【目次】
電力会社の電気代はどう計算されている?

電気代の計算方法は契約しているプランによって異なります。 ここでは、電気料金プランの主な種類や電気料金の内訳について見ていきましょう。
電気料金プランの主な種類
電気料金のプランにはさまざまな種類がありますが、主なタイプは下の3つです。
- 基本料金+使った分だけ
- 夜間料金がおトクになるプラン
- オール電化向けプラン
基本料金+使った分だけ
「従量電灯B」、「従量電灯C」などと呼ばれている契約プランです。
あらかじめ決められた基本料金に加えて、使った電気量に単価をかけた「電力量料金」が請求されます。単価は時間や曜日によって変わることはなく一定です。
もっとも一般的なプランなので、特に意識していない場合はこのプランに加入している可能性が高いでしょう。
夜間料金がおトクになるプラン
料金の内訳は、基本的に「基本料金+使った分だけ」のプランと同じ考え方ですが、夜の時間帯の電力量単価が安く設定されています。 日中は家にいない人や夜に電気をよく使う場合などにおすすめですが、日中の料金は割高に設定されているので注意が必要です。
オール電化向けプラン
深夜や土日など、電気があまり使われない時間帯の単価が安く設定されています。安くなる時間帯や時期はプランによりさまざまです。
燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金について
電気代には、基本料金や電力量単価に加えて、「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」が含まれているのが一般的です。
燃料費調整額は、原油価格などの変動を受けて調整される金額で、燃料費が上がれば加算、下がれば減算となります。
再エネ賦課金は、再生可能エネルギー(風力、地熱、太陽光、バイオマスなどによる発電)の電気を電力会社が買い取るための費用の一部を、利用者に負担してもらうための金額です。
2026年度の再エネ賦課金の単価は4.18円/kWhで、2026年5月検針分から2027年4月検針分までの電気料金に適用されます。
燃料費調整額と再エネ賦課金はいずれも、各単価に電気使用量をかけて請求されます。
【関連記事】再エネ賦課金とは?仕組みや計算方法をわかりやすく解説
電気代の計算方法

続いて、電気代の計算方法を確認しましょう。
家電製品ごとの電気代は、下の計算式を使って求めます。
【電気代の計算式】
消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力料金単価(円/kWh)
電子レンジを例にして計算してみましょう。
条件は下のように仮定します。
- 電子レンジの消費電力が1,000W
- 料理を12分間温める
- 電力量単価は31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・税込)
まずは「消費電力(kW) × 使用時間(h)」を求めます。計算方法は下の通りです。
1000W × (12分 / 60分) = 200Wh
続いて、単位を「Wh」から「kWh」に変換するために1,000で割ると、電力消費量 (kWh)が出ます。
200Wh ÷ 1,000 = 0.2kWh
この電力消費量に対して、電力量単価の31円をかけると計算は完了です。
0.2kWh × 31円 = 6.2円
1,000Wの電子レンジで12分間温めた場合の電気代は6.2円ということになります。
家電製品の消費電力は、製品の裏や側面に貼ってあるシールなどに記載されています。一度身の回りにある家電製品をチェックしてみてください。
電力量単価は契約しているプランによって決まっています。先ほどご紹介したように電気のプランはさまざまなタイプがあるため、自分の契約しているプランの単価を確認しましょう。
なお、実際に請求される電気代には、ここで計算した電力量料金のほかに、基本料金・燃料費調整額・再エネ賦課金などが加わります。
すべての家電製品の消費電力を確認するのは大変ですが、これらを概算しておくことで、どの家電製品がどれほど電気を使っているかを把握でき、今後の電気代節約につなげることができます。
【家電別】気になる電気代はいくら?計算方法と節約術
「この家電、使いすぎかな?」と感じたことはありませんか?ここでは、特に電気代が気になる主要な家電について、1ヶ月あたりの電気代の目安と、今日からできる簡単な節約術をご紹介します。
なお、この記事での電気代計算は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安単価である31円/kWh(税込)を使用しています。
電気代は、以下の式で簡単に計算できます。ご自宅の家電でもぜひ試してみてください。
消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力料金単価(円/kWh)
※消費電力がW(ワット)で表示されている場合は、1000で割ってkW(キロワット)に変換します。
エアコン(冷房・暖房)の電気代
エアコンは、冷房よりも暖房の方が消費電力が大きい傾向にあります。
- 消費電力の目安(8~12畳用):
- 冷房:約500W (0.5kW)
- 暖房:約600W (0.6kW)
- 1ヶ月の電気代の目安(1日8時間使用):
- 冷房:約3,720円
計算式:0.5kW × 8時間/日 × 30日 × 31円/kWh - 暖房:約4,464円
計算式:0.6kW × 8時間/日 × 30日 × 31円/kWh
- 冷房:約3,720円
【節約術】
- フィルターを月1〜2回掃除する: フィルターが目詰まりすると効率が落ち、無駄な電力消費につながります。目詰まりしたエアコンと比べて、年間で約990円の節約になります。
- 設定温度を見直す: 冷房の設定温度を27℃から1℃上げると年間で約940円、暖房の設定温度を21℃から20℃にすると年間で約1,650円の節約につながります。暖房時の室温は20℃が目安です。
- 自動運転モードを活用する: 設定温度になるまで一気に稼働し、その後は微運転でキープしてくれるため、効率的に運転できます。
- サーキュレーターや扇風機を併用する: 空気を循環させることで、部屋全体を効率よく快適な温度に保てます。
【関連記事】エアコンの電気代を安くしたい!暖房・冷房・除湿の違いと、節約方法を伝授!
