一人暮らしの電気代は平均どれくらい?節約方法もご紹介

ライフスタイル
2022年3月1日

一人暮らしをするにあたって、電気代が気になっている方も多いのではないでしょうか。電気は生活をする上で欠かせないものですが、電気代はできるだけ節約したいところです。この記事では、一人暮らしにかかる電気代の平均金額や、電気代を節約する方法などをご紹介します。

目次

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まずはご自身の電気代の請求書を用意して、平均金額と比較してみましょう。あなたの電気代が高いのか、それとも節約上手なのか、客観的なデータから確認することが節約の第一歩です。

【全国平均】2024年の一人暮らしの電気代は月額6,756円

総務省の家計調査によると、2024年における一人暮らし(単身世帯)の電気代の全国平均は、1ヶ月あたり6,756円です。

まずはこの金額を基準に、ご自身の電気代が高いか安いかを判断してみてください。もしこの平均額を大きく上回っている場合は、電気の使い方や料金プランを見直すことで、出費を抑えられる可能性が高いと言えます。

【季節別】電気代が最も高いのは冬!1~3月は7,150円に

一人暮らしの電気代は、季節によって大きく変動します。特に、暖房器具の使用が増える冬場は、電気代が最も高くなる傾向にあります。

2024年の季節別の平均電気代は以下の通りです。

時期 1ヶ月あたりの電気代
1~3月 7,150円
4~6月 5,839円
7~9月 6,771円
10~12月 6,356円

(出典:e-stat 政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯 用途分類(年齢階級別))

夏も冷房で電気を使いますが、冬はそれに加えて日照時間が短く照明をつける時間が長くなるため、電気代がより高くなる傾向にあります。 冬の請求額が高いと感じるのは、ごく自然なことなのです。

【地域別】東京(関東)は6,566円、大阪(近畿)は6,648円が目安

お住まいの地域によっても、電気代の平均は異なります。

地域 1ヶ月あたりの電気代
北海道・東北 7,500円
関東 6,566円
北陸・東海 6,794円
近畿 6,648円
中国・四国 7,437円
九州・沖縄 6,274円

(出典:e-stat 政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯 2024年 ​​都市階級・地方別)

例えば、東京都在住なら関東地方の平均6,566円大阪府在住なら近畿地方の平均6,648円がひとつの目安となります。 ぜひ、ご自身の地域の平均額と比べてみてください。

先ほどご紹介した一人暮らしの電気代の平均は、最も高い冬でも7,150円でした 。もしあなたの電気代が月2万円を超えているのであれば、それは平均よりも大幅に高く、何かしらの原因が隠れている可能性があります。ここでは、電気代が高額になってしまう主な3つの原因について解説します。

原因1:契約アンペア数が高すぎる

電気の契約には「契約アンペア(A)」というものがあり、一度に使える電気の量を表しています。このアンペア数が大きいほど基本料金が高くなるのが一般的です。電力会社の検針票(電気ご使用量のお知らせ)や、ご自宅のブレーカーで現在の契約アンペアを確認してみてください。

一人暮らしの場合、30Aあれば十分なことがほとんどです。もし40Aや50Aといった高いアンペア数で契約している場合、使っていない分の基本料金を毎月払い続けている可能性があります。契約アンペアを見直すだけで、毎月の基本料金を確実に下げることができます。

原因2:古い家電を使い続けている

家電の省エネ技術は年々進化しており、特に10年以上前の古い家電(特にエアコンや冷蔵庫)を使い続けていると、現在の省エネモデルに比べて格段に多くの電力を消費している場合があります。

例えば、冷蔵庫は24時間365日稼働しているため、その電力消費量は電気代に大きく影響します。最新の冷蔵庫に買い替えるには初期費用がかかりますが、長期的に見れば毎月の電気代が安くなることで、結果的にお得になるケースも少なくありません。

原因3:ライフスタイルに合わない料金プラン

2016年の電力自由化以降、様々な電力会社が特色ある料金プランを提供しています。例えば、夜間の電気代が安くなるプラン、ガスやインターネットとのセット割引、一定の使用量まで料金が定額になるプランなど、選択肢はたくさんあります。

