3人家族の電気代は平均どのくらい?効果的な節約方法もご紹介

2023年01月24日

家族3人で生活していると電気代がそれなりの金額になってしまうため、節約して出費を抑えたいと考える方も少なくないでしょう。電気代を節約するなら、一般的な3人家族の電気代の平均は知っておきたいものです。この記事では、3人家族の電気代の平均額や、効果的な節約方法をご紹介します。

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まずは、一般的に3人家族の家庭がどのくらいの電気代を支払っているのか、平均金額を見ていきましょう。

総務省が発表している家計調査によると、3人家族の1ヵ月あたりの電気代の平均は10,655円です。

上記の金額は、3人家族の全体的な平均金額ですが、実際のところ電気代は、月別や地域別で差があります。

そこでここから、月別と地域別の電気代もご紹介していきます。

月別の電気代平均

2021年における月別の3人家族の電気代は、以下の通りです。

電気代
1月 12,115円
2月 13,468円
3月 13,518円
4月 10,852円
5月 10,159円
6月 8,922円
7月 8,393円
8月 10,061円
9月 10,863円
10月 10,109円
11月 9,375円
12月 10,028円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 月次 2021年 3-1 世帯人員別)

月ごとの電気代を見てみると、1〜3月が高くなっています。寒い時期は暖房器具を多く使用したり、日照時間が短く照明を使用する時間が長くなることなどが、電気代が高い理由だと考えられます。

地域別の電気代平均

続いて、地域別の電気代の平均です。

なお地域別については、3人家族のデータが公表されていないため、二人以上世帯全体の金額をご紹介します。

地域 1ヵ月あたりの電気代
北海道地方 11,357円
東北地方 11,264円
関東地方 9,403円
北陸地方 13,678円
東海地方 10,461円
近畿地方 9,973円
中国地方 11,580円
四国地方 11,782円
九州地方 10,538円
沖縄地方 10,233円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2021年 1-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別)

地域別の電気代を見ると、最も高いのは北陸地方、最も安いのは関東地方という結果になっています。

お住まいの地域の平均金額とご家庭の電気代を比べて、どちらが高いかチェックしてみてください。

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日々生活をしていると、電気代は必ず発生しますが、できれば安く抑えたいところです。

そこでここでは、3人家族の電気代を節約する効果的な方法をご紹介します。

コンセントからプラグを抜く

ご家庭の中に、使っていない時もコンセントにプラグを挿しっぱなしにしている電化製品はありませんか。電化製品は、使っていなくてもプラグを挿しているだけで、待機電力を消費するものが多くあります。

家庭全体の消費電力のうち、6%が待機電力にかかっているという試算も出ているため、電気代を節約する上で待機電力は見逃せません。

使っていない電化製品があるなら、コンセントからプラグを抜いて、無駄な待機電力を無くしましょう。

都度プラグを抜くのが面倒という方は、節電タップを使うのもおすすめです。節電タップなら、個別のスイッチをオンオフするだけで、簡単に通電を切り替えられるので、手間がかかりません。

電化製品の使い方を見直す

家庭の中で電力消費が多い電化製品には、以下のようなものがあります。

電化製品 夏季の電力消費割合 冬季の電力消費割合
エアコン 34.2% 32.7%
冷蔵庫 17.8% 14.9%
照明 9.6% 9.3%
給湯に関する機器 6.1% 12.5%
炊事に関する機器 6.5% 7.9%

(出典:資源エネルギー庁|省エネルギー政策について)

エアコン、冷蔵庫、照明の3つだけで全体の50%を占めていることがわかります。つまりこれらの使い方を見直すことが、電気代削減の鍵を握っているということです。

そこでここでは、エアコン、冷蔵庫、照明にかかる電気代を節約する方法をご紹介します。

エアコン

エアコンの電気代を節約する方法には、以下のようなものがあります。

  • 設定温度を調整する
  • サーキュレーターを併用して、部屋の空気を循環させる
  • 夏場はレースのカーテンやすだれを活用して日差しをカットする
  • 冬場は床まで届く長い厚手のカーテンを使用する
  • 室外機の周りを片付け、ものを置かないようにする