冷蔵庫の電気代
冷蔵庫は24時間365日稼働し続けるため、日々の小さな工夫が大きな節約につながります。
- 年間消費電力量の目安(400Lクラス): 約275kWh/年
- 1ヶ月の電気代の目安:
- 約710円
計算式:(275kWh/年 ÷ 12ヶ月) × 31円/kWh
- 約710円
【節約術】
- 壁から適切な距離を空けて設置する: 放熱スペースを確保することで効率が上がり、上と両側が壁に接している場合と比べて年間で約1,400円の節約になります。
- 食品を詰め込みすぎない: 冷気の通り道がなくなり、庫内を冷やすためにより多くのエネルギーが必要になります。詰め込んだ量を半分にすると、年間で約1,360円の節約につながります。
- ドアの開閉は短く、少なく: 開けている時間が長いほど庫内の温度が上がり、再び冷やすのに電力を消費します。
- 10年以上前の製品なら買い替えを検討する: 最新の冷蔵庫は省エネ性能が大きく向上しており、買い替えるだけで電気代の削減が期待できます。
【関連記事】冷蔵庫の電気代は1ヶ月で数百円?節約する方法もご紹介
洗濯機・乾燥機の電気代
洗濯機で最も電力を消費するのは「乾燥機能」です。
- 消費電力の目安:
- 洗濯時:約100W (0.1kW)
- 乾燥時(ヒーター式):約1,200W (1.2kW)
- 1回あたりの電気代の目安:
- 洗濯(1時間):約3.1円
計算式:0.1kW × 1時間 × 31円/kWh - 乾燥(2時間):約74.4円
計算式:1.2kW × 2時間 × 31円/kWh
- 洗濯(1時間):約3.1円
【節約術】
- できるだけまとめて洗う: 洗濯の回数を減らすことが、節水・節電の基本です。
- 乾燥機能の使用を減らす: 天気の良い日は外に干す、部屋干しと併用するなど、乾燥機能に頼りすぎない工夫をしましょう。
- 乾燥フィルターを毎回掃除する: フィルターの目詰まりは乾燥効率を低下させ、電気代がかさむ原因になります。
【関連記事】洗濯機の電気代はどのくらい?種類別の相場・節約のコツをご紹介
テレビの電気代
テレビは画面の大きさや種類(液晶、有機ELなど)によって消費電力が変わります。
- 消費電力の目安(50V型液晶テレビ): 約150W (0.15kW)
- 1ヶ月の電気代の目安(1日5時間視聴):
- 約700円
計算式:0.15kW × 5時間/日 × 30日 × 31円/kWh
- 約700円
【節約術】
- 画面の明るさを調整する: 50V型の液晶テレビで画面の輝度を10%下げると、年間で約581円の節約になります。「省エネモード」があれば活用しましょう。
- 見ていないときはこまめに消す: 50V型の液晶テレビを見る時間を1日1時間減らすと、年間で約895円の節約につながります。
- 長期間使わないときは主電源からオフにする: リモコンで消した状態でも待機電力を消費しています。
【関連記事】テレビの電気代は高い?サイズ・画質別の電気代や節約ポイントをご紹介
パソコンの電気代
テレワークの普及で、パソコンの電気代が気になる方も増えています。特に、高性能なゲーミングPCは消費電力が大きくなります。
- 消費電力の目安:
- ノートパソコン:約30W (0.03kW)
- デスクトップパソコン:約150W (0.15kW)
- ゲーミングPC(高負荷時):約400W (0.4kW)
- 1ヶ月の電気代の目安(1日8時間使用):
- ノートパソコン:約223円
計算式:0.03kW × 8時間/日 × 30日 × 31円/kWh - デスクトップパソコン:約1,116円
計算式:0.15kW × 8時間/日 × 30日 × 31円/kWh - ゲーミングPC(高負荷時):約2,976円
計算式:0.4kW × 8時間/日 × 30日 × 31円/kWh
※常に高い負荷で使い続けた場合の目安です。
- ノートパソコン:約223円
【節約術】
- 使わないときは電源を切る: デスクトップパソコンの利用時間を1日1時間短縮すると、年間で約980円の節約になります。
- 省電力設定を活用する: 一定時間操作しない場合に、自動でスリープモードやモニターオフになるように設定しましょう。
