オーブンレンジの寿命は何年?長持ちさせるコツもチェック

2021年06月30日

今回はオーブンレンジの寿命が何年ぐらいなのか解説します。また、オーブンレンジを買い替えるタイミング、長持ちさせるコツ、処分方法、そして最後に電気代を節約する方法まで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

オーブンレンジの寿命は何年?

オーブンレンジは電子レンジの加熱機能に加え、オーブンのグリル機能が備わっている家電です。

温めるだけでなく、蒸したり焼いたりもできるので、料理の幅を広げてくれます。

調理に欠かせない家電のひとつで、長年同じオーブンレンジを使用し続けている人も多いのではないでしょうか。

そこで気になってくるのがオーブンレンジの寿命です。

調理器具の製造・販売を行っている『象印マホービン株式会社』の調査によると、電子レンジ(オーブンレンジ)の平均使用年数は7.02年という結果が出ています。

また、電子レンジ(オーブンレンジ)を10年以上使用していたのは、わずか23.0%です。

上記の結果は電子レンジとオーブンレンジの両方を含めたものですが、オーブンレンジの寿命は7〜10年がひとつの目安になると言えるでしょう。

【関連記事】オーブンの電気代はどれくらい?効果的な節約方法も合わせてご紹介

メーカーの部品保有期間は8年

家電にはそれぞれ、「部品保有期間」が定められています。

部品保有期間とは、販売した製品を修理するために、メーカーが部品を保有している期間のことです。

たとえば、『シャープ』のオーブンレンジの部品保有期間は8年です。

この期間を過ぎてしまうと、故障したときに部品がなくて修理できない可能性があります。

ただし、部品保有期間が過ぎてしまうとすぐに使えなくなるわけではありません。

故障をしなければ、継続して使用できます。

あくまでも、部品保有期間はオーブンレンジを買い替える目安として考えましょう。

電気代の節約方法をチェック ↓

オーブンレンジを買い替えるタイミング

EG_124_2.jpg

オーブンレンジは料理に欠かせない家電です。

故障してしまうと家事に影響が出るので、急な故障などのトラブルは避けたいところです。

ここでは、オーブンレンジを買い替えるべきタイミングについて見ていきましょう。

異音がする

オーブンレンジの作動中には、様々な音が鳴ります。

聞いたことのない音が出ていれば故障の可能性があります。

しかし音が出るからといって、必ずしも故障しているとは言い切れません。

たとえば、ファンの回転のような「ブーン」という音がする場合、製品内部を冷やすため、状態に応じてファンが回転しているだけです。

断続的に「カチカチ」と音が鳴るときは、加熱のコントロールをしています。

これらの音は普段からよく耳にすることも多いですが、聞き馴染みのない音が出ている際は注意が必要です。

場合によっては修理が必要なときもあるので、異音がするときには買い替えのタイミングだと考えてみるのも良いでしょう。

温まらない

オーブンレンジを使っても食材が温まらないときは、故障している可能性があります。

レンジの出力や温める時間が合っているのに温まらない場合は、点検を行いましょう。

正常に温まるかどうかは、コップに水を入れ加熱することで確認が可能です。

加熱後に水がぬるくなっていれば、温まっていることになるので故障ではありません。

その場合は、出力や温める時間を調整することによって改善する可能性が高いです。

しかし、全く温まらないなら、不具合が発生しているのかもしれません。

購入した店舗やメーカーの修理センターに問い合わせましょう。

オーブンレンジで食材を温めることができないと料理の際に困るので、買い替えも検討してみてください。

頻繁にエラーが出る

オーブンレンジを長年使用していると、エラーが出ることがあります。

いちいちエラーでオーブンレンジが止まってしまうと、調理が難しくなってきますので、買い替えのタイミングと判断するのも良いでしょう。

ただし、エラーの内容によってはすぐに解決することもあります。

たとえばオーブンレンジ内のターンテーブルが正しくセットされていなかったり、食品の分量が多すぎる場合にもエラーが表示されます。

そのため、まずは使用方法が正しいかを確認することが大切です。

使用方法が正しいにも関わらずエラーが頻発するのなら、オーブンレンジ本体のセンサーや電子回路などが故障している可能性があります。

オーブンレンジの寿命がきたと考えて、買い替えも検討しましょう。

オーブンレンジを長持ちさせる方法

EG_124_5.png

オーブンレンジは安い家電ではありませんので、できるだけ長く使用したいところです。

そこでここでは、オーブンレンジを長持ちさせる方法をご紹介します。

こまめに掃除をする

オーブンレンジを長持ちさせるためには、日常のメンテナンスが大事になってきます。

オーブンレンジでは、下記のような部分のお手入れが必要です。

  • キャビネット・とびら
  • 庫内・とびらの内側
  • 庫内底面
  • 角皿
  • 給水カセット・水受け(給水カセット付きの機種の場合)

