異常気象が起こる原因は?地球温暖化との関係も合わせて紹介

2021年08月30日

豪雨や猛暑など、世界中で異常気象が多く発生しています。時には甚大な被害をもたらす異常気象ですが、何が原因で発生するのでしょうか。この記事では異常気象が起こる原因を、地球温暖化との関係も含めてご紹介します。

環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

異常気象とは、気候が過去の平均的な状態と比べて大きく偏った気象のことを指します。

具体的には、特定の地域・場所において30年に1回以下の頻度で発生する気象状況です。

長期間続く干ばつや極端な冷夏、暖冬なども含まれます。

近年の猛暑や豪雨などの異常気象は、温室効果ガス排出量の増加に伴う地球温暖化が原因のひとつと考えられています。

たとえば地球の平均気温が上昇すると、海や地面から蒸発する水分が増加します。

具体的には、気温が1度上がると水蒸気の量が約7%増えるといわれています。

水蒸気の量が増えると大雨の雨量も増加し、豪雨の発生につながるのです。

このように、地球温暖化は異常気象を引き起こす原因の一つとされています。

なお温室効果ガスとは、二酸化炭素やメタン、フロンガスなどのことです。

特に地球温暖化への影響が大きいとされているのが二酸化炭素で、石油や石炭を消費することで大気中に大量に放出されてしまいます。

IPCC第5次評価報告書によると、人為起源の温室効果ガスの排出量のうち、二酸化炭素が75%以上の割合を占め、最も多くなっています。

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近年、日本を含め、世界のさまざまな地域で異常気象が起こっています。

ここではその一部をご紹介します。

日本の事例

令和2年7月に、東北地方から西日本にかけて、記録的な豪雨が発生しました。

九州、岐阜、長野、山形において、3日間の降水量の記録を更新した地点が多く見られ、各地で大雨による大きな被害が出ています。

さらに東日本の日本海側地域では、日照不足が続き、7月の月間日照時間は、 1946 年の統計開始以降で最も少なくなりました。

国外の事例

2020年8月16日、アメリカのカリフォルニア州では、同日の午後に気温54.4度を観測しました。

これは、1931年以降では世界で最も高い気温です。

9月に入ってからもロサンゼルスで最高気温が49.4度を記録するなど、2020年は州内の多くの地点で観測史上もっとも高い気温が更新された年となりました。

気温が高かったのはアメリカだけではありません。

この年の6〜8月の北半球は、1880年以降の観測史上で最も暑くなりました。

上記の通り、地球温暖化が異常気象を引き起こす原因のひとつと考えられています。

つまり地球温暖化を防止することが、異常気象による被害を減らすことにつながります。

そこでここでは、地球温暖化を防止するために私たちが普段の生活で取り組めることをご紹介します。

節電を心がける

『全国地球温暖化防止活動推進センター』によると、2019年度に家庭から出された二酸化炭素のうち、電気の消費に起因する排出量が45.1%を占めており、一番多くなっています。

厳密には、電気を使用する時には二酸化炭素は排出されませんが、その電気を作る為に多くの二酸化炭素を排出しているのです。

つまり家庭の二酸化炭素排出量を削減するためには、電気の使い方の見直しが重要です。

まずは、こまめに電気を消す、使っていない家電はコンセントからプラグを抜くなど、無駄な電気をカットすることに取り組みましょう。

そのほか、エアコンの設定温度を過度に低くしたり高くしないことも、節電につながります。

家庭でできる節電については、こちらの「家庭でできる節電アイデア10選!今すぐ実践しよう」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

公共交通機関を利用する

先ほど、家庭から出された二酸化炭素のうち、電気の使用に起因する排出が一番多いとご紹介しましたが、2番目に多いのがガソリンです。

そのため車の使い方を見直すことでも、地球温暖化の防止に貢献できます。

移動する際は、自家用車ではなく、できるだけ公共交通機関や自転車を使って移動しましょう。

電車やバスなどの公共交通機関は、一度にたくさんの人を乗せることができるため、一人ひとりが自家用車で移動することと比べると、二酸化炭素の排出量が小さくなります。

どうしても自家用車を使わなければいけない場合は、車内のエアコンの温度を調整したり、信号待ちのときにはアイドリングストップをするなど工夫してみてください。

環境にやさしい運転方法については、こちらの「エコドライブとは?効果や具体的な運転方法を解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

再生可能エネルギーを選ぶ

再生可能エネルギーとは、太陽光やバイオマスを使った、資源が枯渇しないエネルギーのことです。

また、温室効果ガスの排出がない(または増加させない)のも大きな特徴で、地球に優しいエネルギーとして注目を集めています。

今ではさまざまな電力会社があり、積極的に再生可能エネルギーを扱っている会社も登場しています。

そのような会社に切り替えるだけでも、温室効果ガスの削減につながるでしょう。

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地球温暖化の防止に貢献したいという方は、エバーグリーン「CO₂フリープラン」に切り替えてみませんか?

『エバーグリーン』は東証プライム市場上場のイーレックスグループの電力会社です。

親会社である『イーレックス』は、国内トップクラスのバイオマス発電事業者として、エコな電気の供給に取り組んでいます。

エバーグリーンは、そんなイーレックスグループの一員として、電気の小売りをしています。

電力事業は20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を超えました。

対応エリアは広く、沖縄と一部離島を除く日本全国の家庭に電気をお届けしています。

CO₂の排出量が実質ゼロに

エバーグリーンにはユニークなプランが揃っていますが、そのうちのひとつが「CO₂フリープラン」です。

CO₂フリープランに申し込むと、電力を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

このプランで削減できる年間CO₂排出量は1785kg-CO₂で、これは杉の木約130本が1年間に吸収する量に相当します。

※ 300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

CO₂フリープランについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。

「CO₂フリープラン」の詳細はこちら >>

近年の異常気象は、地球温暖化が原因のひとつといわれています。

豪雨などの被害を抑えるためにも、地球温暖化への対策が重要です。

日々の暮らしの中でも、地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出量を抑える行動ができます。

節電を意識したり、自家用車の代わりに公共交通機関を使うなど、できることからはじめてみてください。

エコな電気を選ぶことも、地球温暖化の防止につながります。

ご興味のある方は、ぜひこの機会にご検討ください。

「CO₂フリープラン」の詳細はこちら >>

(出典)

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