二人暮らしの水道光熱費の平均は?相場と節約方法を解説

2022年03月31日

二人暮らしをしている方の中には、「水道光熱費の相場ってどのくらいだろう」「毎月の水道光熱費を今よりも安くしたい」と考えている人も多いと思います。そこでこの記事では、二人暮らしの水道光熱費の平均金額や節約方法を解説します。

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水道光熱費の節約をはじめる前に、まずは相場がどのくらいかを知っておきましょう。

ご家庭の水道光熱費が相場より高くなっている場合、節約できる余地が大いにあります。

総務省統計局が公表している家計調査の結果によると、2022年における二人暮らしの水道光熱費の平均金額は22,037円です。

【二人暮らしの水道光熱費の平均金額(2022年)】

  • 電気代:11,307円
  • ガス代:4,900円
  • 水道代:4,229円
  • 他の光熱費:1,600円
  • 水道光熱費全体:22,037円

上記の通り、二人暮らしの水道光熱費のうち、もっとも高いのは電気代で、全体の半分以上を占めています。つまり水道光熱費を節約するなら、電気代が鍵を握っていると言えます。

電気代は、照明や暖房を使う時間が長くなる冬に高くなる傾向があります。ガスも同様で、お湯を使う場面の多い冬に高くなるのが特徴です。

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続いて、二人暮らしの水道光熱費を節約する方法を見ていきましょう。

電気代、ガス代、水道代に分けてご紹介します。

電気代を節約する方法

電気代を節約する主な方法は、下記の3つです。

  • 電力会社を見直す
  • 待機電力を抑える
  • 家電製品の使い方を見直す

電力会社を見直す

電気代を抑えるために一番効果的な方法は、電力会社の切り替えです。

電力会社を切り替えて電気料金そのものが下がれば、電気の使用量が変わらなくても、毎月の電気代が安くなるからです。

「電力会社の切り替え」と聞くと、面倒臭そうなイメージがあったり、難しいと思われている人もいるかもしれません。

しかし実際はそうではなく、今ではWEBから5分程度で申し込みを行える電力会社も増えています。

一度切り替えるだけでその後の電気代が毎月安くなることを考えると、電力会社の見直しを検討する価値はとても大きいでしょう。

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また、初期費用、契約手数料、解約違約金がかからないため、気軽に申し込めるのも嬉しいポイントです。(※あるく・おトク・でんきを除く)

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待機電力を抑える

電化製品は、使用しなくても「待機電力」が発生する場合があります。

資源エネルギー庁によると、ひと世帯あたりの家庭の消費電力量のうち、約5%が待機電力と推計されています。

電化製品一つひとつの待機電力は大きくないものの、家の中の待機電力を合算すると、それなりのボリュームになるのです。

待機電力を抑えるために、使用していない電化製品があればコンセントからプラグを抜きましょう。その都度コンセントを抜くのが面倒な場合は、節電タップを使用すればスイッチのON・OFFで通電を切り替えられます。

家電製品の使い方を見直す

家の中には、さまざまな家電製品があるので、一つひとつの使い方を見直すことで節約につながります。

例えばエアコンは、設定温度を適切に調節しましょう。エアコンは設定温度と室温の差が大きいほど電気を多く使用するので、過度に低く、もしくは高く設定すると、電気代が高くなります。

環境省は、室温を夏28℃、冬20℃にすることを推奨しているため、これを目安に設定温度を見直しましょう。

冷蔵庫は、物を詰め込みすぎないことが重要です。物を入れすぎると、庫内を冷やすためにたくさんパワーを使い、その分電気代が高くなってしまいます。

照明に白熱電球や蛍光灯を使用している場合は、LEDに交換することで電気代の節約を期待できます。

LEDは消費電力が少なく、電気代を抑えることが可能です。価格こそ白熱電球や蛍光灯よりも高価ですが、寿命も長いため、長い目で見れば経済的といえるでしょう。

各家電の電気代を節約する方法については、こちらの「電気代を節約する2つの方法とは?節約術のポイントを解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

ガス代を節約する方法

ガス代の節約は、下記の3つがポイントです。

  • ガス会社を見直す
  • 料理の仕方を工夫する
  • お風呂の使い方を見直す

ガス会社を見直す

電気と同様に、ガスも契約する会社によって料金に差があります。

また、都市ガスかプロパンガスかによっても異なるため、お住まいの地域で契約できるガス会社をいくつかピックアップして比較してみると良いでしょう。

中には、電気とガスを両方提供している会社もあります。そのようなところで電気とガスをまとめて契約すると、個別に申し込むよりもお得になるケースもあるので要チェックです。

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料理の仕方を工夫する

キッチンでは、ガスコンロやお湯などでガスを使用します。

調理の場面では、火力が強く使用時間が長いほどガス代がかかりやすいです。そのため、必要な時以外は、なるべく中火または弱火で調理を行いましょう。また、電子レンジであらかじめ火を通してから調理すると、ガスの使用時間を短縮できます。

調理方法の中でも、煮込み料理は長時間ガスを使用します。圧力鍋を使ったり、保温調理を行ったりすると、煮込み時間を短縮でき、ガス代の節約が可能です。

また、食器を洗う際に、お湯を使用するとガスを消費します。手が冷たくなりやすい冬場を除いて、水でも洗えるときは可能な限りお湯を使わないようにしましょう

お風呂の使い方を見直す

お風呂では、お湯の設定温度が高いほど、ガス代が高くなります。1℃でだけでも良いので、まずは設定温度を見直しましょう。

また、シャワーと湯船だとどちらの方がガス代が安くなるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

シャワーの場合、1分間で約12Lのお湯を使います。例えばシャワーを15分間使って入浴を済ませた場合、使用するお湯の量は約180Lです。

一方、一般的な大きさのバスタブにお湯を溜めると、約180Lほどの量になります。

もちろんシャワーの使用時間やバスタブの大きさなどは家庭により異なるので一概に言えませんが、上記の条件で見ると、二人暮らしの場合は湯船に浸かる方が経済的です。

水道代を節約する方法

続いて、水道代の節約方法を見てみましょう。

ポイントは下記の3つです。

  • 湯船のお湯の量を減らす
  • 節水シャワーを使う
  • トイレの洗浄は大と小を使い分ける

湯船のお湯の量を減らす

先ほどご紹介した通り、一般的な大きさのバスタブにお湯を溜めると、約180Lほどの水を使います。

決して少なくない量なので、水道代が高くなる原因となります。

この水量を少しでも減らせないか検討してみてください。

水を入れたペットボトルを数本バスタブに沈めてかさましをするという方法もあります。

節水シャワーを使う

シャワーは水をできるだけ出しっぱなしにしないのが節約の基本です。

さらに節約するなら、節水シャワーヘッドを取り付けましょう。節水シャワーヘッドを使えば、水の使用量を無理なく減らすことができます。

トイレの洗浄は大と小を使い分ける

トイレで水を流すときは、大と小を使い分けることが節約のポイントです。

メーカーによって異なりますが、大と小では、使用する水の量に1Lほどの差があります。

トイレは1日に何度も使用するので、大と小の使い分けを二人で実践するだけでも節水効果は高いです。

水道光熱費は、毎月発生する固定費です。

賢く節約して、家計の負担を減らしましょう。

特に電気代は水道光熱費全体の約半分を占めるので、しっかり節約したいところです。

電気代の節約には電力会社の切り替えがもっとも効果的なので、ぜひこの機会に検討してみてください。

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(出典)

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