- ディスプレイの明るさを下げる: テレビと同様に、画面の明るさを抑えることで節電になります。
【関連記事】ゲーミングPCの電気代はどのくらい?節約方法もご紹介
ドライヤーの電気代
ドライヤーは短時間の使用でも消費電力が大きい家電です。家族の人数が多いほど、使用回数が増えて電気代がかさみやすくなります。
- 消費電力の目安(温風使用時): 約1,200W (1.2kW)
- 1ヶ月の電気代の目安(1日5分使用):
- 約93円
計算式:1.2kW × 5分/60分 × 30日 × 31円/kWh
- 約93円
【節約術】
- タオルドライをしてから乾かす: 髪の水分をしっかり拭き取っておくと、乾かす時間を短縮できます。
- 吸水性の高いタオルを活用する: マイクロファイバー素材のタオルを使うと、効率よく髪の水分を拭き取れるため、ドライヤーの使用時間をさらに減らせます。
【関連記事】ドライヤーの電気代はいくら?効果的な節約方法もご紹介
照明の電気代
照明は1灯あたりの消費電力こそ小さいものの、点灯時間が長く、家中で複数使うため、種類によって電気代に差がつきます。
- 消費電力の目安:
- 白熱電球:約54W (0.054kW)
- 電球形LEDランプ:約7.5W (0.0075kW)
- 1ヶ月の電気代の目安(1灯・1日5時間点灯):
- 白熱電球:約251円
計算式:0.054kW × 5時間/日 × 30日 × 31円/kWh - 電球形LEDランプ:約35円
計算式:0.0075kW × 5時間/日 × 30日 × 31円/kWh
- 白熱電球:約251円
【節約術】
- LEDに取り替える: 54Wの白熱電球を7.5Wの電球形LEDランプに交換すると、年間で約2,883円の節約になります(年間2,000時間使用の場合)。
- 使っていない部屋の照明は消す: こまめな消灯を習慣にしましょう。人感センサー付き照明の活用もおすすめです。
家電の使い方以外で電気料金を安くする方法
家電の使い方の工夫だけでは、電気代の節約にも限度があります。ここでは、電気料金を安くする方法として、契約や設備そのものを見直す3つの工夫をご紹介します。
契約プラン・契約アンペアを見直す
はじめにご紹介したとおり、電気プランには時間帯によって単価が安くなるものやオール電化向けのものなど、さまざまな種類があります。
自宅の電気の使い方に合わないプランのままでは、無駄な電気代を払い続けることになりかねません。ライフスタイルに合ったプランを選び直しましょう。
また、基本料金が契約アンペア数で決まるプランでは、アンペア数を下げることで基本料金を抑えられる場合があります。
省エネ性能の高い家電に買い替える
冷蔵庫やエアコンなど、長時間稼働する家電は省エネ性能の進化が電気代に直結します。
10年以上前の家電を使っている場合は、最新の省エネ家電への買い替えを検討するのもひとつの方法です。
電力会社を切り替える
もっとも手軽で効果が続きやすいのが、電力会社の切り替えです。
2016年の電力自由化により、現在は一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになりました。切り替えても電気の品質は変わりません。
今より安い料金体系の電力会社・プランに切り替えれば、日々の節電の積み重ね以上に大きな節約効果が期待できます。今ではさまざまな電力会社があるため、ぜひ比較検討してみてください。
基本料金0円!エバーグリーンのスマートゼロプランがおすすめ

「電力会社が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」という方にぜひおすすめしたいのが、『エバーグリーン』です。
エバーグリーンは、国内有数のバイオマス発電事業者であるイーレックスと東京電力エナジーパートナーの共同出資により設立された電力会社で、累計契約件数は19万件を突破しています(2025年9月末時点)。
なかでも電気代を抑えたい方におすすめなのが、基本料金0円の『スマートゼロプラン』です。
基本料金0円・料金単価が一律のシンプルな料金体系
スマートゼロプランは、契約アンペア数に関係なく毎月の基本料金が0円のプランです。
