太陽光発電の設置費用はどれくらい?相場や必要な設備まで解説

2021年07月30日

エコな発電方法として注目され、太陽光発電を取り入れる人が増えています。ただ、設置やメンテナンスなどにはある程度まとまった費用が必要になってきます。ここでは、費用の相場やどんな設備が必要なのか、また、太陽光以外のエコな発電方法などをご紹介します。

環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

太陽光発電システムの設置費用の平均は、2022年では1kWあたり26.1万円でした。

住宅に設置する太陽光発電の平均積載量は、4.4〜4.5kWなので、118万円程度が設置にかかる費用の相場となります。

4.4〜4.5kW程度の太陽光発電を設置する場合、パネルの枚数は20枚程度になることが多いです。

ただし、屋根の面積や角度、屋根の素材など、各家庭の状況に合わせたシステムを設置するので、実際にどのくらいの規模の太陽光発電を設置できるかは、専門業者に見てもらう必要があります。

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太陽光発電を設置するには、屋根の上に乗せる太陽光パネル以外にも様々な設備が必要になります。

ここでは、太陽光発電を設置する際に必要になる、基本的な設備をご紹介します。

太陽電池モジュール

太陽光発電は、太陽電池を使って発電するシステムですが、一つひとつの太陽電池はあまり大きくなく、発電量も多くありません。

そのため、たくさんの太陽電池を接続して並べ、ガラスや樹脂などで板状に保護し、強度を保てるようにします。

それを、太陽光モジュールといいます。

太陽光モジュールは、太陽光パネルや太陽電池パネルと呼ばれることもあります。

架台

架台とは、太陽電池モジュールが少しでも効率よく太陽光を受けられるように、角度や高さを調整するためのものです。

素材は何種類かあり、よく使われているのはアルミやスチールです。

設置方法は、屋根に穴を開けて設置するタイプと、穴を開けずに設置するタイプがあります。

雪が多い地域では、積雪対策として高さのある架台を設置することもあります。

接続箱

接続箱は、太陽光モジュールの配線を一本にまとめてパワーコンディショナーに送る設備です。

住宅用の接続箱は、屋外での影響を少しでも減らすため軒下に設置したり、屋内に設置したりします。

また、接続箱とパワーコンディショナーが一体化した製品もあります。

パワーコンディショナー

パワーコンディショナーの役割は、太陽光モジュールで発電した電力を直流から交流に変換することです。

家庭で使用する電化製品などは交流電力でないと使用できません。

そのため、発電した直流電力をパワーコンディショナーで交流電力に変換する必要があるのです。

電力量計

電力量計とは、電力会社に電力を売った売電量と、電力会社から電力を購入した買電量を計測するための設備です。

売電用、買電用の二つの量計が設置されます。

その月の売電額は、売電用の電力量計を検針することで決定します。

発電量モニター

発電量モニターは、発電や売電の状況、電気をどのくらい使っているかなどを、モニター上で確認できる設備です。

発電量などのデータが蓄積されるので、太陽光を設置してから数年たった後に、発電量が落ちていないかなどの確認ができます。

発電量モニターが故障すると、そのままにしてしまう人もいますが、修理に出したり買い直したりして、いつでもデータを確認できるようにしておくと安心です。

蓄電池

蓄電池とは、太陽電池で発電した電力を蓄える設備です。

蓄電池があると、購入電力量を減らし節電になったり、停電時など、緊急のときにも電気を使えたりします。

また、余剰電力を電力会社に買い取ってもらう期間が終了する際に蓄電池を導入し、自家消費型に切り替える人もいます。

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太陽光発電を設置した場合、発電量を維持するためや、安全確保のために、3〜5年おきに一度は点検することを推奨されています。

5kWの太陽光発電を設置したと仮定すると、1回あたりの点検費用は約2.8万円が相場です。

また、パワーコンディショナーは一般的に20年に一度は交換されており、交換費用の相場は20.9万円程度です。

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最近、「再生可能エネルギー」に注目が集まっています。

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、地熱、水力、バイオマスなどの大気中の温室効果ガスを増加させず、資源に限りがないエネルギーのことです。

再生可能エネルギーについては、こちらの「再生可能エネルギーにはどんな種類があるの?それぞれの特徴を知ろう」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

エコであることをはじめ、再生可能エネルギーにはさまざまなメリットがあるため、世界中で導入が進んでいます。

ただ、太陽光以外の、風力や地熱といった再生可能エネルギーを家庭に取り入れることは、まだ一般的ではありません。

しかし、再生可能エネルギーで電力を調達している電力会社に切り替えることにより、再生可能エネルギーを家庭で使うことが可能です。

再生可能エネルギーを家庭で使うと、温室効果ガス排出の削減に貢献できます。

一つひとつの家庭が温室効果ガス排出の削減に取り組むことで、地球温暖化などの環境問題改善の効果が期待できます。

また再生可能エネルギーは、自然の力を使って電力を作り出すので、地球上の様々な場所でエネルギーを生み出せることが大きな特徴でもあります。

日本では、石油や石炭などに使われる化石燃料の確保が難しいので、再生可能エネルギーを使うことでエネルギー自給率を上げることが可能です。

化石燃料については、こちらの「化石燃料とは?名前の由来から問題点までわかりやすく紹介」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

エネルギー自給率を高めるため、他国からの資源の輸入に頼らず、国内で生産できる再生可能エネルギーを主要電源にしようという取り組みも進められています。

再生可能エネルギーの使用は、これからどんどん増え、当たり前になってくることでしょう。

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再生可能エネルギーで電気を調達している電力会社に切り替えると言っても、どの会社にすれば良いのか迷う人もいると思います。

そこでおすすめなのが『エバーグリーン』です。

エバーグリーンの親会社である『イーレックス』は、東証プライム市場上場企業で、国内トップクラスのバイオマス発電事業者です。

エバーグリーンはイーレックスグループの一員として、沖縄と一部離島を除く全国に電気をお届けしています。

さまざまな特徴があるエバーグリーンですが、特に注目してほしいのが、「CO₂フリープラン」です。

CO₂フリープランを選べば、電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになります。

このプランに切り替えることで削減できる一般的家庭の年間CO₂排出量は、杉の木約130本が1年間に吸収する量に相当します。

※300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

CO₂フリープランについて、そしてエバーグリーンについて詳しく知りたいという方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

電気代のシミュレーションもできます。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

太陽光発電を設置したいと思っても、初期費用や設置後のメンテナンス費用、修理や買い替え費用などがかかるうえに、設置する際は工事も必要になるので、大掛かりになります。

その点、エバーグリーンのCO₂フリープランであれば、電力会社を切り替えるだけでいいので、とてもお手軽です。

エバーグリーンでは、簡単に電気料金のシミュレーションができ、契約もオンラインで完了します。

まずは気軽に、エバーグリーンのCO₂フリープランにするとどのくらいになるのか、シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

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