電気代を節約する3つの方法とは?節約術のポイントを解説

2021年02月26日

今回は、電気代を節約する方法を3つに分けてご紹介します。電気代が高くなる原因や、電気料金そのものを安くする方法にも触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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「電気代が高くなったように感じるけど、理由がわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

たまたま電気を使う機会が増えたことも考えられますが、多くの場合は原因があるはずです。

そこでここでは、電気代が高くなる主な原因をご紹介します。

自分の家庭と照らし合わせながらチェックしてみましょう。

・電気を多く使うライフスタイルになっている
・電化製品の使い方によって電気の使用量が増えている

電気を多く使うライフスタイルになっている

日々の生活と電気のつながりは深く、意識していなくてもさまざまな場面で電気を使っています。

そのため、電気をたくさん使うライフスタイルになっていると、知らない間に電気代が高くなってしまっている可能性があります。

例えば、夜遅くまで起きる生活をしている人は、日付が回る前に寝ている人に比べると電気を使う時間が長くなり、電気代が高くなりがちです。

他にも、ペットと暮らしていて温度管理のためにエアコンを長く付けていたり、使う家電の数が多いという人も、電気を多く消費することになります。

電化製品の使い方によって電気の使用量が増えている

電気の使用量は、電化製品を使えば使うほど増えていきます。

また使用時間や使い方次第で電気の使用量が異なり、電気代に差が出るので注意が必要です。

自宅にいないときにも暖房を付けっぱなしにしたり、お湯を使わないのに長い間保温したりするなど、電気の無駄遣いをしていると電気代がかさんでしまいます

電化製品それぞれの使い方を工夫するだけでも、電気代を節約できます。

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電気代が高くなる原因のひとつである「電気を多く使うライフスタイル」は、日々の生活の見直しですぐに改善できます。

ここでは日常生活でできる節電方法を4つご紹介します。

・電源・スイッチをこまめに切って待機電力を減らす
・プランに合わせて電気を使う時間を見直す
・季節ごとに家電の使い方を見直す
・日々の電力消費量をチェックする

電源やスイッチをこまめに切って待機電力を減らす

電化製品は使用しているときだけでなく、電源につながっている間も電気を消費しています。

長時間使わない電化製品については、電源やスイッチをこまめに切って待機電力をカットすることが大切です。

こまめにスイッチを切る意識を持つ以外に、コンセントから電源プラグを抜く、スイッチ付き電源タップで切り替えを楽にする、などの取り組みも重要になります。

電化製品によっては、「オートオフ機能」が搭載されているものもあります。電源の付けっぱなしを防止できるので、もしこの機能があれば活用しましょう。

待機電力については、こちらの「待機電力の電気代はどれくらい?待機電力が多い家電製品や節約方法も紹介」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

プランに合わせて電気を使う時間を見直す

オール電化の住宅に多いプランとして、時間帯によって1kWhあたりの単価が異なるものがあります。

朝や昼に比べて夜の単価が安く設定されている場合が多いです。そのため、朝や昼の電気使用量を抑えて必要な電気を夜に使えば、電気代を節約することが可能です。

また、季節や平日・休日で電気料金が変わるプランもあります。そのようなプランを利用している場合は、電気代が高いタイミングに気をつけて過ごしましょう。

季節ごとに家電の使い方を見直す

季節の変化によって気温が上下し、使用する家電も時期ごとに変わります。

気温の高い夏には冷房や扇風機などを使用しますが、使いすぎると電気を多く消費してしまうので、暑さ対策に工夫が必要です。

例えばカーテンで日差しをカットしたり、うちわや風鈴を活用するなど、電気を使わずに暑さをしのぐ方法を考えてみましょう。

トイレの座面の保温機能など、暑い時期には必要なくなるものもあります。夏の間オフにするだけでも節約効果があるので、そのような家電がないか家の中を確認しましょう。

冬は、エアコンやストーブ、ヒーターなどを使って部屋を暖めると思います。

部屋が暖まるのに時間がかかったり、使いすぎたりすると電気代が上がる原因になります。

必要なときだけ使うことを意識するほか、断熱カーテンを付けたり、暖房器具の置き場所を変えたりするなど、効率よく暖房を使う工夫が大切です。

暖房の電気代については、こちらの「暖房の電気代の相場は?電気代をおトクにする温度設定や部屋を暖かくするコツを伝授!」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

日々の電力消費量をチェックする

日々の生活で使う電気を節約するためには、普段どのくらいの電気を使っているのか、またどのくらい節約できたのかを知ることが大切です

「ワットチェッカー」のような消費電力を確認できるアイテムを使うと、どのくらいの電気を使用しているかが一目でわかります。

消費電力を計測するだけのシンプルな商品から、タイマー機能付きや電源タップ型まで様々な種類があるので、節約に取り組む前に用意してみてはいかがでしょうか。

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家電の使い方によっても電気の使用量が変わり、電気代に影響を与えます。

家電の種類はたくさんありますが、どの家庭にもある下の5つの家電について、節電に効果的な使い方を解説していきます。

・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・洗濯機
・照明

エアコン

エアコンを使用する際は、設定温度を調節することで節約効果を期待できます。

環境省は室温の目安として、夏は28℃、冬は20℃を推奨しています。これらの数値に近づけるよう設定温度を1℃変えるだけでも電気代を節約可能です。

また、エアコンの性能を最大限発揮できるように、定期的にフィルターの掃除をしましょう。ゴミやほこりを取り除いておけば効率よく稼働し、高い冷房・暖房効果を維持することができます。

