冬の電気代の相場

冬(1〜3月)の電気代の相場は、1ヶ月あたり13,000円ほどです。この金額は全世帯の平均金額です。
下記の表は、2025年の世帯人数別の電気代(1ヶ月あたり)になりますので、ご自身に当てはまる世帯人数の電気代をご覧ください。
| 時期 | 全世帯平均 | 単身世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年1~3月 | 13,445円 | 9,295円 | 14,727円 | 17,068円 | 16,384円 |
| 2025年4~6月 | 10,344円 | 6,743円 | 11,722円 | 13,139円 | 12,941円 |
| 2025年7~9月 | 10,278円 | 6,822円 | 11,403円 | 12,884円 | 13,531円 |
| 2024年10~12月 | 9,645円 | 6,356円 | 10,535円 | 12,486円 | 12,283円 |
(出典:家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口)
どの世帯でも、やはり冬の電気代は他のシーズンより高くなっていることが確認できます。
なぜ冬の電気代は高くなるのでしょうか?
冬の電気代が高いのはなぜ?

冬の電気代が高くなる理由は、やはり「寒さ」にあります。
具体的には、以下のようなことが原因で電気代が高くなります。
- 暖房器具の使用
- 在宅時間が長くなる
それぞれ詳しく解説していきます。
暖房器具の使用
冬は室温を上げるために、エアコンや電気ストーブ、こたつなど、何かしらの暖房器具を使用していると思います。
暖房器具は比較的消費電力が大きいため、使用すればするほど電気代が高くなります。
夏場も冷房を使用するものの、冬の方が電気代が高くなるのはなぜなのでしょうか。
その理由は、「部屋の中と外の気温差」です。
たとえばエアコンは、室温が設定温度になるまでに時間がかかればかかるほど、消費電力が増えます。
夏よりも冬の方が、外と室内の気温差が大きくなりやすく、その分電気代が多くかかってしまう傾向にあるのです。
在宅時間が長くなる
家にいる時間が長いというのも、冬の電気代が高くなる理由のひとつです。
冬は寒いので室内で過ごす時間が長くなりがちで、その分、暖房器具をはじめとする家電を使う頻度が増えます。
また、冬場は日照時間が短く、くもりの日も多いため、照明を点灯する時間が長くなることも、電気代が高くなる要因のひとつだと言えるでしょう。
冬の電気代の節約方法8選

