損害賠償とは？請求が発生するケースもわかりやすく解説
2021年07月30日
「損害賠償」とはどういう意味なのでしょうか。この記事では、損害賠償の意味や、どういうときに損害賠償の請求が発生するのかをご紹介します。また、損害賠償の請求に備えるための方法も解説していますので、参考にしてみてください。
損害賠償とは？
損害賠償は、「債務不履行や不法行為によって、他人に損害を与えた人が、被害者に対してその損害を補償する」というものです。
たとえば他人に大切なものを壊されてしまった場合、被害を受けた人は壊されたものの弁償を要求することができます。
また、交通事故を起こして怪我をしてしまった場合は、経済的な損失に加えて、精神的に受けた損害に対する慰謝料も請求可能です。
【関連記事】自転車事故のときに使える保険とは？実際の損害賠償額はどれくらいになる？
損害賠償の請求はどんなときに起こる？
損害賠償の請求はどのような場合に発生するのでしょうか。
ここでは例をいくつかご紹介します。
債務不履行（契約違反）が起きた場合
【例】A社がB社から商品を大量に仕入れる契約をしていたのに、納品直前で一方的にキャンセル。B社はすでに商品の準備をしていたため、大きな損害が出る。
こうした事例の場合、契約内容に基づいて商品を購入してもらうことが原則となります。
もしどうしてもキャンセルするということであれば、それによって起きる損害に対して賠償を求めることができます。
不法行為があった場合
【例1】自転車で他人に怪我をさせてしまった
自転車事故は「過失傷害罪」や「過失致死罪」に分類される刑事事件ですが、加害者は民事上も責任を負うことになります。
被害者は事故によって生じる治療費や、後遺症に対する慰謝料などを請求することができます。
自転車を運転する人は、自転車が軽車両であることを自覚して、安全運転を心がけるとともに、保険にも加入しておいたほうが良いでしょう。
【関連記事】自転車保険の義務化をわかりやすく解説｜罰則や対象地域は？
【例2】ゴルフのプレイ中に打球が他人にぶつかって怪我をさせてしまった
ゴルフ中に他人に怪我を負わせてしまった場合も、損害賠償の請求が発生する可能性があります。
過去の例を見ると、5,000万円もの賠償金となったケースも発生しています。
(出典：熊本県司法書士会｜法律相談Q&A 走ってきた自転車とぶつかりけがをした。)
(出典：Gridge｜高額な賠償事例も！！みなさんは「ゴルフ保険」に加入していますか？)
損害賠償が発生しないことも
もし上記で挙げたような事例が起きても、損害賠償の請求が生じない場合もあります。
以下のような場合です。
【例1】損害を負った時点から20年、もしくは損害を受けたことを知ってから3年が経過している。
【例2】被災など、相手の努力では絶対に避けられない理由で損害が発生してしまった。
例1のように、損害が発生した日から長期間が経過している場合は時効が成立し、損害賠償請求の対象外となる場合があります。
また、例2のように、故意ではない理由で発生した損害の中でも、天災によるものなどは損害賠償請求の対象外となることがあります。
(出典：弁護士法人ALG&Associates｜自然災害なら賠償しなくていいの？)
損害賠償はケースによって金額もバラバラ
損害賠償の金額はケースによって異なります。
たとえば先ほど少し触れたゴルフ中の怪我で5,000万円の賠償命令が出たケースがあったり、自転車事故で1億円近い損害賠償が言い渡されたケースもあるのです。
特に心身に大きな後遺症が残ってしまうような事故や、死亡事故を起こしてしまうと、損害賠償額は大幅にアップします。
損害賠償に備えるためには
上記のように、損害賠償は高額になるケースもあり、賠償責任が生じると大変な事態になります。
このような損害賠償に備えるためには、どのようなことができるでしょうか。
まずは事故を起こしそうなことを避ける
何よりも、まずは事故を起こさないことが重要です。
自転車を運転できるようになると、積極的に外に出たがる子供も多いでしょう。
元気があるのはとても良いことですが、運転の仕方については十分注意するよう日頃から伝えておくことが大切です。
また、スポーツシーンでの危険行為にも配慮が必要です。
たとえばゴルフでホールを回っているときに、前のグループがまだいるのにもかかわらずショットを行う「打ち込み行為」は、打球が人に当たるかもしれない非常に危険な行為です。
こうした日常生活の中の「危うい行動」をなるべく避けることが、損害賠償請求を回避する最大の方法です。
損害賠償保険に加入する
しかし、どれほど避けていても「まさか」のことは突然起こります。
そういうときに役立つのが、損害賠償保険です。
損害賠償保険は、これまでにご紹介したような損害賠償請求をされた時に適用できる保険です。
契約内容によっては、最大3億円程度までの補償を受けられるケースもあります。
ただし、故意に起こしたトラブルに対しては保険が効かないことが一般的です。
「酔って記憶をなくし暴れた」という場合なども故意犯として扱われるケースがありますので、注意しましょう。
賠償責任保険は、保険会社が販売しているもの、クレジットカードなどのサービスとして付帯しているものなどがあります。
(出典：弁護士法人泉総合法律事務所｜酔った勢いで器物損壊罪｜覚えていなくても逮捕される？)
電気と個人賠償責任保険がセットになった「保険でんき」とは？
これから損害賠償保険への加入を検討するなら、『エバーグリーン』の「保険でんき」を候補に入れてみませんか？
エバーグリーンは東証プライム市場上場のイーレックスグループの電力会社です。
電力事業20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を突破しました。
エバーグリーンにはいくつかのプランがありますが、その中のひとつが「保険でんき」です。
『エバーグリーン』の「保険でんき」は、電気と保険がセットになったユニークな電気プランです。
個人賠償責任保険が付いているので、電気プランを新しく切り替えるついでに、上記のようなケースの損害賠償請求に対応できます。
電気プランに付加される保険サービスでありながら、補償内容が充実しており、万が一のアクシデントにもしっかり備えられるのが魅力です。
国内はもちろん、国外の事故であっても1億円まで補償可能で、家族全員（本人・配偶者・同居の親族・子ども・別居の未婚の子ども）が補償の対象となります。
さらに、事故の際には、保険の引受先である東京海上日動火災が示談交渉を行うサービスも付帯しているので安心です。
定期的な継続手続きは不要で、電気契約が続く限り保険の契約が続くこともポイントです。
保険の加入状況が把握しやすく、「更新手続きをうっかり忘れてた！」という事態も防げます。
電話で各種医療の相談などができる便利なサービスも付いています。
保険付きなのにかかる費用は電気代のみ
個人賠償責任保険が付いているのに、かかる費用は電気代だけです。
『エバーグリーン』の公式ホームページでは、料金のシミュレーションができます。
具体的にどのくらい電気代を節約できるのか知りたい場合は、ぜひ一度試してみてください。
損害賠償は高額になることも！おトクに備えれば安心
損害賠償を請求されるようなアクシデントは、避けていても突然起きてしまうものです。
その賠償額は1億円など高額になるケースもあるのです。
このような高額な賠償は、多くの場合、家計を圧迫し、一生かかって返済しなければならないような規模のものとなるでしょう。
そうならないためには、事前に保険に加入しておくことをおすすめします。
これから新しく損害賠償保険に加入するのであれば、電気代もおトクになるエバーグリーンの『保険でんき』がおすすめです。
保険でんきなら、「もしも」に備えることができ、しかも電気代まで安くなるかもしれません。
この機会にぜひご検討ください。