引っ越しの一連の流れは?必要な作業や注意点も解説

2022年03月01日

引っ越しが決まったら、どのような流れで作業を行えば良いのでしょうか。今回は、引っ越しの一連の流れや注意点についてご紹介します。ぜひこの記事を参考に引っ越しの準備を進めてください。

【時系列】引っ越しの一連の流れ

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それでは引っ越しの一連の流れを見ていきましょう。

下記の5つに分けてご紹介します。

引っ越し1~2ヶ月前の流れ

賃貸の場合、一般的には引っ越しの1ヶ月前までに、旧居の管理会社もしくは大家さんに退去連絡をする必要があります。

そのため引っ越しをするなら、引っ越し日の1~2ヶ月前から準備に取り掛かるようにしましょう。

引っ越しの1~2ヶ月前にすべきことは、次の通りです。

  • 新居を探す
  • 管理会社や大家さんに退去を知らせる
  • 引っ越し業者を手配する
  • 不用品を処分する
  • 電力会社・ガス会社を探す

新居を探す

引っ越しすることが決定したら、まず最初に新居を探しましょう。

不動産屋を直接訪ねるか、もしくは不動産会社のホームページなどであらかじめ気になる物件を探しておき、そのうえで不動産会社へ連絡を入れるという方法もあります。

新居の下見に行く際は、部屋の間取りや内装だけでなく、引っ越しのことを考えて下記のこともチェックしておきましょう。

  • エレベーターの有無
  • 建物の廊下の幅
  • ドアの高さ、幅
  • 建物前の道幅

管理会社や大家さんに退去を知らせる

引っ越しの1ヶ月以上前には、旧居の管理会社もしくは大家さんに、退去したい旨を伝えるようにしましょう。

退去の申し出が遅れてしまうと、家賃を二重で払わなくてはならなくなる可能性もあります。

新居が決まったら早めに連絡を入れておくと安心です。

引っ越し業者を手配する

次に、引っ越し業者を決定します。

すぐに特定の引っ越し業者に決めるのではなく、複数の引っ越し業者から見積もりを取り、料金や特徴を比較してから申し込むのがおすすめです。

引っ越し料金は各業者ごとに異なるので、複数の業者から見積もりをもらって比較することで、最も安くて条件に合ったプランを選ぶことができます。

不用品を処分する

引っ越しをする前に、不要な物は処分しておきましょう。

引っ越し費用は、荷物の量が少ないほど価格を安く抑えることができます。新居で使わないものを運んでも無駄になるので、事前に持ち物を整理して、少しずつ不用品を処分していきましょう。

通常のゴミとして出せるものは、各自治体の指定に従って、回収場所に捨てればOKです。粗大ゴミについては、自治体が指定する粗大ゴミ受付センターに連絡を入れて回収してもらう必要があります。

処分したいものが多い場合や、処分が面倒な場合は、民間業者に依頼してまとめて回収してもらうという選択肢もあります。

また、買い手が付きそうなものを手放したい場合は、フリマアプリやネットオークションを利用してお金に変えることも可能です。

電力会社・ガス会社を探す

引っ越し先で新たに契約する電力会社・ガス会社も、早めに検討しておきましょう。

電気代やガス代は、電気・ガスの使い方だけでなく、契約する会社によっても差が生まれます。

引っ越しは新しい会社と契約できる絶好のタイミングなので、この機会にぜひいろんな会社を比較してみてください。

引っ越し1~2週間前の流れ

引っ越しの1~2週間前の流れは、以下の通りです。

  • 荷造りを始める
  • 役所関係の手続き
  • 電気・ガス・水道の手続き
  • 郵便物の転送手続き

荷造りを始める

引っ越し間際になって荷造りをスタートすると、慌ただしくなってしまいますので、できるだけ余裕を持って取り掛かりましょう。

荷造りのポイントは、優先順位をつけて取りかかることです。

シーズンオフの家電や衣類など、日々の生活で使わないものから先に詰めていきましょう。

日々の生活に必要なものを先にダンボール箱に詰めてしまうと、引っ越し当日までの生活が大変になってしまうので要注意です。

荷物を詰めるダンボール箱は、引っ越し業者からもらえることが多いです。もし数が足りない場合は、スーパーなどで無料でもらえることがあるので、お店で聞いてみると良いでしょう。

役所関係の手続き

引っ越しに伴って必要な役所関係の手続きはいくつかありますが、転出届の提出国民健康保険の資格喪失の手続きは、引っ越しをする前に行いましょう。

転出届とは、他の市区町村へ引っ越しをする際に提出が必要なものです。似たものに「転居届」がありますが、転居届は同じ市区町村内で引っ越しをする場合に提出が求められるもので、この2つは異なります。

転出届・国民健康保険の手続きについては、市区町村のホームページで必要な書類などを確認できますので、事前にチェックしたうえで、役所で忘れずに手続きを行いましょう。

電気・ガス・水道の手続き

先ほど「引っ越し1~2ヶ月前の流れ」のところで、電力会社・ガス会社を探すことをご紹介しましたが、実際の契約手続きは引っ越しの1〜2週間前に行いましょう。

電気やガス、水道の手続きは、「旧居での利用停止手続き」「新居での利用開始手続き」の2つのステップに分かれます。

どちらの手続きも、各契約先にWEBや電話で連絡を入れて対応しましょう。

引っ越しは電気代を見直す絶好のタイミング!

