800Wの家電の電気代はどのくらい?電気代の相場から節電方法までご紹介

2021年05月31日

消費電力が800Wの家電は身近にたくさん存在しますが、一体どのくらい電気代がかかっているのか知っていますか?「なんとなく高そう」というイメージがあるものの、よく知らない方も多いかと思います。今回は800W家電の電気代の相場や計算方法、節電方法までご紹介します。

消費電力「800W」の家電は多い

消費電力800Wの家電製品にはどんなものがあるか知っていますか?

機種によって実際の消費電力はそれぞれ異なりますが、800W家電には以下のようなものがあります。

  • 電気ストーブ
  • ハロゲンヒーター
  • 電子レンジ
  • コーヒーメーカー

このように、私たちの生活に欠かせない家電製品の多くが「消費電力800W家電」に該当します

身近なものだからこそ、いったいどれくらいの電気代がかかっているのか気になるところです。

ここから800W家電の電気代の相場や計算方法について見ていきましょう。

800W家電の電気代の相場は?実際に計算してみよう

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家電製品の電気代は以下の式で求めることができます。

消費電力(W)÷1,000 × 電力単価(円/kWh)× 1日あたりの使用時間(h)= 1日あたりの電気代(円)

※消費電力を1,000で割っているのは、単位をWからkWへ変換するためです。

上記の計算式を見るとわかる通り、同じ消費電力の家電製品であれば、使用時間が同じ場合、種類を問わず電気代は同じになります。

電気ストーブもコーヒーメーカーも、消費電力が800Wで使用時間が一緒なら、かかる電気代は同じということです。

それでは実際に、上記の計算式を使って消費電力800Wの家電製品の電気代を計算してみましょう。

まずは消費電力をkWに換算する

まずは、消費電力の単位を「W」から「kW」に変換します。

変換は簡単で、消費電力(W)を1,000で割るだけです。

消費電力が800Wの場合は以下のようになります。

800(W)÷1,000=0.8(kW)

自分の電力単価をチェックする

次に、自分の家の電力単価(円/kWh)を確認しましょう。

電力単価は、契約している電力会社のホームページや、毎月届く電気代の請求書などに記載されています。

ちなみに、電力単価は電力会社によってさまざまですが、ひとつの目安として、全国家庭電化製品公正取引協議会が新電力目安単価として設定した「27円/kWh」という数字があります。

もし自分の家の電力単価が27円/kWhを上回っているのであれば、相場より高い可能性があるので、この数字を基準のひとつとして参考にしてみてください。

今回は、この27円/kWhを電力単価に採用して計算します。

(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会)

使用時間を当てはめて計算する

先ほど算出した消費電力(kW)と電力単価、そして家電製品を使用する時間を計算式に当てはめて、電気代を算出しましょう。

たとえば1日5時間800W家電を使った場合、電力単価を27円/kWhと仮定すると、1日あたりの電気代は以下のようになります。

800(W)÷ 1,000 × 27(円/kWh)× 5(h)= 108(円)

毎日5時間、1ヶ月(30日)使った場合の電気代は以下の通りです。

108(円)×30(日)=3,240(円)

家電製品の電気代はこのような形で計算できます。

上記の計算式に、ご家庭の電力単価や実際の使用時間を当てはめて、ぜひ一度計算してみてください。

800W家電の電気代を節約する方法

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ここからは家電製品の電気代を節約する方法を3つご紹介します。

ぜひ実践してみてください。

不要な家電を点けっぱなしにしない

使っていないにも関わらず、家電製品の電源を入れたままにしているような場合、無駄な電気代が発生していることになります。

まずはその無駄をカットすることから始めましょう。

パソコンを点けっぱなしにしながらスマートフォンを見たり、自分の居ない部屋のエアコンを稼働させたままにしたりと、必要ないにも関わらず家電製品を動かしたままにしていることはありませんか?

当然ながら、家電製品は使えば使うほど電気代がかかります。日々の生活の中で無駄がないか、ぜひチェックしてみてください。

また家電製品には、電源がオフになっていてもプラグがコンセントに挿さっているだけで電力を消費するものが多くあります。その電力を「待機電力」と言います。

資源エネルギー庁によると、家庭全体の消費電力のうち、なんと待機電力が年間で6%も占めているという試算が出ています。

待機電力を減らせばその分電気代も安くなりますので、使っていない家電製品はコンセントからプラグを抜くと良いでしょう。

(出典:資源エネルギー庁|待機時消費電力を減らしましょう。)

各家電に合った節電方法を実践する

各家電製品にはそれぞれに合った節電方法があります

たとえば電子レンジなら、庫内を綺麗に掃除することや、温めるときの食品の置き方を工夫すると、電気代の削減につながります。

またハロゲンヒーターの場合は、エアコンと上手く使い分けをしたり、できるだけ「弱」モードで運転すると節電可能です。

それぞれの節約方法は以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

電子レンジの電気代ってどのくらい?計算方法や抑えるためのコツをご紹介!

ハロゲンヒーターの電気代は意外と高い?相場や節約法、電力会社の切り替えなどを解説

電力会社を見直して電気代そのものを下げる

家電製品の使い方以外にも、電気代を抑えられる方法があります。それが電力会社の見直しです。

上述の通り、電気代は電力単価(円/kWh)によって大きく左右されます。電力会社の見直しによって電力単価を下げることができれば、800W家電だけでなく、家計の電気代すべての節約が可能です。

2016年にスタートした電力自由化により、消費者は自分のライフスタイルに合った電力会社やプランを自由に選べるようになりました。

「消費電力量の多い家族におすすめのプラン」や「ガスと一緒に契約すると割引されるプラン」など、電力会社ごとに魅力のあるプランが多数提供されています。

今は自分で電力会社やプランを吟味できる方ほどおトクに暮らせる時代です。これまであまり深く考えず、同じ電力会社と契約し続けてきたという方は、この機会にぜひ一度見直しを行ってみてください。

電力供給20年以上と実績豊富な『エバーグリーン』では、様々なライフスタイルに合わせたユニークなプランを提供しています。

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身近な800W家電の電気代を節約して家計を改善しよう

消費電力800Wの家電は身近にたくさんあります。ちょっとした工夫でご家庭の電気代を削減できますので、ぜひ今から節電を意識して暮らしてみてください。

より本格的な節約がしたい方は、電力会社の切り替えもおすすめです。電気代そのものを下げることができれば、同じ量の電気を使っても毎月の電気代が安くなります。

電力会社の切り替えはとても簡単なので、検討してみてはいかがでしょうか?

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