環境ラベルとは?マークの種類や意味、環境に優しい商品選びのコツを解説

2022年03月01日

環境ラベルは、地球環境に優しい商品を見分ける目印になります。私たちが食品や日用品などを購入するときに環境ラベルが付いた商品を選ぶだけで、地球の環境負担を減らすことが可能です。今回は、環境ラベルの意味やマークの種類について簡単にご紹介します。

EG_251_2.png

環境ラベルとは、地球の環境負荷の低減に繋がる商品やサービスにラベルがつけられる制度のことです。

私たちが普段購入している食品や日用品、訪れている飲食店や商業施設なども、この制度の対象です。

世界で初めて登場した環境ラベルは、1978年にドイツで導入された「ブルーエンジェル」制度です。

日本でおなじみの環境マーク「エコマーク」は、このブルーエンジェルなどを参考にして生まれました。エコマークは1989年2月にスタートし、その後さまざまな環境ラベルが誕生しています。

環境ラベルがついているもの=地球に優しいものということになります。日常生活で、環境に良い商品やエコなサービスを選ぶうえでの目印になるでしょう。

二酸化炭素の排出が実質ゼロに。エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

EG_251_3.png

「環境ラベル」と聞いただけでは、いまいちピンと来ないかもしれません。しかし、環境ラベルは日常のさまざまな場面で登場しています。

環境ラベルの種類によって、対象商品やサービスが異なります。

ここでは、日常生活でよく見かける下記の環境ラベルについて、各ラベルの意味や、どんな商品・サービスについているのかをご紹介します。

ひとつずつ見ていきましょう。

エコマーク

エコマークは、生産から廃棄にわたるサイクル全体を通して環境への負担が少なく、環境保全に役立つと認められた商品にのみつけられる環境ラベルです。

制服や文房具、建築資材やエンジンオイル、ホテルやスーパーマーケットなど、さまざまな商品やサービスにエコマークがつけられています。私たちの生活に密着した環境ラベルと言えるでしょう。

バイオマスマーク

バイオマスマークは、植物や生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質および安全性が保たれた商品にのみ与えられる環境ラベルです。バイオマスの利用推進を目的としてスタートしました。

レジ袋や食品容器などのプラスチック製品、衣料品やインキ、事務用品や園芸用品など、さまざまなものにバイオマスマークがつけられています。

【関連記事】バイオマスとは?種類や特徴をわかりやすく解説

再生紙使用(R)マーク

再生紙使用(R)マークは、環境に優しい古紙パルプがどのくらいの割合で配合されているかを示すマークです。ゴミの削減と再生紙の利用促進のために定められました。

「R」というマークとともに、古紙パルプ配合率(%)が表示されており、再生紙がどのくらい使われているかが一目でわかるようになっています。

ダンボールやトイレットペーパー、ガムテープや文房具など、私たちの身近にある紙製品にこのマークがつけられています。

グリーンマーク

グリーンマークは、原料に既定の割合以上の古紙を利用していることを示すマークです。古紙の利用促進と紙のリサイクルを進めることを目的としています。

グリーンマークがついている商品は、トイレットペーパーやコピー用紙などです。

統一省エネラベル

統一省エネラベルは、製品の省エネ性能を表す環境ラベルです。省エネ法により定められた基準(年間消費電力量、エネルギー消費効率など)を満たす製品につけられています。

対象となるのは、下記の6品目です。

  • エアコン
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 冷凍庫
  • 電気便座
  • 照明器具(蛍光灯器具のうち家庭用のものに限る)

燃費基準達成車ステッカー

燃費基準達成車ステッカーは、自動車の燃費性能を表す環境ラベルです。

省エネ法で定められた燃費基準値を満たす自動車のみが認定されており、燃費の良い自動車を選ぶうえでの基準となります。

【関連記事】エコカーとは?種類などの基礎知識から、減税や補助金まで解説

エコリーフ環境ラベル

エコリーフ環境ラベルは、製品の製造から廃棄に至るまで、すべての過程における環境情報を開示していることを表す環境ラベルです。

私たち消費者にとっては環境に優しい商品を選ぶ基準となり、製造者にとってはよりエコな製品を作るための動機付けとなります。

対象となる製品は日用品から工業製品までさまざまです。

植物油インキマーク

植物油インキマークは、大豆油や再生植物油などを含んだ印刷インキを表す環境ラベルです。再生可能資源で環境負荷を大幅に低減することを目的に誕生しました。

ポスターやカレンダー、カタログなど、植物油インキで印刷した印刷物にもこのマークがつけられています。

EG_251_4.png

環境ラベルがついた商品やサービスを選ぶ以外にも、日常生活で取り組めるエコ活動はたくさんあります。ここからは、私たちが今すぐに取り組めるエコ活動の一部を見てみましょう。