お支払いは実際に使った電気の分だけなので、旅行などで長期間家を空ける月も、無駄な固定費がかかりません。
また、電力量料金は段階制ではなく料金単価が一律のため、冷暖房で電気をたくさん使う夏や冬も安心して電気を使えます。
Webからのお申し込みでAmazonギフトカード5,000円分をプレゼント
現在、Webサイトから新規でお申し込みいただいた方に、Amazonギフトカード5,000円分をプレゼントするキャンペーンを実施しています。
切り替えの手続きはWebから約5分で完了し、今お使いの電力会社への解約連絡も不要です。ぜひこの機会にスマートゼロプランをご検討ください。
※Amazonギフトカード提供の適用条件はエバーグリーン公式サイトをご確認ください
再生可能エネルギー100%で環境にも優しい
エバーグリーンは、すべてのプランで再生可能エネルギー100%のエコな電気を提供しており、ご家庭の電気使用に伴うCO₂排出量を実質ゼロにできます。再エネ電気への切り替えは、暮らしを変えずに今すぐできるエコな行動のひとつです。
ご家庭の電力会社をエバーグリーンに切り替えると、一般的なファミリー世帯では1ヶ月あたり約127kgものCO₂排出量を削減できます。これは、杉の木およそ9本分の植林効果に相当します。
※CO₂排出量は令和5年度全国平均係数(0.423kg-CO₂/kWh)をもとに計算
※植林効果は「森林の二酸化炭素吸収力」(関東森林管理局/林野庁)をもとに、杉の木1本当たりの年間CO₂吸収量を14kgとして計算
電気代の節約と環境への配慮をどちらも叶える暮らしを、ぜひエバーグリーンで始めてみてください。
家電製品の使い方や電力会社を見直して電気代を安くしよう
電気代は「消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力料金単価(円/kWh)」の式で計算できます。まずはご家庭の家電がどれくらい電気を使っているかを把握することが、節約の第一歩です。
そのうえで、家電の使い方の工夫に加えて、契約プランや電力会社の見直しを組み合わせれば、電気代はさらに抑えられます。これまで電力会社を検討したことがなかったという方は、電気代が下がる余地が大いにあります。
エバーグリーンでは、基本料金0円・料金単価一律のスマートゼロプランを提供しています。賢く電気代を節約して、家計に余裕を生み出しましょう。
電気代の計算についてのよくある質問(Q&A)
Q. 電気代はどのように計算すればよいですか?
家電製品ごとの電気代は「消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力料金単価(円/kWh)」で計算できます。消費電力がW(ワット)で表示されている場合は、1,000で割ってkW(キロワット)に変換しましょう。消費電力は、製品本体のシールや取扱説明書で確認できます。
Q. 電気代の計算に使う電力量単価は何円ですか?
電力量単価は、契約している電力会社や料金プランによって異なります。目安としては、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている目安単価31円/kWh(税込)がよく使われます。正確な単価を知りたい場合は、検針票(電気ご使用量のお知らせ)や電力会社のマイページを確認しましょう。
Q. 電気料金を安くする方法にはどんなものがありますか?
家電の使い方を工夫するほかに、契約プランや契約アンペアの見直し、省エネ性能の高い家電への買い替え、電力会社の切り替えが有効です。なかでも電力会社の切り替えは、一度手続きをすれば継続的な節約効果が期待できる方法です。
Q. スマートゼロプランはどのようなプランですか?
エバーグリーンのスマートゼロプランは、基本料金0円・料金単価一律のおトクなプランです。Webからの新規お申し込みでAmazonギフトカード5,000円分がもらえるキャンペーンも実施中です。再生可能エネルギー100%の電気のため、切り替えるだけで環境に貢献できるのも嬉しいポイントです。
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