エアコンの電気代を節約する上で重要なのは、設定温度です。冷房時は設定温度を1℃上げると13%程度、暖房時は設定温度を1℃下げると10%の節約効果があるとされています。

環境省では、夏は28℃、冬は20℃を目安にすることを推奨しています。これを目安に、エアコンの設定温度を調節してみましょう。

またサーキュレーターを併用して、部屋の空気を循環させることで、冷暖房を効率よく行うことができます。空気を循環させて部屋の温度ムラが少なくなれば、設定温度を少し緩めても、過ごしやすい環境を作れます。

冷蔵庫

冷蔵庫の電気代を節約する方法には、以下のようなものがあります。

  • 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる
  • 庫内の温度設定を「強」から「中」や「弱」にする
  • 冷蔵庫の中を片付けてものを詰め込み過ぎないようにする
  • ドアの開閉回数を減らし、開けている時間を短くする
  • 壁から離して設置する

冷蔵庫の電気代を節約するためには、なるべく庫内の温度を上げないことを意識するのがポイントです。庫内の温度が上がると、温度を下げるために多くの電力を消費するため、電気代が高くなります。

ドアの開閉回数を減らしたり、ドアを開けている時間を短くするなど、庫内の温度が上がないよう気をつけましょう。

照明

照明の電気代を節約する方法には、以下のようなものがあります。

  • 蛍光灯や白熱電球を使っているなら、LED電球に交換する
  • 点灯時間を短くする
  • 人がいない部屋の電気は消す

照明の電気代を節約をする方法として効果的なのは、省エネ性能に優れたLED電球に交換することです。LED電球は購入価格は高いものの、消費電力は蛍光電球と比べると約3/4も少ないため、同じように使っても電気代を節約できます。

またLED電球は寿命も長いので、交換する手間が減るのも嬉しいポイントです。

電力会社を見直す

電気代を節約する方法として最も効果的なのが、電力会社の見直しです。

電力自由化により、今では好きな電力会社を選べるようになりました。

電力会社の切り替えと聞くと、手続きが面倒というイメージがあるかもしれません。

しかし最近では、WEBから簡単に申込ができる電力会社も多く、以前よりも手軽に切り替えができるようになっています。

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電気代の節約には電力会社の切り替えが効果的であるとご紹介しました。しかし電力会社は数多くあるため、どの会社が良いのか分からないという方も少なくないでしょう。

そんな方は、『エバーグリーン』を検討してみませんか?

エバーグリーンは、以下のような特徴を持った電力会社です。

  • 東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員
  • 電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力
  • 沖縄と一部離島を除く、日本全国に電気を供給
  • 初期費用、契約手数料、解約違約金がかからない ※あるく・おトク・でんきを除く

シンプルな通常プランに加えて、下記のユニークなプランが揃っているのも特徴です。

CO₂フリープラン
電気使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン

プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン

プレミアムポイントプラン(dポイント)
電気料金に応じてdポイントがたまるプラン

保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン

あるく・おトク・でんき
電気代が歩数に応じるプラン

エバーグリーンについて詳しく知りたいという方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

今回は、3人家族の電気代の平均相場をご紹介しましたが、ご家庭の電気代と比べていかがでしたか。

ご家庭の電気代が相場と比べて高いと感じたなら、この記事でご紹介した節約方法を実践してみてください。

特に電力会社の切り替えは、電気代の削減に効果的です。一度見直すだけで、その後の生活が楽になるかもしれません。

電力会社選びに迷う場合は、エバーグリーンをぜひご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2021年 3-1 世帯人員別)
(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 月次 2021年 3-1 世帯人員別)
(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2021年 1-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別)
(出典:みんなで節電アクション!|家庭でできる節電アクション|2.待機電力を削減!)
(出典:みんなで節電アクション!|家庭でできる節電アクション|3.エアコンで節電!)
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁|無理のない省エネ節約(冷蔵庫))
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁|無理のない省エネ節約(照明))
(出典:資源エネルギー庁|省エネルギー政策について)

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