スマホの充電にかかる電気代はいくら?手軽で効果的な節電方法もチェック

ライフスタイル
2024年3月5日

私たちの生活に欠かせない便利なスマホ。台数が多かったり、頻繁に充電していたりすると「スマホ充電にかかる電気代ってどれくらいなんだろう?」と気になることもあるはず。この記事では、スマホの充電にかかる電気代と簡単に実践できる節電方法をご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

目次

一般的に、スマホを1回充電すると約0.34~0.46円の電気代がかかります。

スマホ充電の電気代は端末のバッテリー容量によっても異なりますが、仮にスマホを1日に何度も充電していたとしても、毎月の家計に響くほど電気代がかかるわけではありません

そうはいっても、充電が頻回だったり所有台数が多かったりすると、多少なりとも電気代が気になるものです。

まずは、スマホの充電にかかる電気代の計算方法と、バッテリー容量別の具体的な電気代をチェックしてみましょう。

スマホ充電の電気代を計算してみよう

スマホの充電にかかる電気代は、次の2つの計算式で算出できます。

【スマホ充電にかかる電気代の計算方法】

  • 1.
    バッテリー容量(mAh)× 定格電圧(V)÷ 1000 = バッテリー電力量(Wh)
  • 2.
    バッテリー電力量(Wh)÷ 1000 × 電気料金単価(円/kWh)= スマホ充電の電気代

それぞれの計算式について簡単に解説します。

1. バッテリー容量(mAh)÷ 1000 × 定格電圧(V) = バッテリー電力量(Wh)

まずは、バッテリー容量に定格電圧をかけてバッテリーの電力量を算出します。

バッテリー容量(mAh:ミリ・アンペア・アワー)とは、「フル充電(100%)の状態から0%になるまでに放出される電気量」のことです。一般的には、バッテリー容量が大きいスマホほど、充電せずに使える時間が長くなります。

※バッテリー電力量(Wh)を求めるためには「mAh」→「Ah」に単位換算する必要があるため1,000で割ります

定格電圧(V:ボルト)とは、電子機器を安全に使用するための電圧の上限値のことです。多くの場合、スマホのバッテリーには定格電圧が約3.7Vのリチウムイオン電池が採用されています。

バッテリー電力量(Wh:ワット・アワー)は、バッテリーの電力消費量を表わす値です。どのくらいの消費電力(W)の機器を、どれくらいの時間(h)使用できるかを示しています。

例えば、電力量が100Whの場合、消費電力が100Wの機器なら1時間、50Wの機器なら2時間使用できることになります。

2. バッテリー電力量(Wh)÷ 1000 × 電気料金単価(円/kWh)= スマホ充電の電気代

バッテリー電力量に電気料金単価をかけることで、スマホ充電にかかる電気代を算出可能です。

電気料金単価は契約している電力会社ごとに異なります。この記事では、目安単価(31円/kWh)を用いて電気代を算出します。

※電気料金単価は1kWhあたりの料金なので、バッテリー容量を「Wh」→「kWh」に単位換算するために1,000で割ります

スマホの充電にかかる電気代

一般的なスマホのバッテリー容量は約3,000~4,000mAhです。1回あたりの充電にかかる電気代を具体的に見ていきましょう。

【スマホ充電1回あたりの電気代】

スマホのバッテリー容量 1回の充電にかかる電気代
3,000mAh 約0.34円
3,500mAh 約0.40円
4,000mAh 約0.46円

※バッテリーの定格電圧は約3.7Vで計算
※電気料金単価は31円/kWhとして計算

また、1日1回のスマホ充電を1ヶ月・1年続けた場合の電気代は次のようになります。

【1ヶ月・1年間にかかるスマホ充電の電気代】

スマホのバッテリー容量 1ヶ月にかかる電気代 1年間にかかる電気代
3,000mAh 約10.2円 約122.4円
3,500mAh 約12円 約144円
4,000mAh 約13.8円 約165.6円

※1ヶ月は30日として計算

スマホの充電回数が1日1回の場合、スマホ1台あたりの充電にかかる電気代は1ヶ月で約10.2~13.8円、1年間で約122.4~165.6円です

4人家族でそれぞれスマホを1台ずつ所有していたとしても、充電にかかる電気代は1ヶ月で約40.8~55.2円、1年間でも約489.6~662.4円です。

家族全員がスマホを持っている場合などは、充電にかかる電気代が気になってしまうこともあるかもしれませんが、スマホ充電の電気代はそこまで高くないので安心してください。

スマホの充電しっぱなしは要注意

スマホを充電するときは、電気代よりも、充電しっぱなしによるバッテリーの劣化に注意する必要があります

充電が完了しているスマホを充電器に繋いだままにしておくと、わずかながら待機電力がかかることに加えて、バッテリーの寿命を縮める原因にもなってしまいます。

バッテリーを長持ちさせるためにも、充電が終わったら早めに充電器から抜くように心がけましょう。

バッテリーの持ちが良ければ充電回数も減らせるので、電気代のちょっとした節約にも繋がります。

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スマホの充電にかかる電気代はそこまで家計の負担になるものではありません。

しかし、「塵も積もれば山となる」で少しでも電気代を安くしたい方は、次の2つの節電対策を実践してみましょう。

電気代が安くなる時間帯に充電する

夜間に電気代が安くなるプランを契約しているなら、スマホの充電を夜に行うことで電気代を節約できます

所有しているスマホが複数台ある場合は、その分節電効果も大きくなるので、電気代が安い夜間にまとめて充電しましょう。

ただし、就寝中にスマホを充電する場合は注意が必要です。

「寝ている間にスマホを充電しておこう」と考える方も多いかもしれませんが、就寝中だと充電が終わってもスマホを充電器から外せないため、バッテリーの劣化を早めてしまう可能性があります。