高くなりがちな冬の電気代ですが、工夫をすれば節約可能です。
ここでは、冬の電気代を節約する方法を8つご紹介します。
- 暖房器具の使い方を見直す
- 暖房器具を定期的に掃除する
- できるだけ家族揃って同じ部屋で過ごす
- 一人暮らし向け:電気毛布や着る毛布の活用
- 暖かい服装で過ごす
- 断熱シートを活用する
- 室内の暖房効果を高める
- 電力会社を切り替える
それぞれ順番に見ていきましょう。
暖房器具の使い方を見直す
冬の電気代を抑えるためには、暖房器具の使い方を見直すことが欠かせません。
たとえばエアコンの暖房を使用するときは、サーキュレーターを併用するのがおすすめです。
暖かい空気は上に溜まる性質があるため、サーキュレーターや空気清浄機で上にたまった暖かい空気をかき混ぜることで、設定温度を少し下げても暖かく感じやすくなります。
エアコンとサーキュレーターを併用する際は、サーキュレーターをエアコンの風下に配置してエアコンと向かい合うように置くと、部屋の空気が循環しやすくなります。
また、エアコンの運転モードは「自動運転」がおすすめです。自動運転モードを使えば、最短で設定温度に近づけてくれるため、省エネにつながります。
暖房器具を定期的に掃除する
エアコンの内部がホコリやカビなどで汚れていると、不衛生なだけでなく、運転効率が下がって電気代がかさむ原因にもなってしまいます。
環境省によると、2週間に1度エアコンのフィルター掃除を行っていれば、暖房使用時に約6%の節電ができるという結果が出ています。
電気代を抑えるためにも、エアコンのフィルターをはじめ、暖房器具を定期的に掃除するようにしましょう。
できるだけ家族揃って同じ部屋で過ごす
家族それぞれが別々の部屋で過ごすと、その分、照明や家電の電気代がかさみます。
そのため節電を考えるのであれば、できるだけ家族一緒に同じ部屋で過ごすことをおすすめします。
できるだけ同じ時間にダイニングに集まって食事をしたり、夕食後も一緒にリビングで過ごすよう心がけてみてください。そうすることで、使用する暖房器具や照明の数が減り、節電に繋がります。
一人暮らし向け:電気毛布や着る毛布の活用
一人暮らしの方や、自分ひとりの部屋で過ごす時間が長い場合は、部屋全体を暖めるエアコンだけでなく、身体を直接暖めるアイテムを活用するのが効果的です。
広い空間の温度を上げ続けるエアコンに比べ、電気毛布や電気ひざ掛けなどは消費電力が少ない傾向にあります。
また、「着る毛布」や厚手のルームソックスなどで服装を工夫し、体感温度を上げることも大切です。これらを活用することで、エアコンの設定温度を控えめにしたり、使用時間を短くしたりすることができ、無理なく節電につなげることができます。
暖かい服装で過ごす
体を温める方法は、暖房器具を使用することだけではありません。
厚着をするなど、服装で対策することも可能です。
暖かい服装で過ごすことで体感温度が上がれば、暖房器具の設定温度を少し下げることができます。
家にいる時間もなるべく暖かい服装で過ごして、電気代を節約しましょう。
断熱シートを活用する
冬にホットカーペットを愛用している人も多いのではないでしょうか。
ホットカーペットを床にそのまま敷くと、熱が床に逃げやすくなり、暖房効率が下がります。
暖房効率が下がるということは、その分ホットカーペットの設定温度を高めに設定することになります。
これを防ぐ対策として、断熱シートが効果的です。ホットカーペットの下に断熱シートを敷くと、暖房効率が上がり、少し設定温度を下げても温まりやすくなります。
断熱シートはホームセンターやインターネット上で販売しているので、電気代を安くしたい方はぜひ試してみてください。
室内の暖房効果を高める
暖房器具を使うときは、厚手のカーテンや床まで届くような長めのカーテンを使うのがおすすめです。
カーテンによって熱が外に逃げにくくなり、暖房効果が高まります。
室内の熱が逃げにくくなると、不必要に暖房器具の設定温度を高くせずに済みます。
電力会社を切り替える
「効果的に、手っ取り早く電気代を節約したい!」という方には、電力会社の切り替えがおすすめです。
電力会社を切り替えて電気料金そのものが下がれば、家全体の電気代が丸ごと安くなります。
そうは言っても、「電力会社の切り替えってハードルが高そう」「電力会社が多すぎて、どの会社が良いのかわからない」という方もいると思います。
そんな方にご紹介したいのが、新電力『エバーグリーン』です。
エバーグリーンは下記のような電力会社です。
- 東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員
- 電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力
- 沖縄と一部離島を除く、日本全国どこからでも申し込み可能
シンプルな通常プランのほかに、ユニークなプランが揃っています。
中でも特におすすめなのが、月々の基本料金が0円の「スマートゼロプラン」です。
- ポイント1:毎月の「基本料金」が0円
スマートゼロプランの大きな特徴は、毎月の「基本料金」がないことです。お支払いは、実際に使った電気の量に応じて計算されるため、使用量が少ない月でも固定費に悩まされることがありません。 - ポイント2:料金単価は一律!電気の使用量が多くても安心
電気の使用量によって料金単価が変動しない、フラットな料金設定も魅力です。使用量が増えても単価が上がる心配がないため、料金の計算がとても簡単。夏場・冬場など電気を多く使う月でも安心です。 - ポイント3:Amazonギフトカード5,000円分をプレゼント!
新規でご契約いただいたお客さまには、特典としてAmazonギフトカード5,000円分をプレゼントしています。暮らしに嬉しい、おトクな特典です。
エバーグリーンは、初期費用・契約手数料、解約違約金がかかりません。(あるく・おトク・でんきを除く)
そのため、試しに切り替えてみて、少し違うなと感じたらまた別の電力会社に変更する、ということも可能です。
エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。
電気代のシミュレーションもできます。
生活の中で工夫して冬の電気代を抑えよう!
今回は、冬の電気代の相場と電気代が高くなる理由、おすすめの節約方法をご紹介しました。
冬の電気代を節約するためには、暖房器具の使い方を見直したり、厚着をするなどの工夫が大切です。この機会にぜひご検討ください。
(出典:家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口)
(出典:Youtube|環境省 付録1.「夏を快適に過ごすには」:エアコンの上手な使い方)
(出典:COOL CHOICE|家庭でできる節電アクション)
(出典:資源エネルギー庁|空調 | 無理のない省エネ節約)
