火(1,400W)で両面をしっかり焼き、残りの30分は保温(75W)で熱々のまま食べる場合。
    合計:約22.9円

どのシーンでも、電気代は数十円程度に収まることが分かります。「ホットプレートは電気代が高い」というイメージがあるかもしれませんが、意外と気軽に使える調理家電と言えるでしょう。

ホットプレートの電気代は高い?ガスコンロやIHと比較

清潔感のあるキッチンに設置されたIHクッキングヒーター。省エネと安全性を両立する電気調理器。

ホットプレートの電気代は、他の調理器具と比べて高いのか気になる方も多いはず。

ここでは、キッチンで使われることが多い「ガスコンロ」や「IHクッキングヒーター」と、ホットプレートの1時間あたりの光熱費を比較してみましょう。

ホットプレート vs ガスコンロ

まず、ホットプレートとガスコンロの光熱費を比較してみましょう。

調理器具燃料1時間あたりの光熱費(目安)
ホットプレート電気約41.85円
ガスコンロ都市ガス約30.68円
ガスコンロプロパンガス約75.09円

ご家庭で都市ガスを利用している場合はガスコンロの方が、プロパンガスを利用している場合はホットプレートの方が、1時間あたりの光熱費は安くなる結果となりました。

※ホットプレートの電気代は、象印「やきやき EA-DF10」(消費電力1,350W)を参考に、電気料金単価31円/kWhで計算
※ガスコンロのガス代は、パロマ「PA-380WA-L」(標準火力2.95kW)を参考に、下記の計算式で算出
ガス代 = ガス消費量(kW) × 使用時間(h) × 3.6(MJ/kWh) ÷ ガス発熱量(MJ/㎥) × ガス単価(円/㎥)
※ガス発熱量は都市ガス45 MJ/㎥、プロパンガス99 MJ/㎥で計算
※都市ガス単位料金は、東京ガス一般契約料金B表(130.46円/㎥)、プロパンガス単位料金は700円/㎥と仮定

ホットプレート vs IHクッキングヒーター

次に、ホットプレートとIHクッキングヒーター(ビルトインタイプ)の電気代を比較します。IHクッキングヒーターは、火力によって消費電力が大きく変わるのが特徴です。

調理器具火力1時間あたりの電気代(目安)
ホットプレート強火(1,350W)約41.85円
IHクッキングヒーター弱火 (100W~370W)約3.1円~11.47円
中火 (500W~1,000W)約15.5円~31.0円
強火 (1,450W~2,500W)約44.95円~77.5円

IHクッキングヒーターは熱効率が高く、火力調整がホットプレートよりも正確にできるのが特徴です。電気代は火力によって大きく変動しますが、強火での使用が続くとホットプレートより電気代が高くなる傾向があります。

※ホットプレートの電気代は、象印「やきやき EA-DF10」(消費電力1,350W)を参考に、電気料金単価31円/kWhで計算
※IHクッキングヒーターの電気代は、Panasonic「KZ-KB21B」の消費電力を参考に、電気料金単価31円/kWhで計算

ホットプレートの電気代を節約する3つの方法

電子レンジに料理を入れる女性。時短・省エネ調理をイメージしたキッチンシーン。

ホットプレートの電気代は、1~2時間使用しても数十円程度と、そこまで高額にならないことがわかりました。とはいえ、少し工夫してさらに電気代を節約できれば、もっと気軽にホットプレートを楽しめるでしょう。

ここでは、今日からすぐに実践できる3つの簡単な節約術を紹介します。

1. 下準備を工夫して加熱時間を短くする

ホットプレートの電気代を節約するには、できるだけ短時間で調理を済ませることがポイントです。加熱時間が短ければ短いほど、消費電力は少なくなり、電気代も安くなります。

例えば、「食材に均等に熱が通るように、同じくらいの大きさに揃えて切る」「火が通りにくい根菜などは、あらかじめ電子レンジで加熱しておく」といった下準備が効果的です。

少しの手間で加熱時間をぐっと短縮できます。

2. 余熱と保温機能を上手に活用する

ある程度調理が進んだら蓋をして、余熱で最後の仕上げをすると、無駄な電力消費を抑えられます。

また、調理後にすぐ食べない場合は、電源を切らずに保温機能を活用するのがおすすめです。一度冷めたプレートを再加熱するには大きな電力が必要になるため、温かい状態を保つ方が電気代を節約できます。

3. 電力会社を見直す

ホットプレートの使い方を工夫するのも大切ですが、電気の契約そのものを見直すことも、賢い節約術のひとつです。

もし、現在の料金プランがご家庭のライフスタイルに合っていない場合、知らず知らずのうちに無駄な電気代が発生している可能性があります。

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