もし一度も電力会社や料金プランを見直したことがない場合、あなたのライフスタイル(例:日中は仕事で家にいない、夜間に電気を多く使うなど)に合っていない割高なプランのままかもしれません。自分の生活パターンに合ったプランに切り替えることで、無理な節約をせずとも電気代を大きく削減できる可能性があります。

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一人暮らしは何かとお金がかかるため、電気代はできるだけ安く済ませたいと考えている人も多いと思います。

そこでここでは、電気代を節約する方法を3つご紹介します。

  • 使っていない電化製品はコンセントからプラグを抜く
  • 電化製品の使い方を見直す
  • 電力会社を見直す

使っていない電化製品はコンセントからプラグを抜く

電化製品は、使っていなくても、コンセントにプラグが挿さっているだけで電気を消費するものがあります。その電力を「待機電力」と言います。

家庭全体の消費電力量のうち、待機電力による消費電力量は、全体の約5%を占めるというデータもあり、決して無視できません。

待機電力で電気代がかかるともったいないので、使っていない電化製品があれば、できるだけコンセントからプラグを抜くようにしましょう。

ただし、テレビの録画機能など、プラグを抜くと使えなくなる機能もあるので、その辺りは考慮する必要があります。

もし何度もプラグを抜くのが面倒に感じるなら、節電タップの活用をおすすめします。節電タップなら、コンセント口それぞれに付いているスイッチをオフにするだけで、通電を簡単にストップできるので便利です。

電化製品の使い方を見直す

東京都が作成している「家庭の省エネハンドブック」によると、家庭の中で特に電気の使用量が多い電化製品は以下の3つです。

  • 照明
  • 冷蔵庫
  • エアコン

上記3つの使い方を見直せば、電気代の削減につながります。

それぞれの電気代節約方法をご紹介します。

照明

基本的なことですが、まずは使っていない部屋や誰もいない場所の照明をつけっぱなしにしないことを意識しましょう。

白熱電球や蛍光灯を使用しているなら、LED電球に交換するのも電気代の節約におすすめです。

LED電球は本体価格が高いものの、寿命が長く、また、消費電力も低いという特徴があります。

電気代が下がるので長い目で見れば元を取れますし、寿命が長いため交換作業の手間も減ります。ぜひLED電球に交換しましょう。

また、照明器具の手入れをするのも節約につながります。照明器具にほこりがたまっていると明るさが落ちてしまい、無駄に照明器具を増やしたり、必要以上の明るさに設定したりと、電気代が高くなる原因になるのです。照明器具は定期的に掃除するようにしましょう。

【関連記事】LED照明の電気代は安い!他の照明との違いやメリット・デメリット、選び方まで詳しく解説

冷蔵庫

冷蔵庫は、庫内の温度が上がると、温度を下げるために電力を多く消費するのが特徴です。そのため、庫内の温度をできるだけ上げないようにすることが大切です。

まずは扉を開ける時間や回数を減らしましょう。冷蔵庫の中を整理して食材をすぐに置けるようにしておいたり、何を取り出すかを明確にしてから開ける癖をつけることが有効です。

冷蔵庫に温かいものを入れたいときは、あらかじめ冷ましてから入れるようにしましょう。そうすることで、庫内の温度を必要以上に上げずに済みます。

また、食材の入れすぎにも注意してください。食材を多く入れすぎると、冷蔵庫の冷却効率が落ち、無駄な電力を消費することにつながります。先ほどと同様に、冷蔵庫の中の整理を意識すること、また買い物をする前に冷蔵庫の中に何があるかを確認しておくことも大切です。

【関連記事】冷蔵庫の電気代は1ヶ月で数百円?節約する方法もご紹介

エアコン

エアコンを使ううえで意識したいのは、設定温度です。

エアコンの電気代は設定温度と密接な関係があり、夏に冷房の設定温度を1度上げると約13%、冬に暖房の設定温度を1度下げると約10%の節電効果があるとも言われています。

そのため、もしエアコンの温度を過度に高く、もしくは低く設定してしまっている場合は、1度だけでも良いので見直しましょう。

サーキュレーターを活用すると、冷暖房の効率が上がります。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい性質があり、エアコンを使ってもなかなか部屋全体が均一に暖かく、もしくは涼しくならないことがあります。

サーキュレーターを使えば、部屋の空気が循環しやすくなり、エアコンの設定温度を少し緩めても、これまでと同様、もしくはこれまで以上に、冬は暖かく、夏は涼しく感じることができます。

【関連記事】エアコンの電気代を安くしたい!暖房・冷房・除湿の違いと、節約方法を伝授!

