SDGsの目標13をわかりやすく解説!目標の中身を知ろう

ライフスタイル
2021年6月30日

SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」について解説します。SDGs目標13のターゲットの内容、目標13を達成するために私たち個人ができる取り組みまでご紹介しています。

目次

ここ最近、SDGsという言葉を耳にする機会が多くなりました。

SDGsとは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標のことであり、2015年9月の国連サミットにて採択されました。

17の大きな目標と169のターゲットから構成され、先進国や途上国を問わず、参加するすべての国の人を対象としています。

SDGsの目標は、各国政府による取り組みだけでは達成できません。

企業や地方自治体、さらには個人一人ひとりが行動を求められています。

2030年までの達成に向けて、SDGsの目標を理解し、私たちにできることを積極的に行いましょう。

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SDGsの17の目標の中でも、私たちにとって身近な問題となっているのが、目標13「気候変動に具体的な対策を」です。

SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」は、気候変動とその影響に立ち向かうための目標であり、以下のターゲットが設定されています。

【SDGs 目標13のターゲット】

13-1 気候に関する災害や自然災害が起きたときに、対応したり立ち直ったりできるような力を、すべての国でそなえる。
13-2 気候変動への対応を、それぞれの国が、国の政策や、戦略、計画に入れる。
13-3 気候変動が起きるスピードをゆるめたり、気候変動の影響に備えたり、影響を減らしたり、早くから警戒するための、教育や啓発をより良いものにし、人や組織の能力を高める。
13-a 開発途上国が、だれにでも分かるような形で、気候変動のスピードをゆるめるための行動をとれるように、UNFCCCで先進国が約束したとおり、2020年までに、協力してあらゆるところから年間1,000億ドルを集めて使えるようにする。また、できるだけ早く「緑の気候基金」を本格的に立ち上げる。
13-b もっとも開発が遅れている国や小さな島国で、女性や若者、地方、社会から取り残されているコミュニティに重点をおきながら、気候変動に関する効果的な計画を立てたり管理したりする能力を向上させる仕組みづくりをすすめる。

気候変動の大きな原因は地球温暖化にあると言われています。

地球温暖化が進むと異常気象などを引き起こし、私たちの生活にも被害がおよぶかもしれません。

SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」は、私たちが積極的に取り組まなければいけない目標のひとつです。

気候変動問題に対して意識を持ち、できることから始めましょう。

SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」は、日本においても大きな課題となっています。

2018年において、日本の二酸化炭素排出量は世界で5番目に多く、全体の3.2%を占めています。

一人当たりの排出量(年間)は、アメリカが約15.1トンと最も多く、日本は約8.5トンです。

二酸化炭素は地球温暖化を進める温室効果ガスの一つであり、近年、大気中の二酸化炭素濃度が急激に増加しています。

世界で5番目に多く二酸化炭素を排出している日本が、気候変動を引き起こす地球温暖化に与えている影響は無視できるとは言えません。

菅総理は2020年10月に行った所信表明演説で、脱炭素社会を目指すことを宣言しました。

脱炭素社会とは、温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにすることを意味しています。

地球の将来を守るためにも、私たちは脱炭素社会の実現に真剣に取り組む必要があるでしょう。

脱炭素化については、こちらの「脱炭素化とは?実現への目標や取り組みまでわかりやすく解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

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気候変動の問題は、私たちにとっても身近な問題です。

「気候変動」と聞くと大きな話のように思えますが、大雨や洪水が増えるなど日々の暮らしに直結しています。

国の取り組みだけでなく、私たち一人ひとりの行動が気候変動問題の大きな鍵を握っています。

ここでは私たち個人ができることについて考えてみましょう。

無駄なゴミを出さない

まずはゴミを減らすことを意識しましょう。

ゴミを燃やしたときに発生する二酸化炭素は地球温暖化の原因になっています。

つまりゴミを減らすことで二酸化炭素の排出量が減り、SDGsの目標13達成に貢献できるのです。

買い物をするときに、毎回レジ袋を買っていませんか?