エアコンの電気代を節約しようとして、こまめに電源を切ろうと考える方も多いでしょう。他の電化製品では効果的ですが、エアコンでは逆効果です。

エアコンは電源を入れる度に、室内温度が設定温度に近づくように運転します。頻繁に電源のオンオフを繰り返すと無駄に電気を使うことになるので、短時間部屋を離れるだけであれば付けたままにする方が良いでしょう

エアコンの電気代節約については、こちらの「エアコンの電気代を節約するには?5つの方法をご紹介」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

テレビ

テレビを消すときは、リモコンで画面をオフにするだけでなく、主電源を消しましょう。画面オフよりも電力を節約することが可能です。

注意点として、機種によっては主電源を切るといくつかの機能が使えなくなる場合があります。予約録画やソフトウェア更新などを行っている場合は、画面オフに留めておきましょう。

画面や電源を消したつもりになって、付けっぱなしにしないことが大切です。

部屋の明るさや操作しない時間などを自動で判断して電源オフになる「省エネ機能」が付いているテレビもあります。付けっぱなしの心配がなくなるので、もしこの機能があれば積極的に活用しましょう。

テレビの電気代節約については、こちらの「テレビの電気代は高い?サイズ・画質別の電気代や節約ポイントをご紹介」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

冷蔵庫

冷蔵庫の消費電力を節約するときのポイントは、冷気を保ち効率よく稼働させることです。

食材を冷蔵庫いっぱいに詰めたり、温かいものをそのまま入れたりすると、冷やすためにより多くの電力を消費します。

食材を詰めすぎない、冷ましてから入れる、といったことを意識するだけでも節約につながるでしょう。

また、冷蔵庫の開け閉めを極力減らすことも大切です。冷気を逃がさないように、必要なものを一度に取ったり、保冷容器を使ったりするといった工夫をしましょう

冷蔵庫の電気代節約については、こちらの「冷蔵庫の電気代は1ヶ月で数百円?節約する方法もご紹介」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

洗濯機

洗濯機の電気代の節約には、できるだけ洗濯回数を減らすことが効果的です。同じ色の衣類をまとめたり、一度に洗濯できるときはまとめるようにして、洗濯回数を抑えましょう。

ただし、詰め込みすぎはNGです。衣類が多すぎると洗濯機が回転するためにより多くの電力を使います。最大でも洗濯機の80%ほどの衣類を入れつつ、できるだけまとめ洗いするのがおすすめです

洗濯機の電気代節約については、こちらの「洗濯機の電気代はどのくらい?種類別の相場・節約のコツをご紹介」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

照明

部屋の照明は、こまめに消すことを意識すると節約につながります。

使わない部屋の電気を付けっぱなしにしない、短時間離れるときも電気を消すなど、必要ないときはしっかりと消しましょう。

また、照明に使う蛍光灯や電球をLED照明に交換するのもおすすめです。

LED照明は蛍光灯や電球に比べて寿命が長いので、長期的に見て交換のコストや手間を抑えられます。消費電力の少ないものに交換すれば、電気代の節約も可能です。

その他の家電の節約方法もチェック

主な家電についての節約方法を解説しましたが、他にも多くの家電があります。

その他の家電の節約方法についても下に簡単にまとめたので、チェックしてみてください

・炊飯器:長時間の保温を避けレンジで温める
・電子レンジ:冷凍した食べ物はできるだけ自然解凍する
・電気ポット:長時間の保温をせず再沸騰させて使用する
・トイレ:季節に合わせてウォシュレットや便座の温度を調節する
・パソコン:90分以内にもう一度使用するなら、シャットダウンせずにスリープ状態にする

新しい家電や省エネ家電に買い替えるのも効果的

古い家電を使っている場合は、新しい家電や省エネ家電に買い替えるのも効果的です。

使っている家電のW数が最新のものよりも大きければ、それだけ無駄に電力を消費していることになります。

W数の低い省エネ家電に買い替えることによって、より少ない電力で同じ種類の家電を使うことが可能です。

買い替えにかかる費用は必要ですが、長期的なコストを考えると出費を抑えられるでしょう

日々の生活や家電の使い方を見直すことと合わせて、電力会社の切り替えも検討してみましょう。

電力会社を見直して電気代そのものが安くなれば、家庭の電気代を簡単に節約できます。

切り替え先として、さまざまな電力会社がありますが、そのなかでもおすすめしたいのが『エバーグリーン』です。

東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員である『エバーグリーン』は、電力事業で20年以上の実績があります。

『エバーグリーン』では、ユニークな電力プランを提供しています。

電気料金に応じてTポイントやdポイントがたまる「プレミアムポイントプラン」、歩数が増えるほど電気代が安くなる「あるく・おトク・でんき」、保険が付帯する「保険でんき」などがあり、ライフスタイルに合わせてプランを選べるのが魅力です。

プラン料金がお得なことはもちろん、初期費用や契約手数料など諸費用がかからないのも嬉しいポイントとなっています。(※あるく・おトク・でんきを除く。)

エバーグリーンのホームページはこちら >>

電気代が高くなる原因として、ライフスタイルや家電の使い方などが考えられます。原因は人それぞれなので、まずはなぜ電気代が高くなっているのかを明らかにしましょう。その上で、日々の電気の使い方や電力会社の見直しなどをすると、電気代を節約することもできるかもしれません。

一度にすべて実践することは難しいですが、まずはできることから取り組んで電気代を節約しましょう。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:環境省|業務部門の対策メニュー詳細(空調設定温度・湿度の適正化))

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