ゴミを減らす・分別する

環境ラベルがついた商品を選ぶことも大切ですが、なるべく家庭ゴミを減らすことも重要です。

令和元年度における全国のゴミの総排出量は4,274万トンで、これは東京ドーム約115杯分に相当します。

これらのゴミの多くは焼却炉で燃やして処分するため、温室効果ガスである二酸化炭素が発生し、地球温暖化が加速してしまいます。環境を守るためにも、ゴミを出さない・増やさないことが大切なのです。

本当に必要なものだけを購入する、モノを長く愛用する、食べられる分だけ購入して食品ロスを減らすなど、ミニマルな生活を心がけるだけで環境保全に貢献できます。

「どうしてもゴミを減らせない」という方は、まずはゴミをしっかり分別することに取り組んでみてください。ゴミをきちんと分別すれば、リサイクルによって再利用される資源が増えることにつながります。

【関連記事】3Rとは?言葉の意味や私たちにできる取り組みを簡単に解説

環境に優しいエネルギーを選ぶ

私たちは日々の生活で電気を消費していますが、この電気を環境に優しいものに切り替えるだけでも、地球の環境負担を減らすことができます

現在、日本の発電は火力発電が主流です。しかし、火力発電では温室効果ガスの排出量が多く、また石炭や石油などの資源が枯渇する問題もあります。

そんな火力発電と比べて環境に優しいエネルギーとして注目されているのが、再生可能エネルギーによる発電です。

再生可能エネルギーは、太陽光や風力、バイオマスなどを利用し、温室効果ガスを排出しない(もしくは増やさない)特徴があります。

また石油や石炭などの資源のように枯渇する心配がなく、大変エコなエネルギーなのです。

とても魅力的な再生可能エネルギーですが、一般家庭で取り入れようと思っても、太陽光発電システムなどを導入するのは金銭的な負担になることもあるでしょう。

そこでおすすめなのが、電力会社の切り替えです。

EG_251_5.png

2016年4月にスタートした電力の小売全面自由化によって、一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになりました。

今ではさまざまな電力会社がありますが、新電力『エバーグリーン』の「CO₂フリープラン」を候補に入れてみませんか?

CO₂フリープランでは、家庭で電気を使うことによるCO₂排出量が実質ゼロになります

このプランに切り替えることで削減できるCO₂排出量は、一般的な家庭で1,785kg-CO₂/年で、これは杉の木約130本が一年間に吸収する量に相当します。

※300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

また、エバーグリーンのCO₂フリープランは、初期費用・契約手数料・解約違約金がかかりません。無駄なコストをかけずに切り替えることができます。

申し込みはWEBから5分程度で完了します。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

環境ラベルは、地球環境に優しい商品を選ぶときの目印になります。環境ラベルが付いた商品は、食品や日用品など、日常生活のいろんな場面で見つけることができますので、お買い物の際にぜひ探してみてください。

環境ラベルが付いた商品を購入する以外にも、私たちができるエコ活動はたくさんあります。地球環境に優しいエコなエネルギーを選ぶなど、未来の地球を守るためにできることから始めましょう。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:エコマーク事務局|エコマーク事業開始の経緯)
(出典:エコマーク事務局|エコマークについて)
(出典:一般社団法人日本有機資源協会|バイオマスマーク)
(出典:3R活動推進フォーラム|再生紙使用(R)マーク)
(出典:環境省|環境ラベル等の紹介ページ_グリーンマーク)
(出典:環境省|環境ラベル等の紹介ページ_統一省エネラベル)
(出典:環境省|環境ラベル等の紹介ページ_燃費基準達成車ステッカー)
(出典:環境省|環境ラベル等の紹介ページ_エコリーフ環境ラベル)
(出典:環境省|一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度)について)
(出典:エコリーフ環境ラベル|エコリーフの特徴と位置づけ)
(出典:印刷インキ工業連合会|植物油インキ)

一覧に戻る

エバーグリーンは「グリーンがもっと当たり前の社会」を目指し、CO2フリーな電気を提供しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。