できれば就寝前には充電を完了させるなど、朝まで充電しっぱなしにしないよう気を付けましょう。

バッテリーの消費を抑えて充電回数を減らす

スマホにかかる電気代を抑えるには、バッテリーの消費を抑えて充電回数を減らすのもポイントです。

バッテリーの消費を抑えるには、次のような方法があります。

【スマホのバッテリーの消費を抑える方法】

  • 画面の明るさを下げる
  • スリープ状態になるまでの時間を短くする
  • 低電力モード/省電力モードをONにする
  • 使っていないアプリを閉じる

この他、通信を使用しないときはWi-FiやBluetoothをOFFにする、あるいは機内モードをONにするなどの方法も、バッテリーの消費を抑えるのに役立ちます。

また、バッテリーは充電を繰り返すことで劣化が進みます。

スマホの充電回数を減らすのは、バッテリーの劣化を防ぐためにも重要であることを覚えておきましょう。

スマホ充電の電気代に限らず、「月々の電気料金が気になる」というご家庭も多いはず。

電気代を節約するには、電気を使う時間を見直したり、家電やモバイル機器の使い方を見直したりする他に、電力会社を切り替えるという方法もおすすめです。

今よりも安いプランのある電力会社に切り替えることで、生活の中で節電を意識しなくても、毎月の電気代を大幅に削減できる可能性があります

また、いったん電気代が安くなれば節約効果はその後もずっと続くため、月々の電気代を無理なく継続的に削減できるのも嬉しいポイント。

簡単に電気代を節約できるおすすめの方法なので、「毎月の電気代、もう少し抑えたいな……」という方はぜひ電力会社の切り替えも検討してみましょう。

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電力会社を切り替えるなら、ぜひ新電力『エバーグリーン』を候補のひとつとして検討してみてください。

エバーグリーンは、東証プライム市場上場の「イーレックスグループ」の一員で、20年以上の実績を誇る老舗の電力会社です。

日本全国(沖縄・一部離島を除く)を対象に電気を供給しているため、引っ越しなどがあっても継続してエバーグリーンの電気をご利用いただけます。

エバーグリーンの特徴やメリットを詳しく見ていきましょう。

CO₂フリーのエコな電気をお届け

イーレックスグループでは、全国5ヶ所でバイオマス発電所を運営するなど、環境に配慮した再生可能エネルギーの普及に積極的に取り組んでいます。

グループの一員であるエバーグリーンでも、実質再エネ100%の「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています

エバーグリーンに切り替えることで、電力使用によるCO₂排出量がゼロになるため、エコな電気に興味がある方は、ぜひこの機会にエバーグリーンへの切り替えを検討してみてください。

ライフスタイルやニーズに合うさまざまなプランをご用意

エバーグリーンでは、シンプルな通常プランの他に、お客さまのライフスタイルやニーズに合わせて選べるユニークなプランもご用意しています

【エバーグリーンの電気料金プラン】

あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が割引されるプラン。健康にも節約にも役立つのがメリットです。

保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン。自治体による自転車保険の義務化にも対応できるおトクなプランです。

エバーグリーンのプランの詳細については、ホームページで詳しくご紹介しています。

気になるプランがある方や、環境に優しいエコな電気に興味がある方はぜひチェックしてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

安心・便利をサポートするサービスも

エバーグリーンでは、毎日の電気に安心・便利をプラスするサービスも提供しています。

「でんきレスキュー」サービス

低圧電気サービス(従量電灯、低圧電力プラン)をご契約いただいたお客さまを対象とした、無料の駆け付けサービスです。

「スイッチを入れても電気がつかない」「最近ブレーカーがよく落ちて困る」などの急な電気トラブルが発生した際に、お電話1本でご自宅にお伺いして、点検・不具合の原因調査および応急処置を実施します。

「LINEで電気料金お知らせ」サービス

毎月の電気料金のお知らせをLINEで通知するサービスです。

電気代をLINEで手軽にチェックできるので、忙しい方でも月々の電気料金を把握しやすく、毎月の家計管理に役立てていただけます。

サービスに申し込むと、月額50円(年額600円)の割引が適用されるのも嬉しいメリット。

Webから5分で簡単申し込み

エバーグリーンへの切り替え申し込みは、Webから5分ほどで簡単に完了します

お申し込みの際には、現在の電気のご契約内容が分かるもの(検針票)をお手元にご用意いただくとスムーズです。

なお、現在ご契約中の電力会社からの切り替え手続きはエバーグリーンが行うため、お客さまから電力会社へご連絡いただく必要はありません。

エバーグリーンに切り替えて、無理なく毎月の電気代を節約しましょう。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

スマホの充電にかかる電気代はそこまで高くありません。

充電をしすぎたからといって月々の電気代に響くこともほとんどないので安心してください。

とはいえ、「毎月の電気料金は少しでも安いに越したことない」という方も多いはず。

電力会社の切り替えは、手間をかけずに効率良く電気代を削減できるおすすめの節約方法なので、ぜひ検討してみましょう。

エバーグリーンでは、お客さまのニーズに合う魅力的なプランや便利なサービスをご用意しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

エバーグリーンは
環境に配慮した電気を
供給することで
皆さまの暮らしを支えます

  • Point
    1

    CO₂排出量が実質ゼロの電気

    実は、家庭から排出されるCO₂の約半数は電気の使用によるもの。エバーグリーンの電気をご利用いただくと、これを実質ゼロに抑えることができます!

  • Point
    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

  • Point
    3

    充実のサポート体制

    電気のトラブル時に迅速に駆け付ける「でんきレスキュー」 サービスなど、万が一の際もご安心いただけるサポート体制を整えています。

電気のご契約は
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