電気代が高いのはなぜ?原因と対策を解説

2021年05月06日

電気代が高くなる原因はひとつではありません。この記事では、その原因と対策を確認し、節電についても解説していきます。電気代が少しでも安くなる方法が知りたい方はぜひ参考にしてください。

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はじめに、そもそも自分の電気代が本当に高いのかどうか、世間一般の電気代の相場と比較して確認しておきましょう。

電気代の仕組み

電気料金の計算方法は契約しているプランによって異なりますが、一番多いのは、「基本料金」と「電力量料金(従量料金)」がかかるタイプです。

【最も普及している電気料金プラン】
電気代 = 基本料金 + 電力量料金

※厳密には燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金もかかりますが、わかりやすくするため、ここでは割愛します。

この料金プランの場合、「基本料金」は電気の使用量に関係なく、毎月固定で発生します。

一方の「電力量料金」は、使用した電気の量に応じて変動する料金です。

この基本料金と電力量料金の組み合わせで、毎月の電気代が決まります。

世帯別の電気代

続いて、政府統計データをもとに、2021年の電気代を世帯別に確認してみましょう。

世帯人数 電気代(月額)
1人 5,482円
2人 9,183円
3人 10,655円
4人 11,376円
5人 12,423円
6人以上 14,852円

(出典:政府統計|家計調査 家計収支編 単身世帯 )
(出典:政府統計|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 )

上記表と比べて、ご家庭の電気代はいかがでしょうか?

世帯の人数によって、電気の使い方や使用する時間が違います。

また、住んでいる地域や季節によっても電気代は異なりますが、電気代の相場は上記の金額を目安に考えると良いでしょう。

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電気代が高くなる原因はさまざまです。

ここでは多くのご家庭に当てはまる主な原因をご紹介します。

余分な待機電力があるため

待機電力とは、コンセントに接続された電化製品が、電源が落ちている状態でも消費する電力のことです。

待機電力が多く消費される電化製品には、エアコン、ビデオ機器、給湯器などがあります。

資源エネルギー庁の推計によると、平成24年度のひと世帯あたりの消費電力量のうち、「待機電力」は全体の5.1%も占めています。

電化製品それぞれの待機電力は大きくないものの、それらが積み重なることで電気代が高くなっている可能性があります。

電気を使いすぎている

電気代が高い原因として、純粋に電気を使いすぎていることも考えられます。

下記は、電気使用量が多くなりがちなケースの一例です。

  • 照明器具を消し忘れたまま出かける
  • ペットを飼い始めたので24時間エアコンをつけたままにしている
  • 家族が増えたので洗濯の回数が多くなった

古い家電を使っている

古い家電を使っている場合は、最新の機種よりも多く電気代がかかっている可能性があります。

日本には、「トップランナー制度」というものがあります。

トップランナー制度は、家電製品や自動車などの機器の省エネ基準を、現在商品化されている製品のうち、最も優れている機器の性能以上にするという制度です。

この制度により、家電製品の省エネ性能は年々向上しており、消費電力量が少しずつ少なくなっています。

資源エネルギー庁のホームページによると、2019年に発売された冷蔵庫は、10年前のモデルに比べて約40〜47%も省エネになっていると公表されています。

電気の市場価格が上昇している

電気の市場価格は、世界情勢の影響などを受けて変動します。

日本はエネルギー資源の多くを海外に頼っており、輸入元の国の情勢不安などの影響で、電気料金が高騰することがあるのです。

電力会社の中には、市場連動型のプランを提供している会社があり、そのようなプランを契約している家庭では特に市場価格の変動による影響を受けやすくなります。

電気契約の内容が実態に適していない

電気料金には、携帯電話と同じようにさまざまなプランがあります。

契約しているプランが現在の電気の使い方や使用量に合っていない場合、不必要に電気代が高くなっているかもしれません。

電気代を左右する項目のひとつに、「契約アンペア」があります。

契約アンペアとは、家庭全体で同時に使える電気の量のことです。契約アンペアの数値は、各家庭ごとに電力会社と契約して決まっています。

電気料金の計算方法のところでご紹介した「基本料金」は、一般的に契約アンペア数が大きくなるほど高く設定されています。

そのため、実際に使っている電気の量よりも大きなアンペア数で契約している場合、無駄なコストがかかっていることになるのです。

電気代が高いと感じた場合、まずは契約アンペア数を確認してみましょう。

なお、電力会社によって契約アンペアが設定されていない料金体系のプランもあります。関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・沖縄電力エリアは最低料金が定められている「最低料金制」のプランが多いです。