電力会社を見直す

ここまで電気代の節約方法を紹介してきましたが、電力会社の見直し・切り替えもおすすめです。

「電力会社の切り替え」と聞くと、「なんだか面倒臭そう」「難しそう」と感じる方もいるかもしれませんが、今ではWEBから5分程度で申し込みができるところもあり、ハードルはそんなに高くありません。

また、電力自由化がスタートし、今では電力会社の選択肢も増えています。なかには個性的な面白いプランを出している会社もあるので、電力会社選びもきっと楽しく感じると思います。

もし、「どの電力会社が良いかわからない」という場合は、『エバーグリーン』を検討してみませんか?

エバーグリーンは下記のような電力会社です。

  • 東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員
  • 電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力
  • 沖縄と一部離島を除く、日本全国に電気を供給
  • 初期費用、契約手数料、解約違約金がかからない ※あるく・おトク・でんきを除く

シンプルな通常プランのほかに、以下のようなユニークなプランが揃っています。

  • ライフスタイルプラン
    毎月の電気料金が一定の使用量まで定額になるプラン。使用量に合わせて5段階の定額範囲から、自分のライフスタイルに合うものを選べます。
  • 保険でんき
    電気の契約に、日常生活での万が一に備える個人賠償責任保険が付帯するプラン。CO₂排出量実質ゼロの電気を使いながら、暮らしの安心もプラスできるのが特徴です。
  • あるく・おトク・でんき
    歩くことで電気料金が割引になる、健康志向の方におすすめのプラン。健康増進を図りつつ、環境に優しい電気を使えるのが魅力です。

どれもメリットがある、魅力的な内容になっています。

エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

環境にも家計にも優しいエバーグリーン。WEB CMも公開中!

大学進学や就職を機に一人暮らしを始めると、家賃や食費など、何かと出費がかさみます。特に電気代のような固定費ではない支出は、意識しないと想定以上になってしまうことも。ここでは、新生活を始める方が知っておきたい電気代節約のポイントを2つご紹介します。

家電選びで将来の電気代が変わる

新生活のために家電を新しく揃えるなら、本体価格だけでなく「省エネ性能」にも注目しましょう。冷蔵庫やエアコン、テレビなどには「省エネ基準達成率」が星の数で表示されています。星の数が多いほど省エネ性能が高く、日々の電気代を安く抑えることができます。

購入時の価格が少し高くても、省エネ性能が高い家電を選べば、数年単位で見たときに電気代の節約分で十分元が取れるケースもあります。長い目で見て、お財布に優しい選択を心がけましょう。

電力会社はスマホで選ぶ時代!手続きの簡単さも確認しよう

引越しに伴う電気の契約は、つい地域の電力会社に任せきりになりがちですが、実はそのタイミングこそ、自分に合った電力会社を選ぶ絶好のチャンスです。特に、大学生や新社会人の方には、スマートフォンで申し込みが完結する電力会社がおすすめです。

引越しの忙しい時期でも、WEBサイトから5分程度で手続きができたり、面倒な書類のやり取りが不要だったりする会社を選べば、手間なくお得な電気契約をスタートできます。電力会社を選ぶ際は、料金プランだけでなく、「手続きがどれだけ簡単か」という視点もぜひ持ってみてください。

今回は、一人暮らしの電気代の平均金額をご紹介しました。

まずは自分の電気代を相場と比較してみましょう。

もし電気代が高すぎると感じたなら、この記事でご紹介した電気代の節約方法を実践してみてください。

電力会社の見直し・切り替えも含めて、ぜひ検討してみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

こちらの「一人暮らしのガス代は平均どのくらい?季節別・地域別にご紹介」で、一人暮らしのガス代の相場や節約方法について詳しく解説しています。電気代だけでなくガス代も節約したいという方は、ぜひご覧ください。

(出典)

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    1

    CO₂排出量が実質ゼロの電気

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    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

  • Point
    3

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    電気のトラブル時に迅速に駆け付ける「でんきレスキュー」 サービスなど、万が一の際もご安心いただけるサポート体制を整えています。

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