キャビネットやとびらは、かたく絞ったぬれ布巾で拭きましょう。

オーブンレンジ使用後は庫内が汚れていることも多いので、すぐに汚れをふき取ることが大事です。

また、吸気口にほこりが溜まってしまうと、電気部品を冷却できなくなり、故障につながります。

日々のお手入れでは吸気口も確認するようし、ほこりが溜まっていたら掃除機で吸い取ってください。

なお、オーブンレンジの掃除をするときは、必ず電源プラグをコンセントから抜き、本体・付属品が冷めてから行うようにしましょう。

長期間使わないときは電源プラグを抜いて保管

オーブンレンジを長期間使わないときは、電源プラグを抜いて保管するようにしましょう。

電源プラグを抜くことによって、雷サージによる影響や絶縁劣化を防ぐことができます。

保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温多湿の場所を避けることが大切です。

また保管する前に、オーブンレンジの掃除をしておきましょう。

汚れた状態のままだと、異臭や汚れのこびりつきの原因になってしまいます。

定期的に点検する

少しでも長く使うためには、定期的に点検をしなければいけません。

オーブンレンジに限らず、電化製品は経年劣化により、品質や性能が下がってしまいます。

定期的に点検をすることで劣化している部品がわかり、突然の故障を防ぐことができます。

点検をしたときに触ると電気を感じたり、電源コードや挿し込みプラグが異常に熱くなる場合は故障の可能性もあります。

購入した店舗や最寄りの修理店に相談してみましょう。

寿命を迎えたオーブンレンジの処分方法

EG_124_3.jpg

長年使用したオーブンレンジが壊れたとき、どのように処分するべきかわからないという人も多いかもしれません。

オーブンレンジなどの小型家電は、鉛などの有害な物質を含む可能性もあるので、適正な処理が必要です。

2013年4月1日から、資源の有効利用と環境汚染防止を目的とした「小型家電リサイクル法」がスタートしました。

小型家電リサイクル法はその名の通り、小型の電子機器をリサイクルするための法律です。

対象品目には以下のようなものがあります。

  • パソコン
  • 携帯電話
  • デジタルカメラ
  • ゲーム機
  • 電子時計
  • 炊飯器
  • 電子レンジ
  • ドライヤー
  • 扇風機

回収は自治体が行いますが、家電量販店などに専用の「回収ボックス」を設けたり、町内の資源ごみ集積所に「回収コンテナ」を設置して決められた収集日に回収するなど、方法はさまざまです。

たとえば『ケーズデンキ』では、使用済みのオーブンレンジを「小型家電リサイクル法」の大型品目として引き取るサービスがあります。

オーブンレンジの処分には、他にもリサイクルショップなどで買い取ってもらう方法などがあります。

少しでもお金を浮かせたいときは検討してみましょう。

【関連記事】家電リサイクル料金を品目ごとにご紹介!リサイクル方法も確認しよう

オーブンレンジの電気代を節約する方法

EG_124_6.png

料理には欠かせないオーブンレンジですが、電気代が気になる人も多いのではないでしょうか。

ここでは、オーブンレンジの電気代を節約する方法をご紹介します。

最新のオーブンレンジに買い替える

オーブンレンジの電気代を安くする方法の一つが、最新機種への買い替えです。

オーブンレンジの省エネ性能は年々向上しており、オーブンレンジを使用する際にかかる年間の消費電力量は少しずつ減っています。

消費電力量が減れば、その分電気代も安くなります。

もし古いオーブンレンジを長年使っているのなら、最新機種に変えるだけで電気代を削減できるかもしれません。

電力会社を切り替える

最新のオーブンレンジに買い替えることでも節電はできますが、電気代を大幅に下げたいなら電力会社を切り替えるのがおすすめです。

最近では電力自由化により、電力会社を自分で選べるようになっています。

複数の電力会社を比較して今よりも安い電力会社へと切り替えると、オーブンレンジだけでなく、家庭全体の電気代節約につながります。

これまで電力会社を切り替えたことがないという方は、ぜひ一度見直してみてください。

「エバーグリーン」にはどんなプランがある?

EG_124_4.jpg

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業の実績が20年以上あります。

『エバーグリーン』は、下記のようなユニークなプランを取り揃えています。

CO₂フリープラン
電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン

プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン

プレミアムポイントプラン(dポイント)
電気料金に応じてdポイントがたまるプラン

保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン

あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が安くなるプラン

各プランの詳細が気になる方は、ぜひエバーグリーンのホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

オーブンレンジの寿命を把握してできるだけ長く使おう

オーブンレンジの寿命はおよそ7〜10年で、寿命が近づいてくると故障の可能性が高くなります。

オーブンレンジを少しでも長く使うためには、日々のメンテナンスが大切です。

キャビネットや庫内などの掃除をこまめにするようにしましょう。

ただし、できるだけ長く使おうとしても、寿命が近づけばいつ故障してもおかしくありません。

最新のオーブンレンジは電気代の節約にもつながるので、思い切って買い替えてみるのもひとつの方法です。

さらに電気代を大幅に下げたいなら、電力会社を変えてみるという方法もあります。

電気を使えば使うほどおトクになる『エバーグリーン』なら、節約効果が期待できます。

これを機会に検討してみてはいかがでしょうか?

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:象印|キッチン家電の購入に関する調査)
(出典:シャープ|補修用性能部品の保有期間)
(出典:シャープ|電子レンジ 故障診断ナビ 音が気になる)
(出典:アイリスオーヤマ|電子レンジ・オーブンレンジによくあるお問い合わせ)
(出典:株式会社ノジマ|シャープ製レンジの調子が悪くエラー表示が出る、故障ですか?)
(出典:東芝ライフスタイル株式会社|オーブンレンジは、どのようなお手入れが必要か)
(出典:Panasonic|【レンジ】長期間使わないときはどうすればいいですか。)
(出典:Panasonic|【レンジ】長年使ったレンジの点検(愛情点検)は?)
(出典:ケーズデンキ|家電リサイクル)
(出典:経済産業省|小型家電リサイクル法の概要について)
(出典:資源エネルギー庁|家庭の省エネ徹底ガイド)

一覧に戻る

エバーグリーンは「グリーンがもっと当たり前の社会」を目指し、CO2フリーな電気を提供しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。