「最近、電気代が高いな。」とお悩みの方に、電気代を節約する方法をいくつかご提案します。

家電の使い方を見直す

先ほど電気代が高くなる原因をご紹介しましたが、その中のひとつに「電気の使い過ぎ」がありました。

基本的なことになりますが、電気代を節約するためには電気を使いすぎないようにすることが重要です。

家電の使い方によって電気の使用量が変わり、電気代に影響を与えます。

家電にはたくさんの種類がありますが、どの家庭にもある下記5つの家電の節電方法をご紹介します。

・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・洗濯機
・照明

エアコン

エアコンを使用する際は、設定温度を調節することで節約効果を期待できます。

環境省は室温の目安として、夏は28℃、冬は20℃を推奨しています。これらの数値に近づけるよう設定温度を1℃変えるだけでも電気代を節約可能です。

また、エアコンの性能を最大限発揮できるように、定期的にフィルターの掃除をしましょう。ゴミやほこりを取り除いておけば効率よく稼働し、高い冷房・暖房効果を維持することができます。

エアコンの電気代を節約しようとして、こまめに電源を切ろうと考える方も多いでしょう。他の電化製品では効果的ですが、エアコンでは逆効果です。

エアコンは電源を入れる度に、室内温度が設定温度に近づくように運転します。頻繁に電源のオンオフを繰り返すと無駄に電気を使うことになるので、短時間部屋を離れるだけであれば付けたままにする方が良いでしょう

テレビ

テレビを消すときは、リモコンで画面をオフにするだけでなく、主電源を消しましょう。画面オフよりも電力を節約することが可能です。

注意点として、機種によっては主電源を切るといくつかの機能が使えなくなる場合があります。予約録画やソフトウェア更新などを行っている場合は、画面オフに留めておきましょう。

画面や電源を消したつもりになって、付けっぱなしにしないことが大切です。

部屋の明るさや操作しない時間などを自動で判断して電源オフになる「省エネ機能」が付いているテレビもあります。付けっぱなしの心配がなくなるので、もしこの機能があれば積極的に活用しましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫の消費電力を節約するときのポイントは、冷気を保ち効率よく稼働させることです。

食材を冷蔵庫いっぱいに詰めたり、温かいものをそのまま入れたりすると、冷やすためにより多くの電力を消費します。

食材を詰めすぎない、冷ましてから入れる、といったことを意識するだけでも節約につながるでしょう。

また、冷蔵庫の開け閉めを極力減らすことも大切です。冷気を逃がさないように、必要なものを一度に取ったり、保冷容器を使ったりするといった工夫をしましょう

洗濯機

洗濯機の電気代の節約には、できるだけ洗濯回数を減らすことが効果的です。同じ色の衣類をまとめたり、一度に洗濯できるときはまとめるようにして、洗濯回数を抑えましょう。

ただし、詰め込みすぎはNGです。衣類が多すぎると洗濯機が回転するためにより多くの電力を使います。最大でも洗濯機の80%ほどの衣類を入れつつ、できるだけまとめ洗いするのがおすすめです

