契約アンペアをご存知ですか?

「アンペア」をご存じですか?

「アンペア」という用語をよく耳にしますが、このアンペアとは何かご存じでしょうか?
「アンペア(A)」とは、電気の量を表す単位です。
契約するアンペアの大きさ(契約アンペア)によって、同時に使用できる電気量が決まります。その大きさによって基本料金も設定されています。

  • 主に「従量電灯」のメニューでの料金設定です。

契約アンペアでの料金制度がない地域もあります。その場合、使用量に応じた契約となりますので、契約アンペアについては特に気にしなくて大丈夫です。

例:関東エリア・従量電灯Bの場合(2019年10月)

契約アンペア 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
基本料金 284円 426円 568円 852円 1,137円 1,421円 1,705円
29銭 44銭 58銭 87銭 16銭 45銭 74銭

つまり、契約アンペアが大きくなればなるほど、同時に使える電気量は増えますが、基本料金が高くなります。
ブレーカーが落ちてしまった、という経験があるかもしれませんが、同時に使用する電気量が、契約アンペアを超えることによって起こります。
ご家庭にあった契約アンペアを選ぶことは、快適な毎日を送るうえでも、電気料金を節約するうえでも大切です。

ご家庭に必要なアンペア数を計算してみよう!

現在の契約アンペアを確認する

現在の契約アンペアは、次の方法でご確認いただけます。

「電気ご使用量のお知らせ」またはポータルサイトで確認する

電気ご使用量のお知らせ

ご契約項目に契約アンペアが記載されています

分電盤で確認する

ご家庭内に設置されている分電盤でご確認いただけます。

数字や色で、現在の契約アンペアを確認できます。

アンペア数を示す色は、地域の電力会社によって異なります。

北海道電力

アンペア数 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
黒 黄 青 赤 灰 茶 紫

東北電力

アンペア数 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
白 青 赤 紫 緑

東京電力

アンペア数 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
赤 桃 黄 緑 灰 茶 紫

中部電力

アンペア数 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
赤 茶 黄 緑 青 紫 灰

九州電力

アンペア数 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
灰 赤 黄 緑 茶 青 白

契約アンペアを変更する

契約アンペアを変更したいときは、ポータルサイトの各種お手続きからの変更またはカスタマーセンターまでご連絡ください。

ご家庭に必要なアンペア数を計算してみよう!

ご家庭で使用する電気製品によって、必要なアンペア数は異なります。 契約メニューの見直しなどを行うときには、ご家庭に必要なアンペア数を計算し、現在の契約アンペアが最適であるか検討してみましょう。

契約アンペアの目安、同時に使う電気の最大量、常に使用する
電気製品(冷蔵庫、照明など)、1日の中で一時的に使用する電気製品(洗濯機、炊飯器、テレビなど)、季節によって常に使用する電気製品(暖房器具、冷房器具など)、エアコン
6A+テレビ5A+照明2A(合計)+冷蔵庫3A+電子レンジ15A+炊飯器12=合計43A

上のような場合、契約アンペア数の目安は「50A」となります。

  • 電気製品の消費電力は、ワット数(W)で表します。
    ワット数に対するアンペア数の目安は、「100Wで1A」「1000Wで10A」となります(100Vの場合)※ここでご紹介しているアンペア数は参考値です。実際のアンペア数、ワット数は、ご使用の機器に付属の取扱説明書などをご覧ください。

契約アンペアを小さくすると、電気料金も下がるの?

契約アンペアが小さくなると、基本料金は下がります。しかし、「電力量料金」はご使用状況によって変わらなかったり、増えてしまったりすることがあるので、電気料金の合計が必ず下がるわけではありません。 電気料金を節約したいときは、契約アンペアの見直しとともに、ご家庭のライフスタイルにあったメニューなどもあわせて検討しましょう。また、同時にたくさんの電気を使わないように工夫することで、契約アンペアを小さくすることも考えてみましょう。

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