シーリングファンの電気代はどのくらい?電気代を抑える方法もご紹介

2021年05月31日

おしゃれな見た目に惹かれて、自宅の天井にシーリングファン を設置したいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事ではシーリングファンにかかる電気代や、電気代を抑える方法などをご紹介します。

シーリングファンはどんな器具?

シーリングファンとは、天井に取り付けるタイプのファン(扇風機)のことです。

シーリングファンと言うと、そのおしゃれな見た目からインテリア目的で取り付ける人も多いですが、羽を回して部屋の中の空気を循環させることが主な役割です。

また照明が付いているものも多く、部屋を照らす照明器具としても多く利用されています。

シーリングファンにかかる電気代はどのくらい?

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シーリングファンの取り付けを考えている方の中には、電気代がどのくらいかかるのか気になっている人もいると思います。

そこでここでは、『Panasonic』のシーリングファン「F-MG111」を例にして、電気代を確認してみましょう。

シーリングファンにかかる電気代は、以下の計算式で求められます。

消費電力(W) ÷ 1,000 × 使用時間(h) × 電気代単価 = 電気代

※消費電力を1,000で割っているのは、単位をWからkWへ変換するためです。

まずは消費電力を確認しましょう。

Panasonic F-MG111の消費電力は、風量を強で使用した場合、44W(50Hz)です。

なお、シーリングファンの消費電力は、取扱説明書やメーカーのホームページに記載されているのでチェックしてみてください。

次に電気代単価を確認します。

電気代単価は電力会社によって異なるため、現在契約している電力会社のホームページや検針票などをご覧ください。

今回は、目安単価である27円/kWhを用いて計算します。

それでは消費電力と電気代単価を式に当てはめて、1時間あたりの電気代を計算してみましょう。

以下のようになります。

44W ÷ 1,000 × 1h × 27円 = 約1.2円

このシーリングファンの電気代は、1時間あたり約1.2円という結果となりました。

なお、24時間利用した場合の電気代は約28.5円、1日24時間を1ヶ月(30日)使い続けた場合は約855.4円です。

(出典:Panasonic|天井扇(シーリングファン) F-MG111)

(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 )

電気代の節約には電力会社の切り替えが効果的!

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夏にシーリングファンを使用すると、室内の空気が循環して体感温度が下がり、エアコンの冷房の設定温度を上げることができます。

冷房の設定温度を上げると消費電力が小さくなり、結果的に電気代も下がることになります。

このようにシーリングファンをうまく活用すれば節約になりますが、より大きく電気代を下げたい場合は、電力会社の切り替えがおすすめです。

電力自由化により、現在では自由に電力会社を選べるようになりました。

自分の家庭に合った電気プランに切り替えると電気代そのものが安くなり、シーリングファンだけでなく、家庭全体の電気代が大幅に下がる可能性があります。

電力会社の切り替えにおすすめなのが、新電力の『エバーグリーン』です。

『エバーグリーン』は東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業の実績が20年以上ある新電力です。

沖縄や一部離島を除く全国に電気を供給しており、顧客数は20万件以上と多くのご家庭から選ばれています。

エバーグリーンには、シンプルな通常プランに加えて、以下のようなユニークなプランが揃っています。

  • 「プレミアムポイントプラン」:電気使用料金に応じてTポイントやdポイントがたまるプラン
  • 「あるく・おトク・でんき」:歩数に応じて電気代が安くなるプラン
  • 「保険でんき」:個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン
  • 「CO₂フリープラン」:電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン

またエバーグリーンでは、初期費用や契約手数料、解約違約金などはかかりません。 ※あるく・おトク・でんきを除く。

エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

『エバーグリーン』のホームページはこちら

シーリングファンを使うメリット

シーリングファンを使うことで、いくつか得られるメリットがあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

おしゃれでインテリアのアクセントになる

メリットとしてまずイメージするのは、インテリア性の高さではないでしょうか?

シーリングファンを取り付けるだけで、部屋の中が一気におしゃれな雰囲気に変わります

ホテルや別荘に取り付けられていることも多く、優雅でリラックスした雰囲気を作り出してくれます。

空気を循環させるため冷暖房の効率アップ

シーリングファンを利用すると、夏場は天井側からゆったりとした気流を送り出すことにより体感温度が下がり、冬場は上に溜まりがちな暖気を拡散し、室温のムラを和らげて足下まで暖かくしてくれます。

このようにシーリングファンを活用することで空気が循環し、冷暖房の効率を上げることが可能です。

冷暖房の効率が上がれば、夏は冷房の設定温度を上げることができ、冬は暖房の設定温度を下げることができます。

冷暖房の設定温度は電気代と強く関係しているため、節約にもつながります。

【関連記事】エアコンの電気代を安くしたい!暖房・冷房・除湿の違いと、節約方法を伝授!

(出典:Panasonic | シーリングファンのサーキュレーション効果について)

室内に洗濯物を干した際に早く乾く

梅雨の時期や雨の日は、室内に洗濯物を干す方も多いのではないでしょうか?

シーリングファンを利用すると、ファンが回って天井側から風が送り出されます。

その風が洗濯物にあたることで、シーリングファンを使わずに室内干しにするときと比べて、乾きが早くなります。

乾燥機に比べると時間はかかってしまいますが、乾燥機は消費電力がシーリングファンよりも大きく、電気代が高くなりがちです。

そのため電気代を抑えながら効率良く洗濯物を乾かしたい人は、洗濯時にシーリングファンを活用すると良いでしょう。

【関連記事】乾燥機にかかる電気代はどのくらい?節約方法も合わせて確認しよう

シーリングファンを使うデメリット

シーリングファンには、メリットだけでなくデメリットもあります。

どんなデメリットがあるのか、ここで確認しましょう。

掃除が大変

シーリングファンのデメリットのひとつに、掃除の面倒さがあります。

シーリングファンは、通常の扇風機より羽のサイズが大きく、ホコリが溜まりやすいのが特徴です。

またホコリが溜まりやすいだけでなく、シーリングファンは高い場所にあるため掃除するのに手間がかかります

脚立などを使って落下しないように注意しながら掃除をしなければならないので、定期的に掃除をしようと思うとなかなか大変です。

製品によっては音が気になる場合も

製品によっては、ファンを回す音が気になる場合があります。

音の原因は、モーターが振動して天井に伝わってしまうことが大半です。そのため、家の構造などによっても左右されるでしょう。

また、シーリングファンに使われるモーターの種類によっても異なります。

モーターにはDCモーターとACモーターの2種類があります。

DCモーターはほとんど音がなく静かなのが特徴です。一方ACモーターは少し音が聞こえる場合があります。

シーリングファンを選ぶときは、モーターのタイプもチェックしてみてください。

(出典:シーリングファン・ライト通販専門店ファズー|ACモーターはDCモーターに比べてうるさいですか?)

シーリングファンは「おしゃれ」と「節約」を叶えてくれる

この記事では、シーリングファンの電気代やメリット・デメリットについてご紹介しました。

シーリングファンの電気代はそれほど高くはありません。また上手く活用することで冷暖房の電気代を節約することも可能です。

電気代の削減に最も効果的なのは、電力会社の切り替えです。

毎月の電気代を抑えながらシーリングファンを使って快適に過ごしたい人は、電力会社の切り替えを検討してみると良いでしょう。

『エバーグリーン』のホームページはこちら

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