3人家族の生活費は約18万円?貯金額や節約方法も紹介

2021年06月30日

この記事では、3人家族の生活費の平均額や内訳をご紹介します。さらに、3人家族の平均的な貯金額と、生活費を節約する方法も合わせて解説していきます。

3人家族の生活費の平均額と内訳

自分の家の生活費が高いのか、それとも安く抑えられているのかを把握するために、まずは一般的な生活費の相場や内訳を確認しましょう。

なお、「生活費」の捉え方は人それぞれですが、ここでは以下の項目を生活費として考えます。

  • 食費
  • 住居費
  • 光熱・水道費
  • 保健医療費
  • 交通費・自動車関連費
  • 通信費
  • 教育費

総務省が行っている家計調査(2020年)によると、3人家族の生活費の平均額は183,039円です。

そして内訳は以下のようになっています。

  • 食費:78,155円
  • 住居費:17,645円
  • 光熱・水道費:22,614円
  • 保健医療費:14,375円
  • 交通費・自動車関連費:27,279円
  • 通信費:14,037円
  • 教育費:8,934円

これらは全国平均の数値であり、実際は地域や家庭それぞれで状況が異なるため、あくまで目安となります。

ただし、生活費を見直す際の基準にはなるので、もし上記の金額を上回っている項目があれば、節約できる部分がないか検討しましょう。

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2020年(3-1))

平均的な貯金額はいくら?

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生活費と合わせて、一般家庭にはどのくらいの貯金があるのかも気になるのではないでしょうか。

政府統計の「家計調査 貯蓄・負債編 二人以上の世帯」によると、2020年における二人以上の世帯の平均貯金額は以下の通りです。

29歳以下 283万円
30~39歳 538万円
40~49歳 698万円
50~59歳 1011万円
60~69歳 1521万円
70歳以上 1524万円

※各年代は世帯主の年齢
※通貨性預貯金と定期性預貯金の合計金額

(出典:政府統計|家計調査 貯蓄・負債編 二人以上の世帯)

現在の貯金額と比べていかがでしょうか?

必要な貯金額は家庭ごとに異なりますが、生活費の平均額と同様にひとつの基準にはなりますので、このデータを参考に貯金が多いのか少ないのかを把握しましょう。

【関連記事】共働きなのに貯金ができない理由とは?貯金ができるようになる方法や節約方法をご紹介

3人家族の生活費を節約するポイント

3人家族の生活費の平均額や貯金額を確認したところで、「生活費が思ったよりかかっていた」「もっと貯金をしないと」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは生活費を節約する5つのポイントを解説します。

  • 家賃の安い家に引っ越す
  • 水道光熱費を節約する
  • 食費を抑える
  • 通信費を見直す
  • 保険料を見直す

家賃の安い家に引っ越す

賃貸住宅に住んでいる場合は、家賃の安い家に引っ越すことによって家計を節約できます。

住宅の設備や立地などにこだわりすぎると家賃が高くなる傾向があります。

毎日の生活に関わるためできるだけ良い条件で暮らしたいところではありますが、もし節約したいなら、生活に支障がない範囲でグレードを下げることも考えましょう。

引っ越しをする際には、敷金や礼金をはじめ、ある程度の初期費用がかかります。それが原因で引越しを躊躇する人もいるのではないでしょうか?

しかし家賃が下がれば、長い目で見ると初期費用よりも大きな金額が浮く可能性もあります。

下がる家賃と初期費用を天秤にかけて判断するようにしましょう。

水道光熱費を節約する

水道光熱費は、水道代、電気代、ガス代の3つに分けられます。

それぞれの節約法は以下の通りです。

水道代の節約法

水道代の節約は、日頃の水の使い方の見直しから始めましょう。

身体を洗っているときはシャワーを止める、洗濯はできるだけまとめて行うなどの工夫で、無駄な水道代をカットできます。

また、食洗器を導入するのもおすすめです。初期費用はかかりますが、手洗いに比べて水の使用量を抑えられます。

電気代の節約法

電気代を節約したい場合、まずは電気の使い方を見直しましょう。

人がいないにも関わらず照明をつけっぱなしにしたり、使っていない家電の電源が入ったままになっていると、無駄な電気代がかかっています。

また家電の中には、使っていなくてもコンセントにプラグが挿さっているだけで待機電力が発生するものもあります。

使用するときだけコンセントに挿すようにすれば、待機電力の削減ができるので実践してみてください。

さらに、古い家電を新しい機種に買い換えるのもおすすめです。

最新の家電は古い家電よりも省エネ性能が高く、買い換えるだけで節電が可能です。

大きく節約したいなら、電力会社の見直しも検討してみてください。

電気代そのものを安くすることで、家全体の電気代がまとめて安くなるかもしれません。

【関連記事】電気代を節約する2つの方法!効果的な節約術のポイントを詳しく解説

ガス代の節約法

ガス代を節約するためには、お風呂の入り方や料理の仕方などの工夫が効果的です。

お風呂にかかるガス代は、追い焚きの回数やシャワーを使う時間が増えるほどに高くなります。

追い焚きをしないように順序良く家族でお風呂に入ったり、こまめにシャワーを止めたりすると節約が可能です。

料理をする際は、火加減に注意しましょう。

鍋からはみ出すほどの火力で料理をしていることはありませんか?

はみ出している分だけガス代が無駄になっているため、火を大きくしすぎないよう注意しましょう。

また煮込み料理をする場合は、圧力鍋などを使って時短料理をすればガス代の節約になります。

【関連記事】ガス代を節約しよう!誰でもできる節約ノウハウをポイント別に解説

食費を抑える

食費は生活費の中でも大きな割合を占めています。そのため節約しやすいポイントでもあります。

食費を節約する場合は、まずは外食を減らし自炊を心がけましょう。

外食は便利ですが、自炊よりも食費が多くかかる傾向にあります。

食材の購入は1週間に1度などの頻度でまとめ買いすることをおすすめします。

買い物の回数が増えるとそれだけ無駄遣いをしてしまう可能性も多くなるため、買い物に行く回数を減らすことで出費を抑えられるかもしれません。

【関連記事】食費を節約したい!食費が高い原因と今すぐ試せる7つの節約術を紹介!

通信費を見直す

携帯料金やインターネット料金などの通信費は、一度見直すだけで後々の費用を簡単に節約できる可能性を秘めています。

携帯料金の場合は、必要なサービスや通信量に応じて安いプランに変更したり、格安SIMに乗り換えたりするのがおすすめです。

インターネット料金も使用状況に合わせて、支障がない範囲でプランの変更を検討しましょう。

【関連記事】通信費の節約方法を4つご紹介!スマホもネットも賢く使おう

保険料を見直す

家族の将来や万が一の病気・事故などに備えられる保険は、家族の安心に欠かせないものです。

ただ、月々の保険料は馬鹿になりませんので、支払っている保険料が適切かどうかを見直すことが大切になります。

一度ゆっくり保険内容を見直してみて、不必要な内容が含まれていないか確認しましょう。

また複数の保険に入っている場合は補償内容に重複がないかチェックし、被っている場合は契約の解約なども検討してみてください。

3人家族で賢く生活費を節約しよう

この記事では3人家族の生活費の相場をご紹介しましたが、ご家庭と比べていかがでしたでしょうか?

生活費を節約するためには、家賃、水道光熱費、食費、通信費、保険料の節約を行ってみてください。

特に節約成果を出しやすいのが、電気代を節約する方法としてご紹介した電力会社の切り替えです。

電力会社の切り替えは難しくなく、しかも一度見直すと自動的に毎月の電気代が安くなります。

この機会にぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

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