照明

部屋の照明は、こまめに消すことを意識すると節約につながります。

使わない部屋の電気を付けっぱなしにしない、短時間離れるときも電気を消すなど、必要ないときはしっかりと消しましょう。

また、照明に使う蛍光灯や電球をLED照明に交換するのもおすすめです。

LED照明は蛍光灯や電球に比べて寿命が長いので、長期的に見て交換のコストや手間を抑えられます。消費電力の少ないものに交換すれば、電気代の節約も可能です。

その他の家電の節約方法もチェック

主な家電についての節約方法を解説しましたが、他にも多くの家電があります。

その他の家電の節約方法についても下に簡単にまとめたので、チェックしてみてください

・炊飯器:長時間の保温を避けレンジで温める
・電子レンジ:冷凍した食べ物はできるだけ自然解凍する
・電気ポット:長時間の保温をせず再沸騰させて使用する
・トイレ:季節に合わせてウォシュレットや便座の温度を調節する
・パソコン:90分以内にもう一度使用するなら、シャットダウンせずにスリープ状態にする

契約アンペアを見直す

電気料金プランの多くは、アンペア制を導入しています。アンペア制のプランでは、契約しているアンペア数に応じて基本料金が設定されており、数値が大きければ大きいほど基本料金も高くなります。

上述の通り、契約アンペア数は家庭で同時に使える電気の量であり、もし契約アンペア数を超える電気を使うと、ブレーカーが落ちてしまいます。

そのため、一度に使用する電気の量を把握して契約アンペア数を決めましょう。

たとえば下記の家電を同時に使用する場合、合計で43Aになります。

  • エアコン(6A)
  • テレビ(5A)
  • 照明(2A)
  • 冷蔵庫(3A)
  • 電子レンジ(15A)
  • 炊飯器(12A)

※100W=1Aで計算した、目安のアンペア数

もし契約アンペア数が40Aなら、これらの家電を同時に使うことでアンペア数が超過し、ブレーカーが落ちてしまいます。そのためこの場合は、50Aが最適ということです。

使用量以上に高いアンペア数で契約していると、無駄にお金を払っていることになります。実態と合っていない場合は、適切な数値に変更するようにしましょう。

新電力会社に切り替える

電気の使い過ぎや契約アンペア数を変更しても電気代があまり変わらない場合は、思い切って電力会社の見直しを検討してみましょう。

現在契約している電力会社から他の電力会社に乗り換えることで、電気代が安くなるかもしれません。

2016年4月の電力自由化により、一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになりました。今では電力事業に多くの会社が参入し、様々なプランやサービスを用意しています。

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電力会社の切り替えを検討している方は、ぜひ一度『エバーグリーン』を候補に入れてみてください。

『エバーグリーン』は、電力事業20年以上の新電力会社で、全国の電気契約数は20万件を超えました。

東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員であり、安心して契約いただける会社です。

電気料金プランには、シンプルな通常プランに加えて、下記のようなユニークなプランもあります。

CO₂フリープラン
電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン

プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン

プレミアムポイントプラン(dポイント)
電気料金に応じてdポイントがたまるプラン

保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン

あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が割引されるプラン

また、「LINEで電気料金お知らせ」「でんきレスキュー」などの各種サービスも充実しています。

「LINEで電気料金お知らせ」は、毎月の電気料金をLINEで手軽に確認できるサービスです。電気代をすぐに確認できるため、電気の使い方を見直すきっかけになるでしょう。

「でんきレスキュー」は、電気トラブルが起きた場合に電話1本で駆けつけてくれる、困ったときに安心のサービスです。

『エバーグリーン』への切り替えは、WEBから簡単に行えます。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

電気代が高いと感じている場合、電気の使い方や契約アンペア数を見直すことで、電気代を抑えることが可能です。

また、電力会社の見直しも電気代削減に有効な方法です。

『エバーグリーン』なら、様々なプランがあるため、ご自身の電気使用状況やライフスタイルに合ったものを選べます。

この機会に、『エバーグリーン』を検討してみてはいかがでしょうか。

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(出典:政府統計|家計調査 家計収支編 単身世帯 )
(出典:政府統計|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 )
(出典:資源エネルギー庁|平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業 (待機時消費電力調査)報告書概要)
(出典:資源エネルギー庁:機器の買換で省エネ節約)

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