レジ袋は当然ながら作るときにエネルギーが使われており、またゴミとして燃やすときにも二酸化炭素が発生します。

そのためレジ袋をマイバックに置き換えるだけで、二酸化炭素の排出を抑えることができるでしょう。

割り箸など使い捨ての食器を使わないことも、無駄なゴミを出さないことにつながります。

お弁当や外での食事のために、「マイ箸」を持って行くのも良い方法です。

【関連記事】3Rとは?言葉の意味や私たちにできる取り組みを簡単に解説

公共交通機関の利用やアイドリングストップ

自動車から排出される排気ガスには、二酸化炭素が含まれています。

そのため自動車をできるだけ使わないようにしたり、使用するときにはできるだけ排気ガスを抑えるよう努力することが重要です。

どこかへ移動するとき、まずは自家用車ではなく公共交通機関を使えないか検討しましょう。

バスや電車などの公共交通機関は、自家用車よりも一人当たりの二酸化炭素排出量が小さく、地球温暖化防止につながります。

どうしても自家用車を使わざるを得ない場合は、アイドリングストップを意識しましょう。

アイドリングストップとは、信号待ちをしているときなどにエンジンを停める行動のことです。

アイドリングストップでエンジンを停めると、排気ガスの量を減らすことに加えて、ガソリンの節約にもつながります。

【関連記事】エコドライブとは?効果や具体的な運転方法を解説

地球に優しいエネルギーを使う

地球温暖化を防ぐために、二酸化炭素排出量の少ないエネルギー資源への転換をはかることも大事です。

そこで注目されているのが、再生可能エネルギーです。

再生可能エネルギーは太陽光や風力、バイオマスといった、資源が枯渇しないとされているエネルギーを指します。

また、発電時に温室効果ガスを排出しない(または増加させない)のも、再生可能エネルギーの大きな特徴です。

最近では、再生可能エネルギーによる電力供給を行っている電力会社が増えています。

そのような電力会社の電気プランを選ぶことも、SDGsの目標13の達成に貢献できるひとつの方法です。

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SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献したいと考えている方には、新電力『エバーグリーン』をおすすめします。

エバーグリーンは、国内トップクラスのバイオマス発電事業者である「イーレックスグループ」の一員です。

電力事業20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を超えました。

エバーグリーンでは、実質再エネ100%の「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています。

エバーグリーンの電気を使うことで、ご家庭の電力使用によるCO₂排出量がゼロになります。

エバーグリーンへの切り替えによって削減できる年間CO₂排出量は、一般的な家庭で1,562kg-CO₂です。これは杉の木約112本が1年間に吸収する量に相当します。

※ 300kWh/月×12か月×0.434kg-CO₂/kWh(令和3年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

SDGsの目標達成に少しでも貢献したいという方は、ぜひ『エバーグリーン』をチェックしてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」は、私たちにとっても身近な課題となっています。

気候変動の原因となっている地球温暖化を防ぐために、まずは無駄なゴミを出さないなど、できることから少しずつ行いましょう。

また、二酸化炭素の排出量を大幅に減らす方法として、『エバーグリーン』の電気もおすすめです。

興味のある方は、ぜひ一度エバーグリーンのホームページをご覧ください。

電気会社の切り替えも検討して、SDGsの目標達成に貢献しましょう。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

エバーグリーンは
環境に配慮した電気を
供給することで
皆さまの暮らしを支えます

  • Point
    1

    CO₂排出量が実質ゼロの電気

    実は、家庭から排出されるCO₂の約半数は電気の使用によるもの。エバーグリーンの電気をご利用いただくと、これを実質ゼロに抑えることができます!

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    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

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    電気のトラブル時に迅速に駆け付ける「でんきレスキュー」 サービスなど、万が一の際もご安心いただけるサポート体制を整えています。

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