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郵便物の転送手続き

引っ越しでよくあるトラブルのひとつが、郵便物です。

引っ越し後も郵便物が前の家に届いてしまい、困ることがあります。

それを防ぐために、郵便局で「転居届」を提出しましょう。

転居届を提出すれば、申し込み日から1年間は、旧居宛の郵便物を新居に転送してもらえます。

ただし、これはあくまでも郵便局のサービスなので、郵便局で転居届を出しても、他の配送業者を使った荷物は転送してくれない点にはご注意ください。

引っ越し前日の流れ

引っ越しの前日は、旧居の掃除や整理に加えて、冷蔵庫と洗濯機の「水抜き」を行いましょう。

水抜きとはその名の通り、冷蔵庫や洗濯機の中に残っている水を抜くことです。

水抜きをしておかないと、運搬する際に水が漏れ出てしまう可能性があるので、忘れずに行ってください。

冷蔵庫の水抜き

冷蔵庫の水抜きをする前に、まずは「霜取り」が必要です。

「霜取り」は、冷蔵庫の中に付いている霜を取ることです。冷蔵庫の電源プラグを抜くと次第に庫内の温度が上がって、霜が溶けていきます。

霜が溶けたら、冷蔵庫本体の下部に付いている「蒸発皿」に水が溜まります。その水を捨てて、冷蔵庫の「水抜き」は完了です。

洗濯機の水抜き方法

洗濯機の水抜きは、以下の手順で行いましょう。

  • 1.
    洗濯槽の中身をすべて出して空にする
  • 2.
    水道栓を閉める
  • 3.
    中身が空の状態で洗濯をスタートする
  • 4.
    給水ホースの水が抜けたら電源を切る
  • 5.
    給水ホースを外す
  • 6.
    電源を入れて脱水運転を行う
  • 7.
    脱水が終わったら、洗濯槽の中の水気をタオルで拭き取る
  • 8.
    排水ホースを排水口から抜く
  • 9.
    排水ホースを外すと本体側から水が出てくるため、タオルで拭き取る

引っ越し当日の流れ

引っ越し当日は、旧居と新居でやらないといけないことがたくさんあるため、慌ただしい1日になります。

引っ越し当日にやることは、以下の通りです。

【旧居でやること】

  • 荷物の搬出
  • ガス閉栓の立ち合い
  • 部屋の掃除
  • 退去手続き(鍵の返却など)

【新居でやること】

  • 電気、水道が使えるか確認
  • ガス開栓の立会い
  • 荷物の搬入

ガスは閉栓の立ち合いが必要なケースがあります。立ち合いの有無はガス会社に事前に確認しておきましょう。

荷物を搬出し終わったあと、鍵の返却などの退去手続きを行います。この日に退去手続きが終わらないと、また別の日などに旧居へ戻って対応しなければいけなくなるため、スムーズに進められるよう、返却が必要な物などを事前に確認しておくことをおすすめします。

新居に着いたら、まずは電気が使えるか確認しましょう。事前に契約が済んでいれば、基本的には入居当日にブレーカーを上げるだけで電気が使える状態になっています。なお、スマートメーターが設置されている物件の場合は、ブレーカーがなく、そのまま電気を使えるケースが多いです。

水道についても、新居での契約が完了していれば、特に何もしなくても蛇口をひねると水が出るはずです。

ガスについては開栓の立ち合いが必要です。ガス会社の係員が訪問し、ガスの元栓からガス機器までの開通作業や、ガスに関する注意事項などの説明をしてくれます。

引っ越し後の流れ

引っ越し後には、以下のような手続きが必要です。

  • 転居届の提出(同じ市区町村内で引っ越しする場合)
  • 転入届の提出(他の市区町村内へ引っ越しする場合)
  • マイナンバーカードの住所変更
  • 国民健康保険の新規加入手続き(他の市区町村内へ引っ越しする場合)

たとえば転居届は転居から14日以内に提出する必要があるなど、それぞれ期日が設けられています。引っ越し後はできるだけ早く手続きを行うようにしましょう。

引っ越しで注意しておきたいこと

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引っ越しをする際、注意しておきたいポイントは以下の2つです。

  • 計画的に荷造りを行う
  • ライフラインの手続きを忘れずに行う

計画的に荷造りを行う

引っ越しの準備の中でも特に時間を要するのが荷造りです。

普段あまり意識しない場所にも荷物が眠っていたりして、思っていた以上に時間がかかることがよくあります。

引っ越し直前に慌ててしまわないように、引っ越し日から逆算していつまでに何を終わらせれば良いのか明確にしてから作業を行うようにしましょう。

ライフラインの手続きを忘れずに行う

電気、ガス、水道といったライフラインの手続きは、旧居で解約の手続きを行い、新居で申し込みを行う必要があります。

これらの手続きを怠ると、引っ越し後も旧居の料金の支払いが発生したり、また引っ越し先で電気やガスが使えず困ってしまうことになります。

生活に必ず必要なものなので、各手続きは忘れず、また余裕を持って対処しましょう。

引っ越しは余裕を持って計画的に行おう

今回は引っ越しの一連の流れをご紹介しました。

引っ越しの準備を直前に始めてしまうと慌ててしまい、必要な手続きを忘れてしまったり、引っ越し当日に間に合わなくなることもあります。

今回ご紹介した内容を参考にしながら、やることリストなどを作成し、手順通りに引っ越し準備を行いましょう。

また、引っ越しは電気やガスの契約を見直す絶好のタイミングでもあります。

エバーグリーンをはじめ、今ではさまざまな電力会社・ガス会社から魅力的なプランが出ていますので、引っ越しを機に切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

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